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【スマホアプリ今日の1本】演出がかわいい「インサイド・ヘッド メモリーボール」

ピクサー映画最新作がバブルシューティングに。らしさ満載のゲーム化作品

7月23日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

「インサイド・ヘッド メモリーボール」の3大ポイント

・ピクサー映画最新作「インサイド・ヘッド」のバブルシューティング
・「インサイド・ヘッド」らしさを活かしたギミックと演出が魅力
・ゲームそのものはオーソドックス。キャラゲーの枠に留まっている

 7月18日よりスタートしたピクサー映画「インサイド・ヘッド」の公開にあわせて、ディズニーよりAndroid/iOS「インサイド・ヘッド メモリーボール」が配信されている。

 ゲームはステージクリア型で、映画にも登場した記憶のボール(メモリーボール)を使ったバブルシューティングとなっている。ステージ開始時にはヨロコビやカナシミといった感情たちを選択し、選択した感情がプレイ時のパートナーとして登場する。連れて行った感情によって特殊ショットの性能も変わるので、戦略的にも重要だ。

【プロモーションムービー】

感情が詰まった記憶のボールを飛ばしていく。ゲームそのものはオーソドックスな作り

 プレイ中はこの感情たちのリアクションがかわいらしく、ヨロコビであれば明るく振る舞ったりおどけてみたり、ミスをしても「惜しいね!」と励ましてくれるような感じ。一方でカナシミは「わーい」と喜んだと思ったらすぐに落ち込んだり、プレーヤーのミスなのに「ごめんなさい」としょげたり、ひどくネガティブ。表情の変化も含めてプレイを盛りたてる演出となっている。

 ちなみに選択できる感情は最初ヨロコビだけで、序盤を過ぎるとカナシミが加わる。その後イカリが加わるのはステージ51から、イライラがステージ126からとアンロックまでだいぶステージを進めなくてはならず、長い道のりとなっているのは注意が必要だ。

 ゲーム内容そのものは、「パズルボブル」や「バブルウィッチ」などのいわゆるバブルシューティングをベースとしており、そこに「インサイド・ヘッド」らしい演出やギミックを加えたようなものとなっている。

 ゲーム自体はオーソドックスな作りなので遊びやすく、「インサイド・ヘッド」ファンのための“キャラゲー”として良くできているタイトルだ。キャラクターのボイスは英語版の声優がそのまま担当しており、映画の雰囲気そのままにプレイできる。筆者が知る限り、映画の評価はすこぶる高いので、機会があればゲームとあわせて映画も楽しむと良いだろう。なお映画の内容は別項にて紹介しているので、こちらも参考にしていただきたい。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)