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任天堂、配当金の計算式を引き上げ。今後は「配当性向60%もしくは営業利益の40%」いずれか大きい方に

2026年3月期の期末配当から

【任天堂:2026年3月期 第2四半期決算説明会/経営方針説明会 プレゼンテーション資料】
11月5日 公開

 任天堂は、オンラインにて2026年3月期 第2四半期決算説明会/経営方針説明会を本日11月5日に開催した。

 この中で、同社は配当方針の変更について説明。任天堂のビジネスは「変化が激しく先行きが読みづらい娯楽ビジネス」であるため、株主還元は「利益運動を基本とする期間損益に基づいた配当」を基本方針としてきた。これは今後も変わらないとしつつ、ゲーム専用機ビジネスやIPを活用する取り組みが拡がり、次なる成長に向けて新しいステージに入ったとして、利益の分配率をより高めることを発表した。

 これまでは、配当金の計算式を「配当性向50%もしくは営業利益の33% いずれか大きい方」としてきたが、これからは「配当性向60%もしくは営業利益の40% いずれか大きい方」へと引き上げ。この変更は2026年3月期の期末配当より適用し、中間配当では従来の配当方針が適用される。