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AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」、「クライマックスバトル'13→'14」開催

先行支給モビルスーツ2機種のインプレッション!

【クライマックスバトル’13→’14】
12月24日~2014年1月6日 開催

 バンダイナムコゲームスは、稼働中のアーケード用ドームスクリーン式戦術チーム対戦ゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」のイベント「クライマックスバトル'13→'14」を12月24日~2014年1月6日までの日程で開催する。開始時刻は7時~25時59分。対戦人数は12月31日のみ8VS8で、それ以外は6VS6となっている。

【イベントスケジュール】
日付対戦人数ステージ
1戦目
2戦目
12月24日(火)6vs6サイド7サイド7(R)
12月25日(水)6vs6リボー・コロニーリボー・コロニーエリアB
12月26日(木)6vs6キャリフォルニア・ベースサイド7(R)
12月27日(金)6vs6トリントンサイド7
12月28日(土)6vs6トリントン基地ランダムステージ
12月29日(日)6vs6アイランド・イーズサイド7(R)
12月30日(月)6vs6グラナダサイド7
12月31日(火)8vs8ア・バオア・クーサイド7
1月1日(水)6vs6サイド7ランダムステージ
1月2日(木)6vs6ニューヤークサイド7(R)
1月3日(金)6vs6ニューヤーク(R)サイド7
1月4日(土)6vs6フルランダム
1月5日(日)6vs6オデッササイド7(R)
1月6日(月)6vs6サイド7サイド7(R)

 今回のクライマックスバトルの目玉となるのが、小説「機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ」との連動企画として、地球連邦軍に「ジム・スナイパーII(シャドウズ)」、ジオン公国軍に「ドム・バラッジ」が先行支給されること。

 支給期間は12月24日7時~2014年1月13日の23時まで。伍長以上のパイロットが対象で、期間中に25勝以上すると、パイロットターミナルにて支給される。久々の「先行支給」、かつ、両機が映像として動いている初のコンテンツということになる。

 また、今まさに板倉小隊のエースパイロットたちがデモンストレーションとしてこの2機種を使って戦っている。時間に余裕のある方は、ぜひお店で全国対戦に出撃して、その性能の一環を感じてみてはいかがだろうか? なお「クライマックスバトル」ともども、詳しくは公式サイトをご覧いただきたい。

 さて、今回、この2機体に試乗することができたので、インプレッションをお届けしよう。

地球連邦軍

RGM-79SP「ジム・スナイパーII(シャドウズ)」――「ダブル・カートリッジ・システム」でメイン武装に2つの弾種が! ベーシックな射撃型的性能に狙撃型の特性が加わった新機軸機体

カテゴリ:射撃型
コスト:260
出撃エリア:地上/宇宙/コロニー

 全身がほぼ黒、という特殊部隊「シャドウズ」仕様の「ジム・スナイパーII」。狙撃用のビーム・ライフルを主兵装としており、射撃型/狙撃型の武装特性を2つのカートリッジを使い分けることで実現している。

● 素体性能

 まずバランサー性能だが、よろけ、ダウンともにいわゆる「中バランサー(160/240:よろけ/ダウン)」。セッティングは機動が4、装甲が4まで。特化セッティングになっており、機動1が旋回強化、機動2がジャンプ強化、機動3がダッシュ強化、機動4が全体的な機動力向上、装甲1がタックル威力増(50)、装甲2が着地硬直緩和、装甲3が推進剤の燃焼効率改善、装甲4が装甲二重化となっている。APは254~289~329(機動4~N~装甲4)。

● メイントリガ武装

「カートリッジ1」はどちらもほぼ同じ性能のものが与えられている。使いやすい「ビーム・ライフル」だ
右上に現在選択中のカートリッジ番号が表示されている。ウェポンゲージのメイントリガー部分に大きく表示されているものが現在選択されているカートリッジで、上に控えめに表示されているのがもう1つのカートリッジとなる。カートリッジ2を選択すると、周囲がオレンジ色のフィルターがかかる
ロックオンボタンを押すことでスナイプモードに入る。スナイプモードの操作系はすべて狙撃型の「ジム・スナイパーII」と同じ。スコープ倍率が上がり、レバーで照準を移動させられる代わり、その間は自機が射撃体勢でしゃがんでいるため動けない

 本機の特殊性はこのメイン武装にある。「L-9ビーム・ライフル」は「A」、「B」の2種類が用意されているが、どちらも「ダブル・カートリッジ・システム」を搭載。「1」、「2」とカートリッジを2つ所持しており、「カートリッジ1」は射撃型、「カートリッジ2」は照射タイプ(「ジム・スナイパーII」タイプ)の狙撃型と似た特性を持つ。この2つのカートリッジの切り替えは、左レバーにある「ロック送り」ボタンを2カウント押しっぱなしにすることで行なわれる。切り替わる時はメイン射撃ゲージが上下に入れ替わり、下側が今装備しているカートリッジとなる。リロードは上下どちらも通常時と同じく行なわれているようだ。

 「カートリッジ1」は「A」、「B」ともに同性能で、「ジム・スナイパーII(WD隊)」の「ビーム・ライフル」と酷似した性能を持つ。ヒット(高バランサーまで1発よろけ)させてからのタックルは70~80のダメージが取れるため、至近戦での重要なダメージソースといえる。射程も210m台と一般的射撃型のものと同様で、発射遅延は「ジム・スナイパーII(WD隊)」の「ビーム・ライフル」よりやや短かめになっており、硬直も軽め。置き打ちするにはFCS距離との差がなく、FCS横幅があまり広くないので、偏差射撃を使いこなせば、十分活躍できるだろう。

 続いて「カートリッジ2」を見てみよう。いずれもカートリッジ「2」に切り替えると、画面周囲に薄くオレンジ色のエフェクトが入る。この状態でロックオンボタンを1回押すことで、「ジム・スナイパーII」同様のスコープモードに入る(レバー入力で任意に照準を動かすことができ、FCS範囲内に敵が入った場合、ロックオンマークが出るが、ロックオン(赤ロック)は不可)。「ジム・スナイパーII」の射程の2/3となる約600m前後が射程となっており、スコープモード中はトリガーを引き続けている間、連続してビームを照射し続ける。スコープモードに入っていない場合に射撃した場合は、瞬時に射撃が終了する。

 「A」の「カートリッジ2」は、弾数2、射程は620m台。瞬間威力は「ジム・スナイパーII」の「装甲2」に近く、ダウン値は「装甲1」と同じ。最大照射時間も「装甲1」と同じだ。ただし、リロード時間が非常に長く、約29カウントもかかる。

 「B」は弾数1、瞬間ダメージとダウン値、最大照射時間は「ジム・スナイパーII」のノーマルセッティングとほぼ同じ。こちらもリロードは長く、23カウントほどかかる。「A」と「B」ではフルヒットさせたときのダメージが倍以上違うことになるが、最大照射時間は「B」が「A」の倍で、「B」の照射時間=約3秒間、すべて当てられる機会はあまりないだろう。

● サブトリガ武装

 サブトリガーには「ハンド・グレネイド」、「ハンド・グレネイド×2」、「ハイパー・バズーカ」がセットできる。「ハンド・グレネイド」は2種ともダメージ20の転がすタイプの武装で、1発ダウン。「ハンド・グレネイド」は3発、「×2」は2セット(4発)装填。違うのは射程とリロード時間で、「ハンド・グレネイド」は「×2」より40mほど遠くまで届き、リロード時間は「ハンド・グレネイド」が約9カウント、「×2」が約11カウントとなっている。「ハンド・グレネイド×2」は、「ジム・スナイパーII(WD隊)」のものより射程が少し短く、リロード時間も短い。

 「ハイパー・バズーカ」は「ジム・スナイパーII(WD隊)」の同名武装とほぼ同スペックの武装となっている。150m程度離れると、横誘導とバズーカ弾の爆風による当てやすさが強みで、高バランサーまで1発よろけ。

 ちなみにメイン武装が「カートリッジ2」の場合、「ハンド・グレネイド」、「×2」を選択した場合、スコープモードの関係で、ロックオン(赤ロック)ができなくなる点には注意。

● 格闘トリガ武装

 袈裟斬り→振り上げ→突きという動作の「ビーム・サーベル」の威力は、トータルダメージ58(10→18→30)。「ジム・スナイパーII(WD隊)」よりも2段目の威力が2高い。

 タックルは一般的なショルダータックル。装甲1のみ50で、機動重視は30、ノーマル~装甲重視が40の威力。


 機体性能面を俯瞰してみると、射撃型としては「ジム・スナイパーII(WD隊)」をベースに、コスト260相当に素体の各種性能を向上させており、「B.D.3号機」(EXAM発動前)よりも動きがやや軽めのチューニングになっている。

 武装面に目を向けると、メイン武装の「カートリッジ1」はいずれも同性能で、「ジム・スナイパーII(WD隊)」を使いこなせている人なら扱いやすく、まず相手の硬直をきちんと狙うだけでなく、できれば偏差射撃を使いこなしてよりダメージを取っていきたいところ。至近距離戦においても、1発ヒットからのタックルを狙って立ち回れればベストだ。

 サブ武装は「ハンド・グレネイド」、「×2」は1発ダウンということもあり自衛に優れ、「ハイパー・バズーカ」は相手を動かし、硬直を狙うのには適しているため、1VS1のシチュエーションで使えるだろう。

 以上の点に加え、「カートリッジ2」への切り替えで任意に狙撃型の照射武装が使える、という点が本機の最大の魅力となっている。ただし、ヒットさせ続ければかなりのダメージが取れる(「B」なら対高バランサーにフルヒットで理論上大抵の機体はほぼ1発で撃破可能)ものの、狙撃型と同じく、タックルによるダウンやブースト/ジャンプによる移動、遮蔽物へ隠れるなど、対処されるとダメージがかなり低下してしまう点には注意。また、スコープモードに入るひと手間がかかること、照射中は隙をさらしてしまうことと、600mという射程は遠距離砲撃型の対MS弾には絶好の距離となっていることも忘れないでおきたい。また、「カートリッジ2」のリロードはいずれも「ジム・スナイパーII」よりもかなり長いため、狙撃チャンスは限られてしまう。

 「カートリッジ2」を使うなら、開幕の接敵時、もしくは撤退時などの相手と離れたシチュエーション、もしくは、僚機が敵機と攻防を繰り返しているところの硬直などを狙っていきたい。しかも、「ジム・スナイパーII」の操作に加え、カートリッジ切り替え操作にも慣れておく必要がある。

 ベーシックな射撃型的運用をベースに、射撃型では到達できない距離でもチャンスに一気に大ダメージを狙えるというほかの機体にはない特徴をどう活かすのか? それが本機を運用するために求められる技量でもある。逆を言えば、射程こそ劣るものの「ジム・スナイパーII」では得られない至近距離~中間距離での立ち回りを実現した狙撃型機体という捉え方もできる。

 「ジム・スナイパーII(WD隊)」にコストを+30(40)、「ジム・スナイパーII」にコストを+20(or0)してこの機体を選ぶなら、射撃型としての「カートリッジ1」での立ち回りはもちろん、「カートリッジ2」の使い道を探りながら、狙撃型的な少ないチャンスをモノにする戦況の読みや立ち回りを身につけたいし、僚機も「シャドウズ」がいるという点を考慮に入れ、射線上に相手をおびき出せる立ち回りができればより効果的。チームメンバーの協力を得ながら、この機体の魅力を引き出せるかどうかがカギとなるだろう。

ジオン公国軍

MS-09F/Br「ドム・バラッジ」――5種の「ガトリング・キャノン」のフルオート射撃と特化セッティングによるホバー機体は現バージョンで輝くことができるのか?

カテゴリ:近距離戦型
コスト:240
出撃エリア:地上/宇宙/コロニー

 ジオン残党軍により改修が施された「ドム」のバリエーション機体。多彩な「ガトリング・キャノン」を所持しており、弾数で相手にプレッシャーを掛けられる。

● 素体性能
 まずバランサー性能だが、よろけ、ダウンともにいわゆる「高バランサー(200/300:よろけ/ダウン)」。セッティングは機動重視が5、装甲重視が3まで。特化セッティングになっており、機動1が旋回強化、機動2がジャンプ強化、機動3がダッシュ強化、機動4が全体的な機動力向上、さらに機動5はホバーセッティングとなる。機動5はダッシュ速度が機動1、2と同じ、ダッシュ時間は機動4と同じ、ジャンプ速度が機動1と3と同じ、旋回速度が機動2と3と同じになり、着地時滑る。滑り幅は「ドム・トローペン(サンドブラウン)」に近いものを感じた。射撃型の「ドム」の機動5のような、ホバーセッティングにすると大幅に機動力が低下してしまう、という弱点はそこまで目立たない。

 装甲重視セッティングでは、装甲1がタックル威力増(50)、装甲2が着地硬直緩和、装甲3が装甲二重化となっている。APは265~300~350(機動5~N~装甲4)。機動2~5までAP値が一緒というのは気をつけたいポイントだ。

●メイントリガ武装

 「ガトリング・キャノンA」と「C」がメイン武装にアサインされている。射程は「C」の方が10mほど短いが、FCS距離は210台で同じ。「A」が5/35発、「B」が6/42発となっている。ダメージと弾速はわずかながら「A」のほうが高め。「A」のほうがバラける傾向があり、集弾率は「C」の方がいい。いずれもトリガーを引きっぱなせば全弾発射するフルオート仕様だが、「C」は6発1セット発射後わずかに間隔が開く。いずれも「ガンダム5号機」の「ジャイアント・ガトリングA」と「B」に近い特性の武装(特にダウン値)で、こちらの方が射程では勝っており、ダメージがわずかに低め。当然ながら発射時硬直はない。

●サブトリガ武装

 「ガトリング・キャノン」の「B」、「D」に加え、「E」までがこちらにアサインされているほか、さらにスカート部分から発射する「4連装ミサイル・ランチャー」と、サブトリガに4種も武装が用意されている。

 「ガトリング・キャノンB」は6/24発と弾数が少なめで多少バラけるが、ダメージが10~12程度と高い。ロックオン距離が控えめの180m台だが、射程もメイン武装に匹敵する230mオーバー。ダウン値は2発で高バランサーまでよろけるため高め。多少バラけるこの武装のみフルオートではない。

 「D」はロックオン距離が200mと長めで、4/20とバルカン的な装弾数。全弾ヒットで高バランサーがよろけるダウン値になっており、威力も約8で固定。この武装の特徴としては、ロックオン(赤ロック)時にマニュアル偏差機能(旋回操作などで射線をずらす)が可能という点だ。フルオート射撃が可能。

 「E」は6/30発と弾数の多い武装。威力が8~12と最も高い「ガトリング・キャノン」で、連射能力にも優れる。ロックオン距離も射程も210mを越えており、メイン射撃と同じような使い勝手になっている。こちらもフルオート射撃が可能。ダウン値は「C」と同じで、全弾ヒットで低バランサー機体をダウンさせられる。

 残る「4連装ミサイル・ランチャー」は、4/24発の直線軌道を描く武装で、ダメージが4程度と低めで射程が150m台と短いが、ロックオン距離は210mを越える。ミサイルでありながら射出間隔が短めで弾速がやや早く、さらにフルオート射撃ができる。この武装の強みは、なんといっても強制よろけ特性が与えられていること。また、「ガトリング・キャノン」と異なり、発射時持ち替え動作がない。スカート部から右左と交互に発射する。

 いずれの武装にも発射時硬直はない。

● 格闘トリガ武装

格闘は「パンチ」での3連撃となる

 パンチは左ストレート→右ストレート→両手でのオルテガハンマーの3連撃。威力は、トータルダメージ68(22→22→24)で「アクト・ザク」や「ゲルググM」と威力配分含めて同じ。

 タックルは一般的なショルダータックル。装甲1のみ50で、機動重視は30、ノーマル~装甲重視が40の威力。


「ガトリング・キャノン」は大柄な武装だが、発射時足は止まることがない。近距離戦型武装の基本は踏襲されている
「B」以外はすべての射撃武装にフルオート能力が与えられている点が本機の大きな特徴

 素体性能としては、全体的にAPが多めで、ジャンプ時やや燃費が悪いという「ドム」系列の基本にのっとっているが、同じ近距離戦型の「ドム・トローペン(サンドブラウン)」より各種機動力が高めの代わりにAPは少なめとなっている。機動5以外はホバーで滑らないため、地に足をつけて戦う分にはそれほどクセを感じさせない機体特性となっている。同コスト帯となる「アクト・ザク」と比較すると、わずかにAPが多めな分、機動力がわずかに控えめ。機動5に関しては、機動4に比べると若干の機動力の低下がみられるものの、引き換えにホバー能力が追加されると考えると、誘導兵器を持たない機体相手にはこちらの方が魅力的なセッティングといえる。

 武装面の特性としては、「ジム改」と同じく、メインとサブそれぞれを打ち分けつつ、高コスト帯の武装らしく弾速も早め、かつ射程にメインとサブの差があまりないため、「ガトリング・キャノン」を撃ちまくっても違和感がない。さらに「B」以外フルオート射撃が可能なものがほとんどで、バリバリ弾幕を張りながら、自分が位置取りをコントロールしつつラインを維持できるよう運用していきたい。ただ、ほとんどが6発1セット発射、かつ即ダウンさせられる武装が皆無なので、相手の編成を読んでの武装選びと、射撃戦での距離感覚が重要になってくる。

 また、せっかくのフルオート特性だが、ダウン値はそれなりにあるため、同じ相手に延々撃っていても味方に迷惑なだけ。撃ち込み始めたら、そのまま移動しながらダメージを与えつつ、周囲の敵の状況に目を配り、次の相手に対して行動を起こすといった使い方ができるだろう。なお、格闘型機体の連撃の間にかぶせてダメージの底上げを狙っても、ダウン値の都合上せいぜい1セットが限界なので、格闘型機体が狙っている敵にはなるべく撃たないよう、ターゲットの変更をこまめにやっていき、ダメージを蓄積させていきたい。

 結局「ジム改」と同じような運用となるが、装甲重視セッティングの装甲3のAPが350とかなり高く、「ジム改」の装甲3と同様に、圧倒的な弾幕で長く戦場に居続け、硬直などのチャンスには「ガトリング・キャノン」を叩き込む、という狙いでの運用が1番安定するかもしれない。タンク周りなどの主戦場で、足を止めずに弾切れを起こさずメイン・サブ両ガトリング・キャノンでその場の制圧をより有利に進められる使いこなしができれば、本機は輝くのかもしれない。

 もうひとつ、機動5のホバーセッティングと相性がいいと思われるのが、マニュアル偏差機能が付いている「ガトリング・キャノンD」。こちらはダッシュ移動して硬直は滑って狙いにくくさせながら位置取りを変え、偏差機能を使って歩いている相手をガリガリ削ることができる、ホバー特性と相性のいい武装だ。硬直する「ビーム・ライフル」装備の機体と1対1でやりあうなら、このセッティングと武装の組み合わせは魅力的。特に平地、ステージで言えばタクラマカンなどではある程度効果を発揮しそうな組み合わせといえるだろう。が、瞬間スピードには難があるため立ち回りでカバーしたいところだ。

(検証協力:カバパン)

(三番町第20小隊)