株式会社スクウェア・エニックスは、4月28日発売予定のニンテンドーDS用ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」（DQM-J2）の新情報を公開した。

　今回公開されたのは、本作に登場するモンスターに設定されている「特性」について。さらに、巨大モンスターの実態も明らかになった。

■ モンスターの特性

　本作に登場するモンスターには、あらかじめ「特性」と呼ばれるステータスが設定されている。例えば、スライムの場合は「会心　出やすい」と「メラブレイク」という特性を持っている。

　「会心　出やすい」は、その名の通り攻撃時に会心の一撃が出やすい性質。会心の一撃は、相手の守備力を無視して大ダメージを与えることができる。どんなに守備力の高い敵でも大きなダメージを与えられるため、一発逆転も期待できる頼もしい特性といえる。

　一方「メラブレイク」は、炎属性の「メラ」系の呪文に耐性のある敵にでも、その耐性を突き崩してダメージを与えられる。「メラブレイク」を持ったモンスターにメラ系の呪文を習得させれば、より有効に呪文を活用できる。

　これらを含むすべての特性は、モンスターの種族固有のものとなっている。よって、2体のモンスターから新たな魔物を生み出す「配合」でも、子供に引き継がせることはできない。

　今回は、「ホイミスライム」や「おおきづち」などのモンスターの棲息する地域やそのモンスターの持つ特性の1部の効果を紹介していく。

スライムは、会心の一撃の確率が上がる「会心　出やすい」と、耐性を持つモンスターにもメラ系の呪文で大ダメージを与えられる「メラブレイク」の2つの特性を持つ

【ホイミスライム】
暗くジメジメした洞窟に棲息するホイミスライムは、「回復のコツ」と「マホトラブレイク」という特性を持つ。「回復のコツ」では、回復系の呪文・特技を使用した時の回復効果が通常より少し高くなり、消費MPも少なくなる

【おおきづち】
毛皮の頭巾をかぶったような体毛をもつおおきづちは、雪山に棲息する。持っている特性は、「テンションアップ」と「おうえん」の2つで、「テンションアップ」では、戦闘コマンドに「テンション」コマンドが追加。コマンドを実行するごとにテンションが上がり、相手に与えるダメージをどんどん増加させることができる

【ドラキー】
夜の密林を軽快に飛び回るドラキーは、「みかわしアップ」と「バギブレイク」という特性を持っている。「みかわしアップ」は、相手の攻撃をかわす確率が上昇する。どんなに強力な攻撃を仕掛けられても、かわしてしまえばダメージは受けない。あなどりがたい特性といえる

【スカルゴン】
スカルゴンは、地形が大きく崩壊し、地層が露出した断崖のエリアに埋もれている化石のドラゴン。「ヒャド系のコツ」と「ドルマ系のコツ」の特性を備える。これらの特性は、各系統の呪文の効果を高め消費MPを減らす効果がある

■ 巨大モンスター

　本作に登場する巨大モンスターとして、今回は「タイラントワーム」、「ブオーン」、「ウイングタイガー」の3体の実態が明らかになった。いずれも、見るからに強そうなモンスターだが、仲間モンスターの育成・配合を繰り返すことでこのような巨大な魔物も倒せるチームを作ることができる。

【タイラントワーム】	【ブオーン】	【ウイングタイガー】
複雑な地中をはいずり回り、どこから出てくるのかわからない神出鬼没な密林の隠者	雪山の王者。地響きをたてながら、雪山を悠々と闊歩する	その巨体を自在に操るために発達した翼を持つ平原の覇者。昼間はほとんど活動せず、夜の平原を飛び回る

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