SteelSeries、最新のハイエンドヘッドセットと

ゲーミングキーボードを発表


3月2日 発表(現地時間)



 デンマークのSteelSeriesは、ドイツで開催中のCeBIT2010において、ハイエンドヘッドセット「SteelSeries 7H」とゲーミングキーボード「SteelSeries 6Gv2」を発表した。

■ ヘッドセット「SteelSeries 7H」

 「SteelSeries 7H」は、ゲーム大会やLANイベントに参加するゲーマーと共同開発した最新ハイエンドヘッドセット。50mmのスピーカーユニットと耳全体を包み込むイヤーカップを採用した競技ゲーマー向けにデザインされたモデルで、MMORPGなどのムードが必要なサウンドから、FPSなどの3次元定位感が必要なサウンドまでカバーできるという。

 クローズドタイプのイヤーカップに付属するクッションは、遮音性に優れた革製のクッションと、外部サウンドも比較的聞こえやすく、通気性の良い布製の2種類が用意されており、環境に合わせて付け替えることができる。

 デザインは、黒を基調としたフレームを採用し、イヤーカップ周辺とヘッドバンドの側面にはクロム仕上げが施されている。また、左右のイヤーカップとヘッドバンド、コードの4つの部品に分解可能。コードも頑丈な布巻コードを採用し、持ち運びを考慮した仕様となっている。

 この製品と同時に、7.1chバーチャルサラウンドに対応したUSBサウンドカードを同梱した「SteelSeries 7H USB」も発表されている。

 日本での発売日および価格は未定。

【製品写真】
正面から見たところ真横から見たところケーブルに備え付けられたボリューム/マイクコントロール
革製と布製の2種類が用意されたイヤーパッドヘッドセット側はこの場所に接続分解することで持ち運びやすくなる

■ ゲーミングキーボード「SteelSeries 6Gv2」

 「SteelSeries 6Gv2」は、「SteelSeries 7G」をベースに開発されたゲーマー向けキーボード。「7G」と同様、ゲーム用途に開発された強力なバッファシステムを採用し、全キーの同時押しに対応しているほか、18金コーティングされたメカニカルスイッチにより早い反応速度を実現している。スイッチの寿命は5,000万ストローク。

 機能面では、「7G」と同じく、キーの組み合わせのみで音量やマイクミュートなどのメディアコントロールが行なえる「SteelSeries Media Control Key」を搭載。ただし、「7G」にあったその他のオーディオポートやUSBポート、着脱式のハンドレストは省かれている。

 こちらも日本での発売日および価格は未定。

【製品写真】

Copyright 2010 SteelSeries Aps

(2010年 3月 4日)

[Reported by 滝沢修]