スクエニ、3DS「THEATRHYTHM FINAL FANTASY」
「サポートキャラクター」などゲームシステムの詳細を公開


今冬 発売予定

価格:未定


 株式会社スクウェア・エニックスは、今冬に発売を予定しているニンテンドー3DSシアターリズムアクション「THEATRHYTHM FINAL FANTASY(シアトリズム ファイナルファンタジー)」の新情報を公開した。価格は未定。

 今回は、「シリーズ」や「チャレンジ」の2種類のゲームモードをはじめ、「パーティ編成」や「レベルアップ」、「アビリティの効果」、「アイテム装備による強化」および、「サポートキャラクター」の情報を公開。また、「メインキャラクター」や「エネミーキャラクター」の情報を紹介していく。

■ ゲームシステム ■

● 「FF」シリーズの曲をプレイできる「シリーズ」モード

 「FF」シリーズ(「I」~「XIII」)の曲を、シリーズ単位でプレイできる。1タイトルにつき、「イベントミュージックステージ」(EMS)、「フィールドミュージックステージ」(FMS)、「バトルミュージックステージ」(BMS)の3種類のミュージックステージを1コースとし連続してプレイしていく。

 各ステージの難易度のイメージは、EMS→FMS→BMSの順に上がるが、各ミュージックステージでも譜面の難易度は簡単なものから難しいものまで3種類存在している。なお最初に遊ぶコースの譜面は、音楽ゲームに慣れていない人でも遊びやすい内容となっている。

「I」から「XIII」までの曲を、シリーズ単位で楽しめる
【EMS】【FMS】【BMS】
ムービーシーンを背景に、曲調に合わせて描かれるトリガーの動きに合わせてプレイしていくテンポの遅めな曲に合わせ、タッチペンを上下にスライドさせながらプレイするアップテンポな曲に合わせ、各キャラクターに向かって流れてくるトリガー通りにタッチペンを素早く動かす

● 好きな曲を選んで遊べる「チャレンジ」モード

 「シリーズ」モードでクリアしたシリーズタイトルの中から好きな曲を選択して遊ぶことができる。また、チャレンジモードでプレイする難しい譜面をクリアすると、より難易度の高い譜面の曲がプレイできるようになる。

同じ曲の同じ所でも、難易度が高くなると流れるトリガーの間隔が狭くなる上に、色々なトリガーが流れてくる複雑な譜面になる。難易度が高くなるほど、流れてくるトリガー通りに正確にプレイすることが求められる

【リズポとは?】

 ゲームをプレイしていくことで獲得できる。リズポが貯まると、右の画面写真のように「チャレンジ」モードなど様々な要素が開放されていく。詳細については今後改めて公開される。

● 全13キャラの中から4キャラを選ぶ「パーティー編成」

 「I」~「XIII」に登場した主人公クラスの全13キャラのうち、ゲームに挑む4キャラを選択し自由にパーティーを編成する。また、キャラクターのステータス確認やアビリティの変更などもできる。

パラメーター重視や思い出重視など、どんなパーティーを組むかはプレーヤーが自由に決められる
パーティーのメンバーを変更すると、新たに加わったキャラクターが意気込みを言うキャラクターのパラメーターなどの情報を比較しながら、パーティーの編成を変更できる

【メインキャラクター】
ウォーリア オブ ライト
(WARRIOR OF LIGHT)
「I」に登場。過去の記憶を持たず本来の名前も不明だが、暗黒に包まれた世界にクリスタルを持って現われる光の加護を受けた青年
フリオニール
(FRIONIEL)
「II」に登場。フィン王国出身。パラメキア帝国の襲撃で義父母と帰る場所を失い、打倒パラメキア帝国を目指す反乱軍に入る
オニオンナイト
(ONION KNIGHT)
「III」に登場。自身の名は明かさない。子供らしからぬ才知を持つ騎士の少年で、頭脳明晰な反面、理屈が先に立ちすぎて柔軟な考えができないという一面も
セシル
(CECIL)
「IV」に登場。己と真摯に向き合い、試練の山で聖騎士パラディンの称号を授かった。絆を尊ぶ真面目で心優しい騎士
バッツ
(BUTZ)
「V」に登場。正義感が強く、好奇心旺盛な冒険家の青年。偶然見つけた隕石の落下現場で王女レナと老人ガラフに出会い、クリスタルを巡る冒険に出る
ティナ
(TINA)
「VI」に登場。幻獣の力を宿し強大な力を持て余す魔導戦士の少女。ガストラ帝国に利用されていたが、ロックたちと出会い世界の存亡をかけてともに戦う
クラウド
(CLOUD)
「VII」に登場。身の丈ほどもある巨大な剣を軽々と扱う、無口でクールな剣士。反神羅組織「アバランチ」に協力し、星を守るための旅に出る
スコール
(SQUALL)
「VIII」に登場。ガンブレードという特殊な武器を使いこなす。兵士養成学校「バラムガーデン」の精鋭部隊の一員。無愛想で無口な青年
ジタン
(ZIDANE)
「IX」に登場。長い尻尾が特徴。舞台役者の顔も持つ義賊の少年。誰かのためなら理屈抜きで行動する正義感の強さを持つが女の子には弱い
ティーダ
(TIDUS)
「X」に登場。ザナルカンド出身。快活で明るい性格の青年で、水中球技「ブリッツボール」の若きエース。魔物「シン」の襲撃をきっかけに召喚士ユウナと共に旅に出る
シャントット
(SHANTOTTO)
「XI」に登場。ウィンダス連邦政府「元老院」の主席。魔法の民タルタル族の中でも圧倒的な魔力を誇る。“三博士”の貴婦人。年齢不詳で気性は極めて好戦的
ヴァン
(VAAN)
「XII」に登場。飛空艇を駆る自由人「空賊」にあこがれを抱く明るく活発な孤児の少年。王都「ラバナスタ」で暮らしており、王宮で盗みを働いた際に王女アーシェと出会い、祖国解放の旅に同行する
ライトニング
(LIGHTNING)
「XIII」に登場。言動がキツく近づきがたい雰囲気を醸し出しているが根は優しい。臨海都市ボーダムで聖府警備軍の元軍曹。下界のルシになった妹のセラを救うため、コクーンを守る運命に立ち向かっていく

● 経験値を稼いでキャラクターをレベルアップ

 経験値は、ミュージックゲーム(シリーズモード、チャレンジモード)をプレイすることで獲得できる。経験値が一定値を超えるとレベルが上がり、キャラクターの「ちから」、「まりょく」、「すばやさ」、「うん」の5種類のパラメーターも上昇する。

 さらに、各キャラクターはアビリティを装備できる。アビリティには、「回復系」、「攻撃系」、「報酬獲得率アップ系」などのほか、特定のキャラクター専用のものも用意されている。パーティーを編成するときには、それぞれのキャラクターにどのアビリティを装備させるかも、難易度の高い曲をクリアするための重要なポイントとなる。また、装備アビリティの組み合わせによって、同時に発動するものや重ねて発動できるアビリティなどがあるという。

各種パラメーターはそれぞれ、「HP」がダメージの受けにくさに影響、「ちから」がBMSでモンスターに与えるダメージに影響、「まりょく」が一部アビリティに影響、「すばやさ」がFMSでの移動距離に影響、「うん」がアイテムのドロップ率に影響する

 アイテムは、シリーズモードやチャレンジモードをプレイし、各ステージをクリアすると入手できる。入手したアイテムは、装備変更画面にてパーティー共用のアイテムとして1つだけセットすることができる。

 セット可能なアイテムには、HP回復やパラメーターUPに加え、ダメージが大幅にUPするものなど様々な種類がある。中には、特殊なアイテムも存在するようだが……。

● FMSの途中に登場する「サポートキャラクター」

トリガーの入力に失敗するとキャラクターが転んでしまう

 「FF」ファンにはおなじみのマスコットキャラクターであるモーグリとチョコボ。モーグリは、FMS中に出現し宝箱をプレゼントしてくれることがある。宝箱がもらえる確率は、できる限りミスしないようにプレイしていると高くなる。

 チョコボは、特別なトリガーが出現した際に失敗せずにプレイしているとFMSの途中に出現し、一定の距離を高速で移動できるようになる。

FMSの途中に現われて、宝箱をプレゼントしてくれることがある
特別なトリガーの入力を失敗せずにプレイしているとチョコボに会える

【サポートキャラクター】
モーグリ
(MOOGLE)
真っ白な体に、コウモリのような小さい羽根と赤いポンポンのようなものが付いているのが特徴
チョコボ
(CHOCOBO)
大きなクチバシが魅力的な黄色い鳥。背中に人を乗せて高速で走ることができる



【エネミーキャラクター】
ゴブリン
(GOBLIN)
「I」~「VII」、「IX」、「XI」ほか
グリーンドラゴン
(GREEN DRAGON)
「I」~「IV」、「XII」
ベヒーモス
(BEHEMOTH)
「I」~「XIII」ほか
ボム
(BOMB)
「II」~「XIII」ほか
鉄巨人
(IRON GIANT)
「II」、「III」(DS)、「IV」、「V」、「VII」ほか
アーリマン
(AHRIMAN)
「I」(GBA)、「III」、「IV」、「VI」、「VII」ほか
魔導士ハイン
(HEIN)
「III」
エンキドウ
(ENKIDU)
「V」、「VI」(GBA)ほか
マジックポット
(MAGIC POT)
「V」~「VII」、「X」~「XII」ほか
トンベリ
(TONBERRY)
「V」~「VIII」ほか
サボテンダー
(SABOTENDER)
「VI」~「XI」、「XIII」ほか
プリン
(PUDDING)
「VI」、「IX」、「XII」、「XIV」ほか
オルトロス
(ULTROS)
「I」(GBA)、「IV THE AFTER」、「VI」ほか
盗賊バンガ
(BANGAA THIEF)
「XII」

(C) SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. Developed by indieszero Co.,Ltd.

(2011年9月22日)

[Reported by 中野信二 ]