コーエーテクモ、PS3/Wii U「三國志12」

「兵法陣・強化陣」のシステムを公開。「第6回 三国志祭」にも出展


12月13日 発売予定

価格:9,240円
   11,340円(PS3版:PREMIUM BOX)

CEROレーティング:A(全年齢対象)



イメージイラスト

 株式会社コーエーテクモゲームスは、12月13日にプレイステーション 3/Wii U用歴史シミュレーション「三國志12」を発売する。価格は9,240円。PS3用の「PREMIUM BOX」は11,340円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 今回は、野戦での戦いのシステム「兵法陣・強化陣」について詳細が公開された。また、10月7日と8日に兵庫県神戸市のJR新長田駅南地区商店街一帯で開催される「第6回 三国志祭」への出展が決定した。「三國志12」の武将画展、「三國志12」と「真・三國無双6 Empires」の試遊コーナーが設置されるほか、北見 健プロデューサーによる「三國志12」のトークショーが予定されている。


■ 兵法陣・強化陣

 兵法陣は敵を自動的に攻撃するほかにも、守備側全部隊や城門を強化したり、戦場によっては追加効果が発生することもある。兵法陣、強化陣、城門に表示されている数値が防御値となり、これがゼロになると建造物が破壊され侵入を許してしまうことになる。逆に制圧すれば、戦法を発動するために必要な采配ポイントの上昇速度がアップする。

 ただし、兵法陣や強化陣を守るだけが戦術とはいえない。兵法陣を囮としておいて敵本陣に対して奇襲をかけたり、敵の部隊を強化陣に誘導し形勢逆転を狙うといったことも行なえる。

 逆に敵の兵法陣の効果で敵の全部隊が強化されている時は囮を使って敵を足止めし、手薄な部隊を狙って攻略するといった戦術も効果的だろう。


兵法陣は敵を自動的に攻撃するほか様々な効果もある兵法陣を破壊したところ。これで、敵部隊や城門に掛かっていた強化補正が解除された。一気に城門を叩きにいくチャンスとなる
額面通り守るだけでなく、囮として使用する戦術もある敵の兵法陣の効果で敵の部隊が強化されている。こういったときは正面から戦うのではなく囮を使い、手薄な部分を攻めた方がいいだろう

 強化陣は各戦場の防衛の要所に配置される。「槍兵強化陣」、「騎兵強化陣」、「弓兵強化陣」の3種類があり、陣から自動的に攻撃するほか、陣の視界内にいる、対応する兵科の守備側部隊の特殊攻撃力が上昇する。3種類の強化陣はそれぞれ違った特性があり、たとえば「槍兵強化陣」は周囲にいる守備側部隊のうち、槍兵だけが強化される。

 強化陣の攻略には直接影響しないが、戦法の発動に必要な采配ポイントのためにも奪取しておきたい。味方部隊を強化陣に向かわせる時は、兵科相性を考えて出撃させるほうがいいだろう。


強化陣は「槍兵強化陣」、「騎兵強化陣」、「弓兵強化陣」の3種類がある強化陣は各戦場の防衛の要所に配置されており、なるべく奪取しておきたいところだ
防御値をゼロにして強化陣を破壊し、攻撃側が占領したところ。采配上昇速度もアップしている。このあと、別の強化陣へ向かうか、兵法陣を狙いに行くかなど、陣の攻略順も非常に重要となっている槍兵強化陣で槍兵だけが強化されている。槍兵は兵科マーカーが通常よりも大きく強調された表示になっている

■直感的な戦場操作

 味方部隊・敵部隊・陣などを直接選択できるショートカットが多数用意されており、毎回マップを移動させなくてもスピーディに操作することができる。また、一時停止機能もあるので、操作に慣れるまでは一時停止して命令することも可能。

 陣のショートカットボタンを押せば、右下のミニマップの陣にカーソルが表示され、このカーソルを動かして目標設定すれば、マップを移動させずに、その陣を目標に設定できる。

 味方部隊は、画面左下の味方部隊アイコンで選ぶことができる。また、敵部隊もショートカットボタンを押すことで、画面上部の敵部隊アイコンにカーソルが表示される。こういったショートカットを使うことでマップを移動しなくても敵を目標に設定する事はできるが、視界に入っていない部隊は目標に指定することはできない。


ショートカットは充実しており、これらを利用することで直感的なプレイが可能となる味方部隊は画面左下の味方部隊アイコンで選べ、敵部隊も同様に、ショートカットボタンを押すことで、画面上部の敵部隊アイコンにカーソルが表示される

■ 「期間限定特典 描き下ろし武将データセット」のイラスト公開

期間限定特典の描き下ろし武将データセット

 発売から2013年1月末までの期間に、オンライン対戦を遊ぶことで獲得できる、新規描き下ろしを含む限定武将7名のイラストデータセット。ゲーム中に登場する武将イラストとして利用できるほか、強力な対戦用カードとしても使用できる。


(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
※画面はPlayStation 3版で開発中のものです。
Amazonで購入

(2012年 10月 4日)

[Reported by 船津稔]