カプコン、PSP用「ラストランカー」
特定のランカーが持つ最終技“奥義”を解説
戦候機構バザルタ設立の礎となったサルバトーレ王家の末裔であるレン。王家復興を目的として戦候機構入りしたレンの噂は瞬く間に広まり、彼女の周りには女性ランカーが集まるようになっていった |
株式会社カプコンは、7月15日発売予定のPSP用RPG「LASTRANKER(ラストランカー)」の新情報を公開した。価格は5,990円で、CEROレーティングはB(12歳以上対象)。
「ラストランカー」は、主人公のジグが世界を統治してきた組織「戦侯機構バザルタ」に身を投じ、戦士ランキング1位となるために戦いを挑んでいく物語。より上のランカーに戦いを挑み、そして撃破し、物語を紡いでいく。
今回明らかにされたのは、同期でありライバルでもあるレンとの戦い。登場するランカーは全て戦う理由を持っている。レンに関して言えば、戦候機構バザルタ設立の礎となったサルバトーレ王家の末裔であり王家復興を目的として戦候機構に入りランキングの上位を目指している。例えどんな相手でも、ランキングのためには戦うことを避けるわけにはいかない。
ジグとレンは同期であることから共闘することもあったが、ランキングの呪縛からは逃れられず対決の時が来る。どのような形で対決することになるのかは実際にゲームをプレイして確かめていただきたい。
緊迫したセリフを交わすジグとレン。身近にいた存在だからこそ、ランキング戦だけに留まらない戦いが繰り広げられる |
レンは古代二刀流の継承者。サルバトーレ王家において二刀流の無双の剣術を極めたのは武王・サルバトーレ三世だったが、その後は武術に秀でた王を排出することができず、自らが作り上げた戦候機構によって王家の凋落を招くことになってしまった。
レンはその古代二刀流を継承しているようだが、そのバトルスタイルには謎が多い。
戦いはジグの勝利で終るかに見えたが、レンは最後の気力を振り絞り再び立ち上がる。それだけ王家復興への執念は深いものがある |
これまで戦闘に関する様々な情報が明らかにされてきたが、今回明らかにされたのは最終奥義とも言える技の存在だ。奥義は敵ランカーが敗北寸前に出す技で、レンのように実力を持ったランカーは勝負を賭け究極の技を放ってくる。
この奥義に、なすすべもなく防戦一方になるだけ……というわけではない。敵の奥義の最中に、どこかのタイミングで画面に“ボタン”が表示される。画面に表示されたボタンを押すと、敵の奥義を見切り打ち破ることができる。
この奥義は、各ランカーによって違う内容となっている。ランカーに勝つことにより、スキルチップを手に入れることができるが、奥義もスキルチップとして入手可能となっている。手に入れた奥義のスキルチップはスキルネストにセットすればジグも奥義を発動させることができる。
ただし、一発逆転を狙うだけの威力を持つ反面、奥義を使うと全てのスキルの残り回数がゼロとなってしまう。このため、タイミングを見計らってトドメを刺す時やピンチの時に使っていきたい。
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(2010年 6月 24日)