レベルファイブ、3DS「レイトン教授と奇跡の仮面」

「完成記念WEB特番 ~奇跡の部屋~」をUSTREAMで配信


2月26日 発売予定

価格:5,980円

CEROレーティング:A(全年齢対象)



「奇跡の部屋」ということで、日野氏が出演陣を招き入れ、某テレビ番組を参考にトーク番組風に仕立て上げた

 株式会社レベルファイブは、2月26日に発売されるニンテンドー3DS「レイトン教授と奇跡の仮面」の発売を記念し、特別番組「完成記念WEB特番 ~奇跡の部屋~」の配信をUSTREAMで行なった。番組は生放送でライブ配信されたが、現在もUSTREAMで配信されており、見ることができる。

 「レイトン教授」シリーズはこれまでも完成するとユーザーを招いての披露会を行なってきた。今回、披露会ではなくUSTREAMで特別番組の配信を行なった理由についてレベルファイブの日野晃博社長は「(完成披露会を行なっても)テレビなどで放送される時間はわずか。そうであれば、インターネットで余すことなく伝えたい」と考え、USTREAMで配信することにチャレンジしたという。

 確かに、完成披露会ではどうしても時間の設定などもあり、出演者の方にプレイしてもらい素のリアクションを引き出そうとしても、なかなか設定された時間内では厳しいことも多い。今回の「完成記念WEB特番 ~奇跡の部屋~」は、テレビ番組風に構成されており、出演者に実際にナゾを出してその場で答えてもらったり、ゲームのモードをプレイしてもらいその感想を答えてもらったり、ゲームの映像も合わせて楽しめるよう工夫されていた。

 例えば、レイトン役の大泉洋さんはいつも発表会の度に「ナゾがいらない」と言い話題となっているが、今回はそのナゾトキに挑戦。時間はかかったが、キチンと解いて見せた。しかし、そのナゾを解く中で「これ、ナゾの中も立体なんですね。この人すごく奥にいるよ……見づらいな……3D(立体視)いらなくないですか?」とまたもや問題発言を残し、そのまま生放送で配信されたり、笑いの絶えない放送だった。

 また、レミ役の相武さんは3DSを手渡された瞬間に「すごい」を連発。画面の前に手を持っていって触ろうとしたところを日野さんに「触れませんよ」とつっこまれるなど、素直な反応で楽しめた。

 ゲームの声を担当した俳優陣だけでなく、主題歌を手がけた松任谷由実さんも急遽出演。豪華な出演陣の生トークは多くの視聴者を引きつけたことだろう。現在も番組は配信されているので、細かいコメントなどをここでお伝えしない。約1時間45分と番組自体は少々長いが、楽しめる内容なので、ぜひともチェックいただきたい。


レイトン役の大泉洋さん。相変わらずの暴走トークでスタジオは笑いであふれたレイトン教授若い頃のレイトン。天然パーマで大泉さんの若い頃に似ている言う話も……


ルークデスコールレミシャロア
ルーク役の堀北真希さんデスコール役の渡部篤郎さんレミ役の相武紗季さんシャロア役の吉瀬美智子さん


ブロネフユーミンランド
ブロネフ役の市村正親さんテーマ曲を手がけ劇中にも登場した松任谷由実さんも急遽出演したランド役の山本裕典さんはドラマの撮影で残念ながら不参加。ビデオレターでの参加となった


ニンテンドー3DSの画面をのぞき込んだ瞬間、声を上げて驚いて見せた大泉さん。日野氏から「わざとらしく驚かないでください」とつっこまれたナゾを解くのが苦手だと公言してはばからない大泉さんにナゾを出題する日野氏。堀北さんが登場してもあれこれ考えていた大泉さん。なんとか、正解にまで辿り着け手を上げて喜ぶも、微妙な空気感に落胆
大泉さんと堀北さん。今回も音声の収録は別々渋い渡部さんと3DSのグラフィックスに驚く相武さん分厚い台本を読んでも呼んでも出番がないと嘆いた市村さんと、若い頃の声を出すのに苦労したという吉瀬さん
日野氏をはじめとしたスタッフと打ち合わせをし、シナリオを読んだ上で曲作りに挑んだ松任谷由実さん。切ない曲を要求することが多い日野氏だが、今回上がってきた曲はスティールドラムも使われたカリプソをベースとした明るめの曲調となった。さらにアニメ調になった松任谷さん。ニューアルバム「Road Show」のPVにもアニメ調のこのキャラクターが使用されることとなり、今後行なわれる全国ツアーでも上映されるのだとか「レイトン教授」のキャラクターデザインを担当する長野拓造氏は松任谷さんの大学の後輩と言うことで、キャラクター化する時は非常に緊張したのだとか
「きょくげいウサギ」をプレイしてとにかくカワイイと驚きを素の表情で表していた相武さん。1番始めに3DSを見た時は画面の前に手を持って行き日野氏から「さわれませんよ」とつっこまれるほど素のリアクションを展開したテレビ番組を収録するスタジオで大規模に行なわれた「完成記念WEB特番 ~奇跡の部屋~」。報道陣も数多く詰めかけた錚々たる出演陣。日野氏は「発表会をやりテレビさんが来てくれても、放送時間は短い。出あれば余すことなく流したい」ということで、今回はUSTREAMで番組を配信することとなった


ナゾの1つ。様々なナゾが用意されており、色々と気分を変えて楽しめるという
「奇跡の部屋」で相武さんが熱中していた「きょくげいウサギ」1度に3コマしか進めないロボットをゴールに導く「ねじまきロボ」。こういったミニゲームも多数用意されている山本裕典さんがビデオレターでオススメしていた「遺跡モード」。RPG風になっている
こちらもナゾ以外に用意されているモードの1つ「うりきれショップ」乗馬モード


【スクリーンショット】

(C)LEVEL-5 Inc.

(2011年 2月 25日)

[Reported by 船津稔]