タミヤ、ミニ四駆「エアロ サンダーショット」を11月23日に発売
“エアロダイナミクス”を追求した「REVシリーズ」の第2弾
タミヤは、ミニ四駆「エアロ サンダーショット」を11月23日に発売する。価格は945円。サイズは1/32となり、全長15.5cm、全幅9.7cmとなる。
「エアロ サンダーショット」は実車のレーシングカー理論を取り入れて、ボディからシャーシまで“エアロダイナミクス”を徹底的に追求し、パーツ取り付けポイントを豊富に用意するなど拡張性も重視した実戦向きのミニ四駆シリーズ「REVシリーズ」の第2弾となる。
「サンダーショット」はミニ四駆の定番シリーズのひとつで、これまでにも「サンダーショットJr.」や、「サンダーショットMk.II」など、サンダーショットの名を冠したミニ四駆はいくつか発売されており、大型のキャノピーとリヤウイング翼端板がボディと一体化したコンパクトで空気抵抗の少ないボディが、共通の特徴となっている。
「エアロ サンダーショット」の大型のキャノピーは未来的なデザインで、リヤウイングは空気抵抗を考えた3段タイプ。また、路面との接地面積が狭い「たる形」の大径のバレルタイヤを装備しており、伸びのあるトップスピードを実現。ロングストレートのある高速サーキットで威力を発揮する。
「エアロ サンダーショット」は空力に加え、車体各部の冷却効果まで考えたデザインとなっている。ミニ四駆は様々なデザインのボディと、モーターや電池シャフトなど駆動部分を一体化した枠組みであるシャーシに分かれる。空力の追求はもちろん、整備性や剛性、拡張性なども追求している。そしてボディのエアインテークとのリンクにより、走行中の空気をスムーズに流し、シャーシ内部の電池やモーターに上手く流してメカニズムを冷やし、熱によるパワーダウンを抑えているという。
ミニ四駆は、ゲームとも親和性の高いプロダクトだが、ミニ四駆を得意としていたケイブが、2作品とポータルサービス(Windows用オンラインレースゲーム「ワクワク無限大∞ミニ四駆ワールド」や、GREE用ソーシャルゲーム「ミニ四駆ビクトリーロード」)のすべてのサービスを終了したため、現在はこれといったタイトルがない状態になっている。
ただ、ミニ四駆は近年再び盛り上がりを見せており、ゲーム方面での“復活”も期待したい。タミヤではタミヤ公式Twitterアカウント「タミヤ [@tamiyainc]」や、タミヤ公式Facebookページ等で今後もネットを通じても最新情報を発信していくという。
【エアロ サンダーショット】 | |
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未来的なデザインのボディ。前後に合計6個装備したローラーは13mmの低摩擦タイプで、リヤはダブルローラーとなっている | |
シャーシはメンテナンス性も考えられている。ボディによる冷却効果にも注目したい |
(2012年 11月 19日)