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【スマホアプリ今日の1本】「囲む」アクションが新鮮! 「暗殺教室 囲い込みの時間」

「暗殺教室」ファンでなくともプレイしたいパズルアクションタイトル

2月10日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

三角形で「囲んで」攻撃。幾何学的な頭脳が問われる

 ヌルヌルとした体から無数に生えた触手とツルツルの丸い頭。怪物然とした見た目とは裏腹にマッハ20で行なう的確な指導方法で生徒の厚い信頼を築いている教師でもある。そんな「ヌルフフフ」と不敵に笑う「殺せんせー」といえば、人気漫画「暗殺教室」だ。

 一見「努力・友情・勝利」をベースとした学園モノでありながら、大きな目的は「殺せんせー」を暗殺することであり、しかも「『殺せんせー』自らが生徒を立派な暗殺者に育てていく」という穏やかではない物語構造を築いている。

 中でも強烈なキャラクターを持つのが「最強生物」として君臨する殺せんせーなのだが、この「暗殺教室」が、この度スマホゲーム「暗殺教室 囲い込みの時間」としても登場した。

【プロモーションムービー】

クリアすれば殺せんせーに褒められる。「暗殺教室」らしい演出も楽しい

 「暗殺教室 囲い込みの時間」は、「暗殺教室」の世界をベースに、殺せんせーら敵キャラクターを生徒のコマで「囲んで」攻撃していくアクションパズルゲーム。スライド操作によってコマ同士を結んで三角形を作ることができ、作った三角形の範囲に敵がいると、囲んだ生徒のステータスによってダメージが与えられる。

 プレイを進めていくと様々な「暗殺教室」キャラクターが手に入ってその収集も魅力の1つなのだが、本作はこの「囲い込む」アクションに独特の楽しさがある。

 三角形を作るときは単純に生徒同士を結んでいけばいいのだが、三角形は1つ作るだけではダメージとしては少なく、1回で複数の三角形を一気に作ってコンボを決めていく必要がある。ただし起点にできるのは1人のみというルールがあるので、起点を決めたら一筆書きの要領で生徒同士をバシバシ繋いでいくのがそのコツとなる。

 生徒は毎回ランダムに複数配置されるほか、ゲームが進めば敵は画面内を移動するので、どの生徒を最初の頂点とするか、どのタイミングでプレイを開始するか、また短い時間でいくつの三角形を作れるかがプレーヤーの腕の見せどころとなる。

 また画面内の殺せんせーをはじめとしたキャラクターがかわいらしく表現されているほか、生徒の特性によって小さく囲んだ方が有利だったり、相性によってダメージが変わったり、戦略的な部分でも手応えを感じられる。

 いくら囲んでみても範囲内に敵がいなければ意味がないし、起点を間違えるとどうにもコンボが稼げない。なかなか新鮮なプレイ感となっているので、「暗殺教室」のファンならずとも、ぜひプレイしていただきたい。

【スクリーンショット】

(安田俊亮)