崑崙日本、学園ファンタジーMMO「魔導学院エスペランサ」CBTの募集を開始
ジャージや制服で学園ライフを満喫! 究極奥義を使いこなせ!!
崑崙日本株式会社は、Windows用MMORPG「魔導学院エスペランサ」のクローズドβテスターを、3月14日から21日まで募集する。募集人数は5,000名で、その募集人数の内2,000名をGAME Watch専用枠としていただいた。下記リンクからご応募いただきたい。
なお、ゲームテストプレイには崑崙日本のオンラインコンテンツ総合サイトである「コラムゲーム」の会員登録が必要となる。クローズドβテストの実施期間は、3月22日15時から29日11時まで。キャラクターデータなどはテスト終了後に削除される。
「魔導学院エスペランサ」は台湾Lager Network Technologiesが開発するMMORPG。本稿では、クローズドβテストに先行して行なわれた体験会で本作の基本要素を見ることができたので、紹介していきたい。かわいらしいキャラクターと、落ち着いた雰囲気のフィールド、魔法の要素に、“自動化”による快適さと魅力の多い作品である。
クローズドβテスターに応募する
※テスターへの応募データおよび抽選結果は、すべて崑崙日本で管理されます。弊社では応募内容や当選確認についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
■ 魔法とSF要素が混じり合ったユニークな学院を舞台に、始まる冒険!
西洋風の大きな建物の“学院”。冒険の拠点となる |
学院のマップ。様々な施設がある |
キャラクター、モンスター共にかわいらしいデザインだ |
「魔導学院エスペランサ」では、プレーヤーは「魔導学院」の生徒となり、世界を救うためモンスター討伐のための方法を学び、そして広大な世界へ旅立っていくことになる。この世界には「ルブルム学院」、「アスール学院」、「ベルデア学院」という3つの学院が存在する。
各学院は、基本的にはスタート地点が異なるというだけで、学院の構造や、進行するストーリーは変わらない。ただし、学院のメインクエストでもらえる制服の色が異なるので、こだわるプレーヤーはチェックしておきたいところだ。また学院の要素は今後、学院同士の対抗戦などで意味を持ってくるという。
プレーヤーキャラクターの職業は6種類。巨大な剣を振るう「ソルジャー」、盾による防御を得意とする「ガード」、巨大なハンマーと召喚する“メカ”で敵を倒す「バトラー」、強力な魔術や妖術を使う「マジシャン」、回復魔法や植物を操る「ナチュール」、そしてライフルで敵を撃つ「ガンナー」だ。
“魔導学院”でありながら、魔法だけでなくメカなどのSF要素もふんだんにあり、ガンナーの使う銃はごつくて近未来的な雰囲気もある。またバトラーは巨大なハンマーで戦うのだが実は“魔法職”で、スキルによる威力を上げていくタイプのようだ。中盤からはメカを召喚するというのも面白そうだ。職業構成としてはアタッカーが多く、パーティプレイでは、ガードやナチュールが人気職となりそうである。パーティは最大5人までだ。
今回は、キャラクター作成から序盤をプレイしてみたが、印象に残ったのはグラフィックスである。特に遠景の描写が美しく、遠くの山々や、建物などが異国の雰囲気を出している。どこか落ち着いた雰囲気がある。チュートリアルを終えると学院の敷地内にテレポートし、ここが冒険の拠点となる。学院の敷地は広大で、建物は装飾などが凝っていて歴史の重みを感じさせる。
学院は“街”として冒険者の拠点となる。巨大な舞台もあり、ゲームのイベントや、プレーヤーイベントで活用されそうである。図書館は初~中級者向けのダンジョンで、舞台はインスタンスダンジョンの入口になっていたりと、学院の敷地内も冒険のフィールドとなっており、“探険”も楽しそうである。全体的に落ち着いた中世ファンタジーぽい雰囲気なのに、NPCがロボットだったり、独特のセンスも面白い。
序盤のモンスターは愛嬌がある感じでかわいらしいデザインのものが多い。初期のクエストをクリアしていくとレンタルで乗り物も得られる。ゲームのデザインそのものはオーソドックスで、MMORPGプレーヤーならばすぐ基本操作を覚えられるだろう。キャラクターはかわいらしく、スキルは派手で、戦闘もテンポ良く進められる。そしてやりこんでいくと、本作ならではの要素も楽しめるようになるのだ。
■ 星座のカードに、インスタンスダンジョン、さらには充実の自動機能
12星座をモチーフとしたカード。今後さらに増えていくという |
アドバンスマップは最大5人のパーティで挑戦できるインスタンスダンジョン |
自動戦闘は「補習」として、ジャージ姿に |
本作ならではの要素として「カルマカード」がある。クエストを通じて得られる12種類のカードで、12星座をモチーフにしている。メインクエストを進めていくとレベル15程度で使用可能となり、敵を倒すと得られる「エレメンタルパワー」を消費することで、各カードに設定されている「究極奥義」を使用できる。
カードの究極奥義は攻撃用、支援用、回復用など様々で、単体から複数まで効果範囲も色々だ。カードは5枚が常に場に出ており、状況に合わせて使用することで、効率的に戦える。カード使用時には星座のシルエットが出てくる。奥義の効果も派手で、カルマカードが使えるようになれば、戦闘はより楽しくなるだろう。
また、「アドバンスマップ」というインスタンスダンジョンがある。複数用意されているが、今回見ることができたのは「舞台裏の秘密」というダンジョンで、学院内の舞台から入ることができる「悪党チンピール」というサル型モンスターを追っていくダンジョンだ。
「魔導学院エスペランサ」ではフィールドのモンスターは自分から攻撃してこないノンアクティブだが、このアドバンスマップのモンスターは違う。適性レベルの場合はパーティプレイが望ましい。1度クリアしても難易度を変えての挑戦も可能で、高難易度で得られる報酬や経験値を求めて何度も挑むことになりそうだ。
この他の大きな特徴として「自動化」がある。台湾や中国系のMMORPGに顕著な便利機能として、様々な機能の自動化がある。クエストトラッカーの項目をクリックするだけで目的の場所や、NPCに連れて行ってくれる。マップをクリックするだけで移動できるといった機能以外にも、「数十秒ごとに強化系スキルを使う」、「HPが何%以下でアイテムを使う」といった感じで、細かく設定ができる。
その自動化の究極とも言えるのが「補習訓練システム」。このシステムを使うと、周囲のモンスターを自動的に狩りまくるのだ。レベル上げが面倒だと感じたら、このシステムを使ってPCの前から離れていても経験値が稼げる。設定しておけば回復も、ドロップアイテム収集もオッケーだ。こういった機能は課金アイテムのことも多いが、本作ではデフォルトの機能となっている。この自動戦闘中はキャラクターが「ジャージ姿」になっているため、他のプレーヤーからもその状態が確認できる。
「魔導学院エスペランサ」はオーソドックスでありながら、独特の世界観と、システム、そして思い切った自動化システムを導入したMMORPGである。日本サービスならではの要素も今後考えていくと言うことで、注目して欲しい。クローズドβテストの申し込みは、上のリンクから行なって欲しい。
クエストで与えられるカード。敵を攻撃してエレメンタルパワーを溜め、カードをクリックして究極奥義発動 | ||
アドバンスマップ「舞台裏の秘密」。複数のモンスターに襲われないように注意が必要だ | ||
自動メニューは細かく設定できる。自動戦闘時は、回復アイテムを大量に持っていたい |
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(2012年 3月 14日)