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TGS2013 PS3/Xbox 360「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII」試遊レポート
第4の大陸ウィルダネスを本格探索! カスタマイズも豊富に試せる
(2013/9/19 23:11)
11月21日発売予定のPS3/Xbox 360「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII」。いよいよ発売が近づいてきた、「ファイナルファンタジーXIII」(以下、FFXIII)シリーズの最終章だ。今回の試遊では、PS3が20台、Xboxが10台の計30台を出展している。
TGS2013の試遊バージョンでは、自然豊かな大陸「ウィルダネス」でのプレイが楽しめる(他の大陸には残念ながら行けない)。ウィルダネスは自然が多い広いフィールドマップのような大陸ではあるが、その一方で、前作「ファイナルファンタジーXIII-2」に登場したアカデミアが滅びた場所でもあり、ヴァルハラ神殿もこの大陸にあった。そうした、自然の中に滅びた文明の跡が残る大陸となっている。また、混沌の力が多く流入している大陸なので、特に夜は危険が多いということだ。
TGSでの試遊では、メインクエストの1つ「チョコボを救出する」というクエストがプレイできるのだが、それ以外にも、ライトニングのカスタマイズを試したり、バトルをしまくったりといろんなことが試せる。
ライトニングのカスタマイズでは、今作の特徴でもある「ウェア」が組み込まれているスタイルが、初期状態の3種類には「神聖なる解放者」、「竜騎士」、「アンジュノワール」があるほか、入れ替えできるスタイルにも、「黒魔道士」、「赤魔道士」、「ハートスティーラー」、「絢爛のアドミラル」、「ブレイジングマーズ」、「ノクターン」の6種類が用意されている。この中からバトルで使う3つを自由に設定可能だ。
また、「ウィルダネス」には集落が点在していて、そこのお店でウェアやアクセサリーの購入ができる。用意されている以外にも、購入したものでさらにスタイルの作成が可能だ。カスタマイズをできる限り試していくだけでも、約15分のプレイ時間が過ぎてしまうかもしれない。
ウィルダネスは草原が広がる「風ヶ原」を中心に、「ヤクトの森」、「アリエスの丘」、「奇岩地帯」と、様々な自然地形のエリアが広がっている。他の大陸と比べ、ファンタジー色の強いエリアとも思える。だが、その一方でガードレールらしき跡や朽ちた建造物など文明の跡がそこかしこに見られ、遙か遠くにはヴァルハラらしき建物も見える。独特な味わいのある地域だ。
フィールドには歯ごたえのあるモンスターが出現するので、バトルもたっぷり楽しめる。しっかりと弱点を突いてノックアウトを狙わないと苦戦するぐらいの強さになっていて、それだけに本作のバトルの醍醐味を味わえる。
今回初めて触ることができた、竜騎士、黒魔道士、赤魔道士などのスタイルは攻撃アビリティが爽快感があり、気持ちいいものばかり。竜騎士と言えば「ジャンプ」だが、ビートダウンという攻撃アビリティからコンボにするとジャンプに発展する。威力も申し分なく、抜群にかっこいい。また、攻撃しつつHPを吸収する「竜剣」も便利。
黒魔道士は「ラピッドファイア」という、ファイアをひたすらに撃ちまくるアビリティが、爽快感抜群だ。激しい魔法連打に魔法や火が弱点のモンスターは一気にノックアウトする。深紅のドレスに身を包んだ「ブレイジングマーズ」は、舞うように細剣で斬りつけ、とどめにファイガを浴びせるという、外見のとおり華麗なスタイルだ。
筆者は、こうしたいろいろなスタイルを使ってみたり、カスタマイズしたりでプレイ時間のほとんどを消費してしまったのだが、周囲の試遊している人も、同じようにカスタマイズにハマっている人が多く見られた。本作の醍醐味であるライトニングの魅力が、発売が近づいてきたこともあって、自由に楽しめる。ウィルダネスのオープンフィールドな広さ、独特なファンタジー感に満ちた世界観も魅力的。来場される方は、そのあたりにぜひ注目頂きたい。
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