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「艦これ」2014年夏イベント プレイガイド第2回 -MI作戦-

「MI作戦」決戦の舞台へ! 第5海域「MI島確保作戦」

「MI作戦」決戦の舞台へ! 第5海域「MI島確保作戦」

第5海域のマップは、割とボスへ収束している。もちろん索敵値は必要

 「MI作戦」最後となる第5海域は、これまでと比べてぐっと難易度が高くなっている。ルート的には第4海域ほど悩まされはしないが、シビアな戦闘がかなり増えている。

 ルートは最初に南北に分かれるが、その後も次々と2分岐しつつ、ボスに集約されていく。索敵値が十分ならば、ルート的にはほぼボスに向かう。最も北のルートに入った時だけ、ランダムでハズレルートを引く可能性がある、という程度だ。

 ポイントとなるのは2点。まずは1戦目で、南北どちらのルートに進んでも、必ず対潜水艦となる。flagshipタイプを含む4~5隻が登場するため、出撃して最初の開幕雷撃で大破するということも割と起こる。護衛退避できると言っても、1戦目からそれでは先々も心細いので、素直に艦隊ごと撤退した方がいい。対潜装備をすれば後の雷撃戦でのダメージは減らせるが、対潜水艦マスはここだけで、スロット消費がもったいないので、気にせずボス戦に備えるという判断もありえる。

 次の課題は、北ルートの先にある夜戦マス。夜戦は第2艦隊だけが戦うため、通常戦闘の夜戦と何ら変わらない。敵はflagshipの戦艦も混じっており、強烈な連撃を浴びせてくる。安定して抜けるのは不可能だが、ルートによっては夜戦2連戦というパターンもありえる。少しでも突破率を上げたいなら、第2艦隊の艦娘を戦意高揚状態(キラキラ)にしておくといいだろう。

 南ルートの場合は夜戦はなく、全て航空戦マスとなる。ボス戦までの突破を考えれば、南ルートの方が圧倒的に楽だ。ただし航空戦の連戦となるため、ボス戦までに航空戦力を削がれるという問題もある。もし夜戦を無事に潜り抜けられるなら、その方が戦力的には充実した状態でボスに当たれる。もっとも、そのルートを選ぶ手が見つからないのだが……。

【スクリーンショット】
1戦目は必ず対潜水艦になる。開幕雷撃で大破を食らい、何もしないうちに撤退を選ばされることもある
北ルートでは夜戦もあり。第2艦隊だけが戦うので、キラ付けしておくと効果的

 ボスは新型の「空母棲姫」。耐久値350で、新型の艦載機を満載した空母タイプの敵だ。開幕の航空戦、砲撃戦での艦載機攻撃はいずれも相当な威力で、高レベルの戦艦も容易に1発で中破・大破まで持っていかれる。しかも空母タイプながら夜戦も参加してきて、そこでも大ダメージを与えてくる。基地タイプではないため「三式弾」も無効(対空効果はあるが)。真正面からぶつかって、力押しで倒すしかない。

 昼戦でボスの取り巻きを全て倒し、夜戦でボスを集中攻撃するのが理想的だが、「戦艦ル級flagship」を始めflagship型が脇を固めているため、それも簡単にはいかない。火力不足を感じたら、艦隊決戦支援を出しておくのも手だ。最初の航空戦の後に支援にやってくるので、そこで取り巻きを1つでも減らしてくれれば、かなり楽な展開になる。

 残りゲージが少なくなってもボス自体は強化されないが、取り巻きが軽空母から正規空母にランクアップする。新型艦載機を満載したタイプなので、制空権争いが非常に厳しくなる。航空優勢を取るのは相当難しいので、イーブンで済む程度までは調整しておきたい。

 いずれにしても昼戦でボスを撃破するのは至難の業。夜戦に行く前提で、第2艦隊に「探照灯」や「照明弾」、「九八式水上偵察機(夜偵)」といった夜戦を強化する装備を入れておくといい。ただし「探照灯」は敵の攻撃を集める効果があるため、ボス前の夜戦マスで集中砲火される可能性が高まる。味方にかばってもらえる旗艦に持たせるか、最初から持たないようにするといい。

 海域撃破ボーナスは、正規空母「雲龍」と「勲章」1つ。「雲龍」は正規空母というカテゴリだが、スペック的には耐久値や装甲がやや低く、軽空母と正規空母の間程度の性能となっている。ただ新型の正規空母の追加は久々で、待ち望んでいた提督も多いことだろう。史実では出撃機会がなかった艦なので、「艦これ」では存分に戦わせてほしい。

 これでイベントは終わりかと思いきや、別作戦として最後の第6海域が開放される。本土襲撃を受けた際の迎撃作戦となっているため、「AL作戦」と「MI作戦」に出撃した艦娘は第6海域に出撃できない。次回はまさかの3段階作戦となる第6海域の内容をお伝えする。

【スクリーンショット】
ボスの「空母棲姫」。普通に強い、としか言いようがない。全力で当たって撃破すべし
火力が足りないなら艦隊決戦支援を使うといい。特に最後の撃破狙いでは、あると断然楽になる
正規空母「雲龍」を入手。軽空母と正規空母の間くらいの性能といった立ち位置
これで終わりかと思いきや、まだ第6海域が残っている……

【第5海域「MI島確保作戦」プレイ動画】

(石田賀津男)