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「新生FFXIV」、「闘会議2015」からプロデューサーレターLIVEを放送

「マンダヴィル・ゴールドソーサー」に期待が膨らむパッチ2.51は2月24日実装

2月1日 開催

会場:幕張メッセ国際展示場

「新生FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏とコミュニティチームの室内俊夫氏

 ゲームに関連した様々なイベントが楽しめる「闘会議2015」が幕張メッセ国際展示場で2日間にわたって開催された。「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(以下、FFXIV)」は2日目になる2月1日に、スクウェア・エニックスブースから「出張FFXIVプロデューサーレターLIVE in 闘会議」を放送し、パッチ2.51の実装日を2月24日と発表した。今回のレターLIVEは「マンダヴィル・ゴールドソーサー特集」と題して、「新生FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が「チョコボレース」や「トリプルトライアド」などのコンテンツを詳細に解説。いつものようにツイッターやフォーラムに寄せられた質問にも答えていった。

 また、会場からずっと生放送を続けるゲーム実況ストリートからは「出張14チャンネル」と「アシスタントディレクター髙井浩の麒麟チャレンジ!」が公開生放送された。

 放送では拡張パックの発売について吉田氏から、3月2日からサンフランシスコで開催される「GDC 2015」か、3月6日からボストンで開催される「PAX EAST」のどちらかで発表される可能性が高いと言及もあった。

 拡張前最後のパッチとなる「パッチ2.5 希望の灯火」は3回に分けて実装されるが、今回のレターLIVEでは、2回目のパッチ2.51の実装日が2月24日と発表された。パッチ2.51では「FF7」の「ゴールドソーサー」をフィーチャーしたゲームセンター「マンダヴィル・ゴールドソーサー」が目玉コンテンツとして登場する。これまでも何度か紹介してきたが、今回はコンテンツの詳細なルールやもらえる報酬なども画像が発表されたので、要素を1つずつ紹介していこう。

【ゲーム実況ストリートのイベント】
初心者向け番組「14チャンネル」の出張版「出張14チャンネル」。いつものメンバーが真蛮神戦に挑戦した
高井氏が、ゲーム内と会場から仲間を募って極蛮神が落とす馬を集める「アシスタントディレクター髙井浩の麒麟チャレンジ!」。最終結果はラムウとガルーダからのドロップ2頭だった

【お知らせ】
2月のシーズナルイベント「ヴァレンティオンデー」
3月のシーズナルイベント「プリンセスデー」
720日のベテランリワードは「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」のクラウドなりきり衣装
エオルゼアカフェの新メニューコンテスト。すでに100を超える応募が来ているそうだ

「トリプルトライアド」にはオールオープン、セイムなど複数のルールが存在

「FF8」で好評を博したカードゲーム「トリプルトライアド」が「新生FFXIV」で遊べるようになる

 「FF8」で好評を博したカードゲームの「新生FFXIV」版。パッチ2.51時点では80枚のカードが実装され、その後もパッチのたびに何枚かずつ増えていく。遊ぶには、まずはゴールドソーサーにいるカードマスターに声をかけてチュートリアルに参加すると5枚のカードがもらえる。それ以外のカードは、80枚のうち約半分はエオルゼア各地にいるNPCが持っており、対戦に勝つとカードがもらえる。

 1人のNPCが複数のカードを持っていて、中にはなかなかくれないレアなカードもあるそうなので何度も対戦する必要がある。ほかにも蛮神やダンジョンからも落ちるものや、マンダヴィル・ゴールドソーサーポイントでもらえるレアカードや、ブースターパックもあるそうだ。歴代キャラクターが描かれたカードなどもパッチ2.51で実装されるカードの中に存在しているらしい。

 プレーヤー同士の対人戦もあるが、こちらではカードのやりとりはない。対戦場所はゴールドソーサー以外にも、たとえばバスカロンドラザーズなどエオルゼア各地に用意されている「そこに集まって、サーバーで独自のルールを作ったりして遊んでもらえればと思います」(吉田氏)。

 獲得したカードは1度アイテムとしてインベントリに入り、それを使うことでカードバインダーに入る。カードバインダーには5つまでデッキを組むことができる。実装当初はマーケットでの取引はできない。だぶってしまった場合は、マンダヴィル・ゴールドソーサーポイントに換金できる。

 ゲームは9つのマスに順番にカードを置いていく。カードの四隅には数字が書いてあり、それぞれ隣り合う数字が大きい方が得点を獲得する。ゲーム中のBGMも「FF8」で遊んだことのある人にとっては懐かしいアレンジになっている。ゲームのルールは複数あり、今回その中の3つが判明した。

オールオープン
自分で組んだデッキで戦うもっともスタンダードなルール。自分と相手のカードが全部見えている状態での対戦。

ランダムハンド
自分が持っているすべてのカードの中から、ランダムに手札が構成される。

セイム
配置したカードの数値と、隣接するカードの辺の数値が同時に2枚以上等しい場合、そのカードすべてを支配できる。上級者向けのルール。

―― プレーヤー情報としてパーティ募集中などのアイコンがありますが、トリプルトライアドの対戦者募集中のアイコンを作る予定はありますか?

吉田氏: いいアイデアなのでHQひろしの方に伝えたいと思います。

―― スマホアプリ「ファイナルファンタジーポータルアプリ」でもトリプルトライアドが無料ゲームとして提供されるということですが、「新生FFXIV」内のゲームと連携はあるのでしょうか?

吉田氏: 仕様とアルゴリズムは提供しているものと同じなので、もちろん連携を企画中です。オープンして少し経ったら、アプリ側のカードを「新生FFXIV」側だったり、その逆だったり、アプリで遊んでレアカードを取ったりということを今後も続けて、アプリと連携していくことをやって行こうと思っています。ぜひ、ポータルアプリをインストールしておいてください。

【トリプルトライアド】
トリプルトライアドのカウンターで最初の5枚をもらって、チュートリアルの対戦ができる
主なルールの解説
カードの入手ルートは複数用意されている
Amazonで購入

(石井聡)