5pb.、Xbox 360「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」発売記念イベント開催
シナリオライター林直孝氏が語る開発秘話
「ロボティクス・ノーツ」の情報も!


6月4日 開催

会場:GAMESマーヤ(東京都江戸川区)


 5pb.Games(株式会社MEGES.)は、6月4日17時からXbox 360「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」トークショーを東京都江戸川区にあるGAMESマーヤにて開催。

 出演者は、シナリオライター林直孝氏、OPテーマを歌う「アフィリア・サーガ」のロゼさんとコヒメさん。ロゼさんは牧瀬紅莉栖、コヒメさんはまゆしぃこと椎名まゆりのコスプレで登場。6月16日の発売に先駆けて、本作の魅力や開発秘話について1時間たっぷりと語ってくれた。

 イベントレポートの前に、想定厨×2アドベンチャー「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」(通常版6,240円/限定版9,240円)について簡単に紹介しておきたい。本作は2009年に発売された想定科学アドベンチャー「STEINS;GATE」のスピンオフタイトル。「STEINS;GATE」のシリアス路線とは異なり、日常ラブコメディをコンセプトに開発されている。さらに本作と同時に、2タイトルがセットになった「STEINS;GATE ダブルパック」(9,240円)、DLC実装済みの「STEINS;GATE Platinum collection」(3,990円)が、また6月23日にはPSP「STEINS;GATE」(通常版6,090円/限定版8,190円)も発売される。


来る6月16日、「CHAOS;HEAD」をスタートとする科学アドベンチャーシリーズ第2弾「STEINS;GATE」のスピンオフタイトル「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」が発売!「STEINS;GATE」のような形でのシリアス展開はなく、ラボメンたちとの日常ラブコメディをコンセプトに制作されている




■ 「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」だけでなく、「ロボティクス・ノーツ」の情報も!

左から、コヒメさん、シナリオライター林氏、ロゼさん

 最初の話題は、本作のタイトルについて。「比翼恋理のだーりん」(仲が良い事を意味する比翼連理をもじって比翼恋理としている)と命名したのはプロデューサーの松原氏で、「CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!」と同様に「STEINS;GATE らぶChu☆Chu!」でほぼ決まっていたが、ポスター作成の当日ギリギリに決定したのだそうだ。スピンオフタイトルである本作は「STEINS;GATE」のようなシリアス路線ではなく、日常ラブコメディをコンセプトにしていることから、このように名づけたとのこと。

 シナリオについて、「『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』と同様に本編とは毛色が異なるため、受け入れてもらえるのかドキドキしながら作った。きっと本編をプレイしているユーザーの方は戸惑うでしょう」と林氏は語った。

 OPテーマ「La*La*Laラボリューション」については、“ダイバージェンス”といったファンならニヤリとする用語が登場し、1度聞いたら忘れられないような曲。「『STEINS;GATE』には魅力的な登場人物が多く出てくるので、「アフィリア・サーガ」の12人という人数を活かして歌いました」と、ロゼさんとコヒメさんがコメント。

 この「La*La*Laラボリューション」はCD発売が決定しており、7月27日に1,680円で発売される。一足早くゲーム内で聴くことはできるが、ファンなら押さえておきたい1枚だ。

 来場者からの質問コーナーでは、本作ではダルとメールができる、ダルエンドは存在しない、DLCの予定はないが要望によっては検討する、といったことが判明した。

 最後には科学アドベンチャーシリーズ第3弾「ロボティクス・ノーツ」についての情報も。種子島を舞台にしている理由はJAXAの宇宙センターがあるからで、実際にJAXAから一部協力を得ているとのこと。また、キャラクターは3Dになるという。


(C)2011 5pb. Inc./Nitroplus

(2011年 6月 6日)

[Reported by 木原卓]