NHK「トップランナー」にレベルファイブの日野晃博社長登場。遂に明日放送!

PS3「二ノ国 白き聖灰の女王」から「ゲーム制作への想い」まで語る


1月29日 23時30分 放送開始予定



「トップランナー」出演陣。左から田中麗奈さん、日野晃博氏、箭内道彦氏

 日本放送協会(NHK)の総合テレビにおいて1月29日(土)の23時30分からの放送が予定されているトーク番組「トップランナー」に、株式会社レベルファイブの日野晃博社長が出演する。

 「トップランナー」は、様々な分野でそれぞれ活躍している人を招き、それぞれの想いや仕事への取り組み方などの話題を通じて、人物像に鋭く迫る。MCはクリエイティブディレクターの箭内道彦氏と女優の田中麗奈さん。

 日野氏とのトークは、子供に向けて作りたかったというニンテンドーDS用ソフト「二ノ国 漆黒の魔導士」の制作秘話や、ジブリとの仕事の進め方、そこからゲーム作りのポリシーへと続いた。

 さらに現在開発中のPS3「二ノ国 白き聖灰の女王」の映像や本社内の貴重な映像も公開されている。また、「レイトン教授」をはじめとしたレベルファイブの作品には欠かせない役者となった俳優の大泉洋さんがビデオコメントを寄せている。番組は全体を通じて、クリエイターがどんな考え方でゲームを作り、それを売っているのかについて、1つの答えが見えてくる内容となっている。

 収録を終えた日野氏は「ゲーム制作者として『トップランナー』に出演したのは飯野賢治氏以来と言うことで、業界を代表して話すことができるのは、ゲームの世界を引っ張れるという意味では凄く嬉しかったです」と出演依頼があった時を振り返った。また「出演してみて、話しながら自分のやってきたことを整理できました。ゲーム業界を代表してお話することの意味は大きく感じています。やっぱり、ゲームの世界を映画以上にメジャーな世界にしていきたいですから。(こういった場所で話したり出演することで)多くの人にゲームのことを何となく面白いと思ってもらえたら良いと思います。そういった意味では今回の出演は意義深いと思っています」と、テレビなどに出演することでゲームの魅力が多くの人達に伝わって欲しいとコメント。

 日野氏は「ゲーム業界を代表して話しました!ゲーム業界の方々、そして、ゲームを好きなユーザーの方もぜひ見てください」とアピールして締めくくった。最新の開発映像などなかなか目にすることのできない映像も目を引くが、それだけでなく今のゲーム業界の最前列で活躍している日野氏のゲームに取り組む姿勢は面白いので、ぜひご覧いただきたい。


「トップランナー」収録風景来場者の質問に答えるコーナーで丁寧に答えていく日野氏

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(2011年 1月 28日)

[Reported by 船津稔]