カプコン、PSP「ラストランカー」

かつて親友だったファズとの戦いを紹介


7月15日 発売予定

価格:5,990円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)



親友だったジグとファズの戦いは、親友であったが故に誤解から激しい戦いへと発展していく

 株式会社カプコンは、7月15日の発売を予定しているPSP用RPG「ラストランカー」の最新情報を公開した。価格は5,990円で、CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 様々なドラマが繰り広げられる「ラストランカー」だが、ゲーム冒頭から主人公のジグに大きく関わってくるファズとのストーリーを紹介する。ファズはジグと共にカンタレラ出身の親友。ファズは族長の息子としてジグと共にカンタレラの伝統を守っていこうと思っていた。

 しかしそんなある日、ジグはカンタレラを出て戦候機構入りすることをファズに告げる。ファズは「行くならおれを倒してからだ。勝った方の意見が正しい、それは機構の考え方だ」と語りジグに刃を向けるが、ファズはジグの想いのために全力で戦うことはしなかった。

 そんな親友同士だった2人だが、戦候機構の方針により2人の運命は大きく狂い始める……。

ジグとファズの対決シーン。その戦いの果てに何が待っているのだろうか?
カンタレラの集落を出て戦候機構に入るつもりのジグ。いきなり告げられたファズはジグに刃を向ける。唯一無二の親友としてジグと共にカンタレラの伝統を守っていこうと思っていたファズは、「行くならおれを倒してからだ」とジグに告げる
辛くも勝利を収めるジグ。しかし実は、ファズはジグを送り出すために全力を出していなかった。カンタレラを去ったジグと別れ集落に戻ったファズを待っていたのは、妹のミシーだった。ミシーは天仰カンタレラの巫女。集落を出たことがないため世間知らずだが、その純真さは癒しを与える存在となっている
戦候機構に入ることとなったジグ。ランカーとしての立場を強めていくジグを周囲は放って置かない。突如、「カンタレラ抹殺指令」が発せられる。そんな中、ファズとジグは再会することに。ジグはファズの無事を喜ぶが、ファズは殺意のこもった刃が向けられる……ファズは、カンタレラを売ったのはジグだと思っているようだ
再会以降、何度も戦うこととなるジグとファズ。ファズの心にジグの言葉は届かず、憎しみは増幅され戦いはエスカレートしていく。重そうな両手剣を振るうファズのバトルスタイルは、1回1回の攻撃で重い一撃を放ってくる。ランカー入りを果たしたファズは、その攻撃力を増している。ゲーム開始当初のように簡単には勝つことはできない。そして、勝負をかけ最後に放った奥義はカンタレラに伝わる技だった!!

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(2010年 7月 13日)

[Reported by 船津稔]