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JESU、「スト6」「鉄拳8」など第20回アジア競技大会で実施されるeスポーツ競技の選手選考基準を公開

10月15日 公開

 一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)は10月15日、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)で正式競技として実施されるeスポーツ競技について、日本代表候補選手の選考基準を公開した。

 アジア競技大会は、アジアオリンピック評議会(OCA)が主催し、アジアの45の国と地域が参加するアジア最大級のスポーツ競技大会。2026年9月に開幕する第20回アジア競技大会では、前回の杭州大会を上回る11種目13タイトルにて、eスポーツが正式なメダル競技として実施されることが決定している。

 JESUは、各種目のIPホルダーと協力し、日本代表選手を円滑かつ公正な選考にするための準備を進め、各種目の選考大会にて優秀な成績を収めた選手を、日本代表内定選手として日本オリンピック委員会(JOC)に推薦する予定としている。

 なお、第20回アジア競技大会において実施されるeスポーツ競技のうち、格闘ゲーム3タイトルで構成されるチーム制eスポーツ競技「Fighting Games」については、各タイトルにて選考大会が決定。

 「ストリートファイター6」は、「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会 #1~#5」、「CAPCOM Pro Tour 2025 プレミア大会 Kuaishou FightClub Championship VI · Chengdu」、「CAPCOM CUP 12」の大会群において優秀な成績を収めた複数名の選手を対象として、「ASIA esports EXPO」(2026年3月21日~22日)で最終選考大会が実施される。

 同じく「Fighting Games」の競技タイトルである「鉄拳8」は、「TEKKEN World Tour 2025」が日本代表候補選手選考の対象大会となることが決定。また、また、「THE KING OF FIGHTERS XV」については、10月31日からアメリカ・ジョージア州アトランタで開催される「SNK World Championship 2025」において、優秀な成績を収めた複数名の選手を対象に選考が行なわれる予定となる。

 その他の種目については、別途選考基準を示したうえで選考大会を実施する予定としている。

□「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」 日本代表候補選手選考基準のページ

【「Fighting Games」タイトル】
ストリートファイター6
鉄拳8
THE KING OF FIGHTERS XV