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【JAEPO2015レポ】KONAMIブース編
スマホゲームをアーケードに昇華、得意ジャンルも充実!
(2015/2/14 05:22)
KONAMIブースのメインは、スマートフォン用ゲームをアーケード向けに発展させた「モンスターストライク MULTI BURST」と「ディズニー ツムツム」の2タイトル。いずれもオリジナルの魅力を損なうことなく、大胆かつ丁寧なアレンジでアーケードらしい作品に仕上げられている。
得意とする音楽ゲームも、質量ともに申し分ないファン垂涎の展示。そんなブースの一角、通路正面に設置されている「PASELI(パセリ)」。アーケードゲーマーにはいまさら説明の必要もないコナミアーケードゲームで使える電子マネーのことだが、
2月13日の記事にもあるとおり、アミューズメント施設向け電子マネーは競争が年々激化。
「PASELI」も2009年のサービス開始以来、自社ゲーム特典、料金設定の柔軟性などでロケーションやユーザーにアピール。今春は利用ごとにポイントがたまる「PASELI ポイント」が開始されるほか、自社以外のアーケードゲームや機器に装着して使えるようになるなど新たなサービスを予定しているという。アミューズメント産業の大手がそれぞれ打ち出す電子決済システム。今後の展開に注目したい。
モンスターストライク MULTI BURST
もはや説明不要といった感もあるスマートフォンゲームのメガヒット作「モンスターストライク」をベースに制作された協力対戦RPG。
アーケード版は、仲間とタッグを組んで相手チームと戦える。店舗内だけでなく、全国のライバルとオンライン対戦も可能。モンスターを育てながらボスを倒していく「クエスト」、モンスターを強化できる「モンスター合成」など、やりこみ要素も充実。
個人的に感心したのは、タッチパネルだけでなくアーケードライクなデバイスがきちんと用意されていること。オリジナル同様に画面をタッチしてもいいし、ディスクを回転させて狙いをつけレバーを引いてショットという“アーケードらしい”操作も楽しい。どちらがいいといった話ではなく“好きな方を選べる”のが実にいい。
スマホ版とアーケード版の相互連動はもちろん、同社音楽ゲーム「ビーマニ」シリーズとの相互コラボもアナウンスされた。スマホ版のファンはもちろん、「名前は知っていたけどやったことはなかった」という人も、この機会にぜひチェックしていただきたい。今春稼動予定。
ディズニー ツムツム
こちらもスマートフォンで人気のアプリゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」をアーケード向けにアレンジしたタイトル。シングルモードでは、スマホ版同様のノーマルなものから、「バルーンステージ」、「グルグルステージ」といったアーケードオリジナルバージョンがプレイ可能。
アーケード版は、ゲームをプレイする前に“ツムマスコット”が筐体から輩出され、これを読み込ませるとそのキャラクターがゲームに登場。e-AMUSEMENT PASSを使えば、保存したプレイデータによりキャラクターがレベルアップ。対戦モードでは、育てたツムマスコットで対戦プレイが楽しめる。
前述の「モンスターストライク MULTI BURST」と異なり、こちらはキャラクターの成長といった王道フィーチャーと“マスコット”による可愛らしいアレンジが特徴。女性やファミリー層に特に好評を博しそうだ。今春稼動予定。
シャドウプリンセス
成人女性をターゲットにしたマスメダルプッシャーゲーム。煌びやかな色使いがファンタジックな空間を演出。絵本を模したかのような中央の大型モニターには、シンデレラ、かぐや姫など、さまざまな姫(プリンセス)たちが影絵で登場。ジャックポットでは、そのプリンセスを救い出す場面が見られ、マイページにコレクションすることも可能となっている。
本作の魅力は、スロットストックがMAXになったときのミュージカル演出。成人女性向けではあるが、こうした華やかな趣向は幅広い年齢層に十分アピールするクオリティ。特別なカラーメダルを集めるシャドウボーナスなど、ICメダルらしいやりこみ要素も満載。2015年稼動予定。
その他の主な出展タイトル
モンスターストライク MULTI BURST
(C)mixi, Inc.
(C)Konami Digital Entertainment
ディズニー ツムツム
(C)Disney (C)Disney/Pixar (C)Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard.
(C)Konami Digital Entertainment
シャドウプリンセス
(C)Konami Digital Entertainment