スクエニ、Wii「FFCC クリスタルベアラー」【特集最終回】
バトルシステム編:引力を駆使するクリスタルベアラーの戦闘方法など


11月12日 発売予定

価格:7,340円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社スクウェア・エニックスは、Wii用アトラクション・アドベンチャー「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」(FFCC クリスタルベアラー)を、11月12日に発売する。価格は7,340円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 「FFCC クリスタルベアラー」の特集記事の最終回となる本稿では、クリスタルベアラーの戦い方や個性の異なる魔物の情報を紹介する。

■ クリスタルベアラーの戦い

 レイルは、戦闘では武器を使わず、引力を自在に操るクリスタルベアラーの能力を駆使して戦う。引力の力で魔物を地面や壁に叩きつける、魔物同士をぶつける、フィールド上に存在する物を利用するなど、その攻撃方法は多種多様となっているようだ。つまり、魔物との戦闘スタイルはプレーヤーの閃きや発想により、無数に存在することになる。Wiiならではの直感的な操作で誰でもヒーローになりきったバトルを楽しむことが可能だ。

フィールド上に存在する物を、クリスタルベアラーの能力を使って魔物にぶけることでダメージを与える。このような戦い方がバトルの基本スタイルとなるようだ
フィールド上に武器になりそうな物が存在しない場合は、魔物そのものを引力で操り、魔物同士をぶつけてダメージを与えることもできる。魔物の数が少ない場合は、壁や地面に叩きつけてダメージを与えていくことになる。このほかにもユニークな倒し方があるかもしれない

 実際のプレイ手順としては、対象物をポイントし、引力の作用を示すロックゲージを溜めることで、その物体を自在に操ることが可能となる。ただし、全ての物体を自在に操ることはできない。レイルの能力は、距離や重さに影響を受けるため、全ての物体に対して有効ではないのだ。

 例えば、操るのが難しい魔物は、近づけば容易に操ることができる。しかし、魔物に近づくことでダメージを受けやすくなるなどのリスクを背負うことになる。安全に遠くから力を使うか、リスクを背負って魔物の近くで力を使うか、周囲の状況や相対する魔物の特徴をよく考えて、それに合った戦略を練ることが必要になる。

対象物をロックオンし、ロックゲージを溜めることで物体を自在に操ることができる。画像のような看板なら、遠距離からでも容易に操ることができるだろう
ロックオンした対象物が重たすぎると、レイル自身が対象物に引き寄せられてしまうことに。戦闘シーンでは、対象物の見極めが重要な要素の1つとなる

 能力以外の戦闘スタイルとして、ローリングと呼ばれるアクションが用意されている。ローリングは、Wiiリモコンを振るだけで発動することができ、敵の攻撃を素早く移動して回避したり、敵に向かって繰り出せば敵の体勢を崩すことができる。また、敵から攻撃を受けて吹き飛ばされた際には、ボタン操作で受け身をとることもできる。

魔物の行動を見極めれば、攻撃はローリングで回避できるほか、魔物の体勢を崩す手段として重宝されるアクションとなるだろう
敵から攻撃を受けて吹き飛ばされた場合には、ボタンをタイミングよく押すことで受け身をとることができる。成功すれば、次の行動にすぐ移ることができる


● 魔物の力を利用した戦い方

 本作に登場する魔物たちは、敵であるレイルがいない場合でも自らの思考に基づき活動をしている。魔物たちはレイルを発見すると当然襲いかかってくるが、ときには見つからないように影から魔物たちの行動を観察してみるもいいだろう。そうすることで、様々な性質と関係性を発見することができる。

【魔物たちの性質】
チョコボがゴブリンの群れに凄い勢いで突っ込んできたため、吹き飛ばされたゴブリンが地面に埋もれてしまった。埋もれた仲間を必死に掘り起こすゴブリンたち。ゴブリンは仲間意識が強い魔物のようだ
魔物の中には、骨が大好物の魔物も存在している。その魔物の前にスケルトンが現われたら……。スケルトンを追いかけ回し、スケルトンが落とした頭部に群がるキラーハウンドたち。頭上にはハートマークがたくさん表示されている花タイプの魔物には、蜜を求めて昆虫タイプの魔物が群れている。魔物同士の関係性は、個々の性質以上に様々な影響を引き起こすという

 またすべての魔物は、なんらかの物体に反応する。中には思わず笑ってしまうようなユニークなものもあるが、予期せぬ反応が起こってピンチに陥ったり、大ダメージを受けることもあるようだ。だが、そういった反応を楽しむのも本作の魅力の1つといえるだろう。いろんなアクションを試してみて、魔物たちの意外な一面を発見しよう。

フィールド上で眠っているモンスターは鉄巨人。背中についている歯車を引力の力で回してみたら……起きてしまった。それだけで済めばよかったのだが、眠りから起こされた鉄巨人は怒り狂った様子でレイルに襲いかかってきた!
フィールド上にある「焚き火」を捕獲して、ボムに投げつけると……。着火したボムが巨大化した瞬間、大爆発が起きた。巻き込まれたらタダではすまないほどの大爆発となってしまった
引力の力でモルボルの口を開けさせ、近辺に落ちている物を口の中に投げ入れてみると。なんと大量のギルを吐き出した。これでお金持ちになれる!?

 本作に登場する魔物の中には飛び道具を使うタイプや、ブレスを使った攻撃を仕掛けてくるタイプも存在する。この手の特殊な攻撃を持つ魔物との戦いは、クリスタルベアラーの能力を持ってしても高いリスクを伴ってしまうが、ひとたび引力の力で「捕獲」することができれば、魔物の特殊能力をレイルの思いのままに使うことができる。

おなじみサボテンダーが出現。サボテンダーの特殊攻撃「針千本」は、非常にやっかいな攻撃の1つとして多くのプレーヤーが苦汁を飲まされてきた。しかし、上手く捕獲することができれば、針千本を自在に繰り出すことが可能になる
ゴブリンアーチャーの弓攻撃は、1度で多くの敵にダメージを与えることができる。大勢の敵に囲まれた場合には重宝する花タイプのモンスターを捕獲することができれば、対空用の武器として飛行タイプのモンスターを一網打尽にすることも
引力の力を活用し、自爆の能力を持つグレネードを地面に埋めこめれば地雷となる。そこに魔物をおびき寄せることで大爆発を誘発し、ダメージを与えることができる
氷を使った攻撃をしてくるフェンリルウルフを捕獲すれば、レイルが氷を使った攻撃を仕掛けることができる。炎系のモンスターと戦うときには役に立ちそう
トンベリの特殊攻撃「ほうちょう」も、捕獲することで自らの力にすることができる
甲虫タイプの魔物をぶつけ合い、球状に変型させてから地面を転がすと魔物は目を回しパニック状態となる。これにはさすがのレイルも驚きを隠せないようだ



【登場モンスター】
クァールゴブリン
サボテンダーボム
モルボル鉄巨人

 本作には、フィールド上に存在する魔物とは一線を画す存在として、ボスキャラクターが登場する。今回は、レオルの前に立ちふさがる強敵ボスキャラクター「デモンズウォール」を紹介する。

【デモンズウォール】
侵入者から古代遺跡を守るかの如く現れるデモンズウォール。その名の通り、まさに壁そのものといったデカさだ人型の形はしておらず、禍々しいパーツによって構成されている魔物。姿を見たものは生きて変えれないという威圧感が
壁を相手にただ闇雲に戦っていても勝ち目はないだろう。武器となる物体を探すことから始めてみよう。何かがあるはずだレイルの引力の力では到底太刀打ちできない。逆に下手に使えば引き寄せられてしまう危険性のほうが高い


(C)2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Character Design:Toshiyuki Itahana.

(2009年10月9日)

[Reported by 志賀康紀 ]