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「SW」ライトセーバーや「インディ」鞭など映画小道具が多数出品! 「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」7月15日~開催
2025年7月3日 13:00
- 【ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション】
- 開催期間:7月15日~7月18日
ヘリテージ・オークションズは、「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」を7月15日より7月18日まで開催する。
ヘリテージ・オークションズで開催されるオークションは、同社公式ページにて会員登録することで基本的に世界中どこからでも参加できるのが特徴。今回のオークションでは、映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」や「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」、「007/ユア・アイズ・オンリー」などで使用された小道具が出品予定。
「スター・ウォーズ」からは、「エピソード5/帝国の逆襲」より「Xウイング・スターファイター撮影用ミニチュア」や「エピソード3/シスの復讐」より「ヘイデン・クリステンセン『アナキン・スカイウォーカー』ライトセーバー」などが出品。
他にも、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」からは「ブルウィップ(鞭)」が。「007/ユア・アイズ・オンリー」からは「黄色いシトロエン 2CV(実車)」が出品される。
「ハリウッド/エンターテイメント・シグネチャー・オークション」出品アイテム一覧(一部)
「『スター・ウォーズ エピソード 5/帝国の逆襲』 X ウイング・スターファイター撮影用ミニチュア」
「スター・ウォーズ エピソード 5/帝国の逆襲」の撮影用オリジナルミニチュア、スカイウォーカー「レッド 5」X ウイング・スターファイターは、映画史上最も象徴的な宇宙船の1つで、1980年の金字塔的な続編映画でインダストリアル・ライト&マジック(ILM)が手がけた視覚効果制作の貴重な現存品です。5 本の赤いストライプと小さな R2-D2ドームが特徴のこの12インチのモデルは、ダゴバとクラウドシティへと飛ぶシーンで使用され、映画史にその名を刻みました。ILMの視覚効果スーパーバイザー、ブライアン・ジョンソンによる詳細な真正証明書にも、撮影で使用されたことが記載されています。
ILM のサンラファエルモデルショップで製作され、ケン・ラルストンが撮影したこの X ウイングは、撮影で実際に使用され、視覚的にも際立ち、オリジナル三部作の主人公と結びつくアイテムとして、「スター・ウォーズ」コレクターやSF映画史の愛好家にとって最高の宝物といえます。
「『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』 ヘイデン・クリステンセン『アナキン・スカイウォーカー』ライトセーバー」
「スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐」の撮影で使用されたヘイデン・クリステンセン「アナキン・スカイウォーカー」ライトセーバー。接写撮影用のライトセーバーとなっており、精巧に加工された金属に高密度ラバーの T 字型グリップが装着されています。このライトセイバーは、世界中の「スター・ウォーズ」ファンにとって特に印象深いアイテムでしょう。
「スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐」 ユアン・マクレガー「オビ=ワン・ケノービ」ライトセーバー(ブレード付き)&ヘイデン・クリステンセン「アナキン・スカイウォーカー」ライトセーバー(ブレード付き)
ユアン・マクレガー「オビ=ワン・ケノービ」ライトセーバー(ブレード付き)は、「スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐」でユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)が激しい戦いで振るうライトセーバー。惑星ムスタファーの火山地帯でのヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー) との象徴的な決闘シーンで使用。柄の部分はアルミとキャスト樹脂製で、オビ=ワンの以前のライトセーバーとは一線を画すユニークなデザインです。
「ヘイデン・クリステンセン『アナキン・スカイウォーカー』ライトセーバー(ブレード付き)」は、「スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐」でヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー)が使用したライトセーバーで、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービとの運命的なクライマックスの決闘の場面に登場します。このライトセーバーは、『エピソード 2』で使用されたアナキンのライトセーバーとは異なるデザインで、アクション撮影用に軽く、シンプルなつくりが特徴です。
「『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のブルウィップ(鞭)」
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(パラマウント、1989年)で使用されたこの鞭は、1989年にロンドンで開催されたロイヤル・チャリティー・プレミアで、映画の制作陣から当時のチャールズ皇太子に贈呈され、後にダイアナ妃から譲渡されたものです。ルーカスフィルムによる真正証明と、専門家による詳細な分析に裏打ちされており、これまでに確認された中でも最も重要な『インディ・ジョーンズ』関連の映画小道具のひとつとされています。手編みのカンガルーレザーで作られた本品は、インディが聖杯を守る最後の命がけの試練に直面する中で、ハリソン・フォードの側にあったまさにその鞭です。専門家の分析により、その独特なカーブ、柄の形、革の編み込みが、インディが負傷した父親を救うためにひざまずくシーンで見られる、鞭の市松模様のグリップと特徴的な結び目と一致することが確認されています。
「『007/ユア・アイズ・オンリー』の黄色いシトロエン 2CV」
1981年公開の「007/ユア・アイズ・オンリー」の劇中のカーチェイス・シーンに登場する黄色いシトロエン 2CV。忘れられないカーチェイスのために特別に改造されたわずか3台の2CVのうちの1台であるこの鮮やかな黄色のシトロエンは、ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)とメリーナ・ハヴロック(キャロル・ブーケ)による7分間のアクションシーンの冒頭の撮影で使用されました。ロジャー・ムーア自身が愛し、お気に入りのボンドカーと呼んだこの2CVは、アストンマーティンとは異なる、ボンドの機知に富んだ魅力を象徴する“型破りな”逃走車として、シリーズに新風を吹き込みました。長年所在不明とされていたこの車は、シトロエン愛好家によってパリのスクラップ置き場で発見され、今回が初めてのオークション出品となります。ボンド映画史上、最も忘れがたい逃走車を手に入れる貴重な機会です。
Imaged by Heritage Auctions, HA.com