名越総合監督	小森 純さん

　株式会社セガは、2011年3月17日に発売を予定しているプレイステーション 3用アクションアドベンチャー「龍が如く OF THE END」に、小森 純さんを起用したことを発表した。

　小森さんは、神室町にあるマッサージ店「ラブインハート」のセラピスト「ジュン」役として登場する。ゲーム内の「マッサージシーン」では、小森さん得意の“変顔”までも再現されており、そのできばえは必見。今回、3DCGキャラクターとして、セリフも多数収録されている。

　12月28日、東京・お台場のジョイポリスにて発表会が行なわれ、名越稔洋総合監督と小森さんが登壇した。

　小森さんは2010年度の東京ジョイポリスのCMキャラクターとしても起用されており、「セガさんにはお世話になっております、という感じです」と挨拶。「龍が如く OF THE END」の出演に関しては「『龍が如く』は本当に超好きなんですよ。桐生さんみたいな人が超タイプなんで、むっちゃうれしかったですね。『いいの？ うちで？』みたいな感じでしたね」とオファーがあった当時を振り返った。

　名越監督いわく、「作品にエッジがあるコンテンツなんで、誰がいいか、かなり考えました。うちの関係のイベントに出演してくださっていたことは頭ではわかっていたんだけれど、ちょっと忘れていて。改めて見回してみたら、『あ、いたじゃん』ということでお願いしようと」という経緯でのオファーだったようだ。

　小森さんは「（出演できて）めっちゃうれしいっすよ。本当にいいのかな、という気持ちでいっぱいで、『クロヒョウ』で（仲のいい）手島 優さんがキャバクラ嬢役をやっていたとき、ちょっとうち、彼女にムカついてましたから。『なにやっちゃってんの？』って。その後自分が出演することになって、とりあえず1発目に電話しましたよ『次、うちだから』って。めっちゃアガりましたよ」とかなりうれしかった様子。

　その後、セリフの収録の様子と、ゲーム内の小森さんの映像が上映された。「セリフが、いつもの自分らしいものもあったりとか……え！ これでいいの? みたいなひくかひかないかの境目ぐらいのコメントまでたくさん録りました。そしてゲームも最新作ということですごいことになっております！ ぜひご期待くださーい」と映像内でもコメント。ゲームでの小森さんは、セクシーな水着シーンや、白衣でのシーンなどに、ちょいちょい得意の変顔が取り入れられており、ユニークなキャラクターとして仕上がっている様子が伺えた。

「変顔」も取り入れられており、今までのマッサージ嬢ともまた異なるキャラクターとなっている

小森さんは囲み取材のときも変顔を披露してくれるサービスぶりだった

小森さんのパワーに名越監督もたじたじ（?）のご様子

　自身の実際のゲームモデルを見た感想として「まあ、胸のほうが、忠実に表現されていて……ぜんぜん違うんですけど（笑）、でもなんかすごいうれしかったですよ。横顔が本当に自分だなって。でも、仲のいい男友達が、このゲームを遊んだときに、うちが脱いでいたりするじゃないですか。それを想像するとめっちゃ気まずいですね。ちょっと照れくさい。変顔は本当にうれしい。小森 純らしさをあえて表現してくれているのは、なかなか今までもないし、ゲームとして、キャラクターとして作ってくれるのは本当にありがたい。うれしい気持ちでいっぱいです」と小森さんは語ってくれた。

　名越総合監督も、映像の小森さんを見て「すごい、正直似ているなと思います。なかなか似ない人もいるんですよ。今回はわりと自然に変顔に代表されるようなおちゃめな感じと、セクシーさのコントラストが出ていて、気に入っています」とコメント。

　最後に、「PS3で大画面でできるということで、クオリティも上がっていますし、待ちに待ったという感じなので、ぜひぜひ遊んでくださいという感じですね」と小森さん、「若干テンパり気味という感じですけれども、制作自体は快調に進んでいますし、もう一息でまた新しいシリーズの最新作、そしてかなり、一風変わりながらも感動できる作品が完成しますので、もう少々待っていただけるかなあと思います」と名越総合監督が挨拶し、発表会は閉幕となった。