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「新生FFXIV」、間もなく実装の「ゴールドソーサー」を一足早く体験
14種類の多彩なルールで大逆転もありうるトリプルトライアド
(2015/2/24 12:00)
14種類の多彩なルールで大逆転もありうるトリプルトライアド
もう1つの見どころ「トリプルトライアド」は、カードスクウェアで遊ぶことができる。まずはトリプルトライアドマスターに話しかければ、最初の5枚「マンドラゴラ」、「ドードー」、「サボテンダー」、「クァール」、「ボム」がもらえる。そのままマスターと対戦することができ、ここでも運が良ければカードをもらえる。
カードはもらった時にはバッグの中に入っており、それを使うと「ゴールドソーサー」コマンドないの「CARD LIST」に入る。ここからあらかじめ5種類のデッキを組んでおくことができる。始めたばかりの時には、☆が2つ以上ついたレアカードは1枚しか使うことができない。カードの所有枚数が増えていくと、だんだんとデッキに入れることができるレアカードの枚数が増えていく。カード集めは強さを左右する重要な要素だ。
ただ、レアリティの高いカードを持っている方が絶対に強いのかというと、そうでもない。特殊ルールによってはカードの強さに関係ない逆転要素があるし、小さい数字のほうが強くなる「リバース」のようなルールもある。対人戦では勝負を挑む側がルールを選べるので、自分に有利なルールで戦うことができる。
ゲームは先攻後攻合わせて9枚のカードを使う。最初にシステムが3枚のカードで自動的に先攻後攻を決定する。先行から順に3×3ある場のマスに手持ちのカードを置いていく。すでにおいてあるカードに隣り合う場所にカードを置く場合、隣り合う数字が大きければ、数字の小さいカードを支配できる。9枚並べ終わった時点で、持っているカードが多いほうが勝利する。
この基本のルール以外に、さまざまな特殊ルールが沢山ある。例えば「スリーオープン」は相手の札のうち3枚だけが見えるというもの。「プラス」は配置するカードの2辺以上と、隣接カードの数値の和が等しい場合、隣接カードを支配できるというものなど様々だ。
カードスクウェアでは、マスター以外に5人のNPCと対戦できる。対戦できるNPCの頭上にはカードをイメージしたアイコンが付いている。このマークは1度勝てば、例えカードをもらえなくても消えてしまう。4人とも特殊ルールが違っているので、色々な特殊ルールを試すにはぴったりだ。
また、ちょうど「ロウェナ商会杯」という大会も開催されていた。こちらは、戦ってランキングを競う対人大会。「大会対戦」を行なって勝ち点を獲得していく。上位の相手に勝つと多くの勝ち点が手に入る。大会によって商品は異なっているそうなので、色々な大会に挑戦してみよう。
単純だが熱い「G.A.T.E.」、館内に設置されたミニゲームと、その他の遊びも盛りだくさん
ゴールドソーサーのあちこちで一定の間隔で発生する「G.A.T.E.」は「ゴールドソーサー・アクティブ・タイム・イベント」の略で、開始時刻になると全館放送で告知される。会場にいるNPCに声を掛けると誰でも何人でも参加できる。種類は全部で5種類。すべて体験してきたので、1つずつ紹介しよう。
「爆風!はないきフンガー」
円形のステージにテュポーン先生が現われて、鼻息でプレーヤーを吹き飛ばす。最後まで残ると報酬がもらえる。始まると一定時間は好きな場所に移動できるが、「止まれ!」という合図で動けなくなる。吹き飛ばしの範囲は色々なパターンがあり、先生の出現位置と、吹き飛ばし範囲はランダムなので後は運を天に任せて見守るしかない。位置によっては吹き飛ばされてもステージから落ちないことがあるのだが、落ちなくても吹き飛ばされると失敗と判定されてしまい、その後のゲームには参加できない。大勢が一気にふっとばされていくさまは壮観だ。
「特訓!ダンスマスター」
円形のステージで、ダンスの先生のエモートを真似るゲーム。NPCに話しかけてイベントに参加すると、エモートがセットされたバーが現われる。この中から4種類ずつ先生がする通りのエモートを繰り返す。4セットで16回のうち一定数正解していれば合格だ。エモートの種類はイベントごとに変わるので、参加したら先生が現われるまでにしっかり確認しておいたほうがいい。
先生は全種族の男女が円形のステージと、その上空にある小さいステージで同じエモートを繰り返す。種族によってエモートの動きに特徴があるので、自分の種族・性別の先生をお手本にしたほうがいい。エモートはログに出るので、先生のお手本を見ながらログに残しておけばというアイデアも出ていたが、実際やってみると大勢が一斉に流すのでどれがどれなのかわからなくなった。記憶力を振り絞って頑張ろう。
「追跡!スキンチェンジャー」
妖異ハンターに化けて逃走した悪戯インプを探し出す。イベントを受けるとよく似たNPCが5人出現する。こいつだと思えるNPCに特製煙玉をぶつける。妖異ハンターの姿は毎回違っている。インプも腕が半そでだったり長袖だったりという比較的わかりやすいものから、アクセサリーがちょっと違うだけというわかりにくいものもいるそうで、何度も行きつ戻りつしつつ確認した。
「激走!ラプトル運送」
ラプトル運送の荷運び人に「繊細な壷」の配送を頼まれる。場内には盗賊がうろついていて、見つかると失敗になる。壷は繊細なので高いところから飛び降りたりすると割れてしまう。失敗すると、時間内ならNPCから依頼を受けて再挑戦することができる。
「救出!ミニオンレスキュー」
ポトポト落ちてくる爆弾をかいくぐりながら、マウント・コレルやジャボテンダーの頂上を目指すアクション性が強い熱いゲーム。爆弾に吹っ飛ばされるよりも、微妙に空いた穴から落ちた回数の方が多かった。マウント・コレルよりもジャボテンダーのほうがやや上級者向けだろうか。NPCに話しかければ再スタートできるので、大勢で必死に上るのが楽しい。
場内には他にも4種類のミニゲームがある。遊べるのは「モーグリキャッチャー」、「カフ ア カー」、「モンスタートス」、「クリスタルタワーストライカー」の4つ。「モーグリキャッチャー」は3つあるポイントにモーグリを誘導するゲームで、残り3つは動いているスライダーをタイミングよく止めるゲームだ。
ゴールドソーサー内にはセニョール・サボテンダーという謎のNPCを始めとして、盛り上がっている恋人から家族連れまでたくさんのNPCがいる。そんなNPCの様子を見て回るのも楽しい。
長時間にわたった体験会は長いようで、遊んでいるとあっという間に終わってしまった。チョコボレースやトリプルトライアドに至っては、今回体験できたのはほんのさわりで、本格的にやりこめばかなり時間を使いそうな雰囲気だ。ちょっとした暇つぶしというレベルを超えて、本腰を入れて遊べるボリュームがある。特にパッチ2.51実装直後は、某遊園地なみに賑わうのは間違いないだろうが、ゴールドソーサーなら待ち時間なしに遊ぶことができる。今後のプレイの中でも定番の場所になりそうだ。
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