C&Cメディア、MORPG「タルタロス」が新スキルシステムで生まれ変わる!
キャラクターの個性を生む「フェーズシステム」をたっぷり紹介!


2月10日

シーアンドシーメディア本社


最新アップデート「命の天秤」第1弾が2月17日に実装された

 株式会社シーアンドシーメディアは、Windows用MORPG「TARTAROS -タルタロス-(以下、タルタロス)」の最新アップデート「命の天秤」を2月17日と3月上旬に2度に分けて実装する。

 「タルタロス」はキャラクターを前面に押し出し、完結するストーリーを持っていることが特徴のアクションMORPG。1月にサービス開始から1周年を迎え、なにかと話題のテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」とコラボレーションするなど、精力的なキャンペーンを開催中だ。

 2月17日に実装される最新アップデート「命の天秤」の第1弾として、レベルキャップが61から63に引き上げられ、最新のストーリーと新しい戦闘マップが追加された。さらに3月上旬には、今回の目玉となる新スキルシステム「フェーズシステム」がいよいよ実装される。

 以前の記事でもお伝えしてきた「フェーズシステム」は、「タルタロス」のキャラクター育成をガラリと一新させ、キャラクターの成長を2つの方向に分岐させる転職のような意味合いを持つシステムだ。同時に、各キャラ5つずつ計45種類の新スキルも実装される。

 今回は、本社にお邪魔して、「タルタロス」の運営ディレクター川原久義氏に説明を聞きつつ、「フェーズシステム」をたっぷりといじってきた。システムや新スキルの紹介と共に、「タルタロス」の今後の展望を紹介したい。




■ キャラクターの性能を2方向に特化させる「フェーズシステム」とは?

キャラクターの人気が高い「タルタロス」。今回のアップデートで性能的にも個性的なキャラメイクが可能になる

 「タルタロス」には9人のプレーヤーキャラクターが登場する。1つのアカウントで、多彩なキャラクターを操作できる反面、これまでは誰が育てても同じキャラクターになるという弱点があった。そこでキャラクターにもっとプレーヤーの個性を反映できるよう考案されたのが、新しいスキルシステムである「フェーズシステム」だ。

 「フェーズシステム」が実装された後は、これまで1本道だったキャラクターの成長が、ある段階で分岐するようになる。例えばソーマというキャラクターの場合は、遠距離攻撃に特化した「エレクトロニックマジシャン」と近距離攻撃に特化した「ヴォルティックファイター」という2つのフェーズに分かれる。通常の転職システムと違い、このシステムでは両方のフェーズを覚えて、戦闘中に切り替えることができる。

「タルタロスは、1人でも友達とも遊べるというところを売りにしています。しかし今まではナギがすごく好きなんだけれど、支援系のキャラクターなのでソロプレイが辛いという部分がありました。そこに攻撃特化型のフェーズを入れることで、1人で遊べる要素が増えたと思います。もちろんパーティーでも、モンスターの特性やその時のメンバーに応じて役割を選ぶことができます」(川原氏)。


「フェーズシステム」のイメージ。特性の違うそれぞれのフェーズを切り替えながら戦うことで、戦術の幅が広がる




■ 戦闘中にいつでもフェーズの切り替えが可能。スキル、フェーズなどはすべてスキルマスターに一元化

戦闘中に自分が使っているフェーズは右下のアイコンで確認する
フェーズごとに使えるスキルが決まっている。スキルウインドウから確認できる。黒いアイコンは、体験段階でアイコンが完成していなかった新スキルだ
レベル50までに覚えられるのは基本を入れた3つのフェーズ。このうち2つを戦闘で使うことができる
各町にいるスキルマスターがついに脚光を浴びる日が!
スキルは、全キャラ共通の「スキル熟練度」を使って覚えることになる
特性は、キャラごとに貯まる「スキルポイント」で覚える

 キャラクターは「BASIC」という基本の状態からスタートして、レベル35で2つの「フェーズ」のうちどちらか1つを覚えることができるようになる。さらにレベル50になった時点で残りのフェーズも習得できる。以降は「BASIC」を合わせた3つのうちから2つを選んで戦闘を開始することになる。フェーズは戦闘中に「Tab」キーでいつでも切り替えることができるが、1回ごとに特定のアイテムを消費する。

 使えるスキルは、フェーズごとに振り分けられていて、フェーズを切り替えると自動的に入れ換わる。近距離に特化したフェーズなら、習得済みであっても遠距離系の攻撃は使えなくなるなど、一定の制限がかかる。どの技がどのフェーズで使えるのかは、スキルウインドウから確認することができるので、それを見つつ技の成長をコントロールしていく形だ。

 現在はフェーズを切り替えてもキャラクターの見た目に変化がなく、パーティーメンバーからはどちらのフェーズを使っているのか分からない。そこは今後なんらかの変化を付けて、ユーザービリティを上げる方向にしていきたいということだ。

 今回の大改編にあたり、全ユーザーを対象に今まで覚えていたスキルは何らかの形でリセットされる予定だそうだ。「ユーザー様からの期待をいただいているシステムですから、調整にお時間をいただきました」と川原氏。当初は2月の実装が予定されていたが、ゲームバランスを大きく崩しかねないような技能もあるため、バランス調整の時間を長めにとった結果3月にずれ込むことになってしまったそうだ。

 フェーズを教えてくれるのは街にいるスキルマスターだ。これまで各町にいるものの、チュートリアルで話しかけて以降はあまり出番がなかったが、アップデート後からはスキル、特性、フェーズなどスキル関連の技能はすべてスキルマスターから習得する形になる。

 覚えたフェーズは、デフォルトでは未登録になっているので「スキルフェーズ」画面から登録する必要がある。第1フェーズに登録したものが、戦闘開始に使えるフェーズになる。

 スキルの成長方法も一新された。これまでは、レベルアップの時にもらえる「スキルポイント」を使ってスキルを覚えて「スキル熟練度」で強化していたが、それが「スキル熟練度」でスキルを強化し、「スキルポイント」は「特性」という新たな要素を覚えるために使うよう変更された。「特性」は「体力強化」や「物理攻撃力強化」など、スキルやキャラクターを強化するための常時発動技能(パッシブスキル)。

 変更の理由を尋ねたところ、レベルアップ時にしか手に入らないスキルポイントではなく、プレイの中で報酬として手に入れやすい「スキル熟練度」を使ったほうが、より多くのユーザーに楽しんでもらえるのではないかという判断から、この形に修正されたのだということだ。

 覚えたスキルや特性は、特定のアイテムを使ってリセットすることもできる。フェーズのリセットには特に費用やアイテムは必要ないが、逆に習得時にゲーム内通貨が必要となる。スキルマスターからいつでも覚えなおせるが、そのたびに支払うことになる。

 スキルと共に、フェーズの特徴を生み出すのが「特性」だ。これは上にあるパッシブスキルの特性とは別の要素で、フェーズを選ぶと自動的に発動する固有能力だ。攻撃を受けた時や、攻撃をヒットさせた時に一定確率で発動して、自身の攻撃力を高めたり防御力を高めたりと、そのフェーズの特徴に沿った形でキャラクターを一定時間強化させることができる。スキルと特性を組み合わせることによって、同じキャラクターが盾寄りになったり、アタッカーになったりと、様々な役割を演じることが可能になるわけだ。

 今回は2つのフェーズに分かれるが、今後さらに細かい分岐も予定されている。川原氏によると、現状の2つがさらに2つずつに分岐していくことになるようだ。次回以降のアップデートになるが、レベル60でその4つの中の1つを覚えられるようになる予定らしい。その時には、当然フェーズに合わせた新スキルが実装される可能性が高いということなので、キャラクターの成長にどんどん選択の幅が増えていくことになる。

 「いままではキャラクターごとに特徴がありましたが、それをさらに特化させて、よりユーザー様それぞれの個性を生かしたタルタロスを楽しんでいただけるのではないかと思います」(川原氏)。




■ キャラクター別のフェーズと新スキルを一挙紹介

 「フェーズシステム」の導入に合わせて、各キャラクターに5種類の新スキルが追加される。追加されるのは、基本スキルが1つ、各フェーズに2つずつの計5種類で、強力な技能や使い勝手のよさそうなものが揃っている。各キャラクターのフェーズと共に紹介したい。

●ソーマ

・「エレクトロニックマジシャン」
 後方からの攻撃に特化したフェーズ。敵を感電や麻痺状態にした時に、次の攻撃に20%の追加ダメージがつく。


「チェーンウェーブ」
 離れた場所から雷撃のようなボールを飛ばす。直線状にいる敵がボールに当たると多段ヒットする。一定確率で敵が感電して、移動速度が低下する。
「ショックウェーブ」
 中間距離の敵に雷を飛ばして爆発させる。一定確率で敵が感電して、移動速度が低下する。

・「ヴォルティックファイター」
 近距離攻撃に特化したフェーズ。敵から攻撃を受けた時、一定確率で特定のスキルディレイがリセットされる。


「パワーディフェンス」
 近くの敵を攻撃しつつ、自身の防御力を上げる。
「ライトニングスマッシュ」
 コンボ攻撃を仕掛ける。「J」キーのコンボと組み合わせて使うことで、より長いコンボ攻撃をすることができる。

・共通スキル

「クラッシュアタック」
 前方に移動しながらそこにいる敵を攻撃する。背後から雷がついてきて、敵に追加攻撃を加える。

●ピンコ

・「ガーディアン」
 防御に特化したフェーズ。敵から攻撃を受けてノックバックした時に、一定確率で4秒間敵の攻撃を100%ブロックする。


「バトルオーラ」
 自身から波紋のようなものが広がって、範囲内にいる敵すべてのターゲットを自分に移す。シュバルマンのものと同じ技。
「ブービートラップ」
 自分の周りに輪のようなオーラを出して、周辺の敵を攻撃しつつ、味方の能力を向上させる。

・「チャンピオン」
 攻撃に特化したフェーズ。


「ロボジュニア!!」
 UFOのような爆発物を2つ敵に向かって発射すると、敵はそれを攻撃し始める。攻撃すると、爆発してダメージを与える。
「ボムサイト」
 照準を出して、中間距離にいるに爆弾を投下する。

・共通スキル

「ジャイアントスイング」
 ロボットが腕を伸ばして上半身を回転させながら移動する。もともとあった、その場で回転攻撃をするスキルの移動バージョン。

●シュバルマン

・「ロイヤルガード」
 防御に特化したフェーズ。敵の攻撃でノックバックされた時に、一定確率で4秒間、敵の攻撃を100%ブロックすることができる。


「ファイティングオーラ」
 自身から波紋のようなものが広がって、範囲内にいる敵すべてのターゲットを自分に移す。ピンコのものと同じ技。
「ライオットフリーク」
 オーラの柱のようなものをだして敵を攻撃しつつ、味方の攻撃速度と攻撃力を増加させる。

・「ブレイブナイト」
 攻撃に特化したフェーズ。HPが残り30%を切った状態で敵にクリティカル攻撃が当たると、一定確率で5秒間の間、攻撃速度と移動速度が増加する。


「アウトレイジ」
 剣を振り回しながら前進して、斬り付けた回数だけ敵にダメージを与える。
「ライオンズストライク」
 前方にジャンプして、刀を地面に叩きつける攻撃。

・共通スキル

「ガルフストリーム」
 自身の周りに獅子のようなオーラを出して、敵に多段攻撃をする範囲攻撃。シュバルマンは直線的な攻撃が多いので、待望の範囲攻撃だ。

●イリシア

・「ソードダンサー」
 後方支援に特化したフェーズ。クリティカル攻撃が的中すると、一定確率で10秒間攻撃力が増加し、MPとSPが回復する。


「ムーンサルト」
 剣を前方の敵に飛ばして2回攻撃を与える。後方から攻撃する、飛び道具のような技。
「スプリットダガー」
 空中に飛び上がって、前方にいる敵に剣を振り下ろす範囲攻撃。

・「カウンターアタッカー」
 近接攻撃に特化したフェーズ。攻撃が当たると、一定確率で5秒間、攻撃速度と回避率が増加する。


「ソードリベンジ」
 一度後ろに下がってから、前方の敵を連続で攻撃する。
「オーラオブフルムーン」
 自身の頭上に月のようなエフェクトを浮かべて、範囲内にいる敵を攻撃しながら、味方の攻撃力と回避率を上昇させる。

・共通スキル

「エアグレイス」
 「ダンシングダガー」の強化版。高く舞い上がって、同心円状にいる敵に多段攻撃を仕掛ける。

●アエルロト

・「セイヴァー」
 回復支援に特化したフェーズ。敵に攻撃を当てると、一定確率でスキルディレイが50%減少する。


「ダークサークル」
 自分と仲間に魔法陣を飛ばして、魔法陣の近くにいる敵を攻撃する。魔法陣を飛ばした味方がいる場所が攻撃の起点となる。
「チェーンヒーリング」
 回復力の高いヒールを近くにいる仲間に飛ばす。

・「インヴァージョナー」
 攻撃に特化したフェーズ。敵の攻撃を回避すると、一定確率で特定のスキルディレイがリセットされる。


「フォームレスブレード」
 後ろに下がりながら、攻撃した敵の周りに剣のような効果を発動させる。その敵を起点に、剣を飛ばして、周りにいる敵にもダメージを与える。
「ブラックエリア」
 正面にいる敵に向かって剣を飛ばし、最大3体を攻撃する。一定確率で敵が阻止状態になる。

・共通スキル

「フラッシュエッジ」
 自身が回転して攻撃しつつ、球のようなものを前方に飛ばして爆発させる範囲攻撃。MP消費の大きな大技。

●ナギ

・「アニミスト」
 攻撃力に特化したフェーズ。クリティカル攻撃が当たった時に、一定確率で特定のスキルディレイがリセットされる。


「クレイジーゴート」
 羊を大量に呼び出す「バイオレンスゴート」の強化版。黒い大きな雄山羊が直線状にいる敵に頭突きをくらわせながら、はるか彼方まで下がらせる。
「シルフガード」
 発動すると、ナギから黄色球が一定時間出続ける。球には緩いホーミング機能があり、近くにいる敵をシューティング風に攻撃する。ダウンしている最中も攻撃が出続け、攻撃をしながら回復や別の技を使うこともできる便利な技。

・「ヒールビショップ」
 回復支援に特化したフェーズ。敵の攻撃を受けた際に特定のスキルディレイがリセットされる。


「キュアブリーズ」
 自分と近くにいる味方1人をヒールする。回復量は、自身の魔法攻撃力に比例する。
「ピクシーズハンド」
 魔法陣の中から、光球を2つ沸かせて多段ヒットさせる攻撃魔法。一定確率で、敵をその場から動けなくさせるホールドの効果が発動する。

・共通スキル

「ナシプズソウル」
 自分の周りに魔法陣を展開して、その範囲内にいる味方を回復し、敵を攻撃する。

●クロモド

・「タイムメイジ」
 自身の生命力を高めることに特化したフェーズ。通常攻撃が、これまでの火を使った攻撃から、相手をノックバックさせるものに変わっている。クリティカル攻撃が当たると、一定確率で10秒間ノックバックとクリティカル確率が増加する。


「ディストーション」
 空間を歪めたような球をだして、敵にダメージを与えつつ後ろに下がらせる。通常技なので連打が可能。
「エナジーワープ」
 攻撃をした後、少し後ろに瞬間移動する。「K」キーで発動するスキルで、「ディストーション」に比べてスキルディレイが長め。

・「エレメンタリスト」
 攻撃魔法に特化したフェーズ。攻撃が当たると一定確率で10秒間魔法攻撃力が上昇して、MPが回復する。


「氷雪陣」
 氷の塊で敵にダメージを与える。一定確率で、敵の移動速度を遅くする遅延効果がつく。
「メルトブレイズ」
 中距離の敵に炎の塊をぶつける範囲攻撃。近距離の敵は突き抜けてしまうので、位置取りが重要になる。

・共通スキル

「ランドクエイク」
 自身の周囲の地面を隆起させて、範囲攻撃を行なう派手な技。一定の確率で敵を気絶させる。MPとSPの消費が激しいが、強力な技だ。

●ルコ

・「トラッパー」
 罠を設置したり、後方から攻撃を加えるトリッキーなフェーズ。


「チャクラム」
 前方の敵に円月輪のような巨大手裏剣を飛ばして、輪の中に入った敵に連続攻撃を加える。飛ばした手裏剣はその場にとどまるので、移動する敵には不向き。
「起爆スイッチ」
 猫の足跡のようなマークを複数出して、そこに集まってきた敵を爆破する。

・「シャドウ」
 回避能力が高く、移動しながらの近接戦闘に特化したフェーズ。クリティカル攻撃が当たると、一定確率で10秒間移動速度と回避率が上がる。


「シャドウステップ」
 離れた場所にいる敵の目の前に瞬間移動して攻撃する。移動攻撃に特化したシャドウらしいスキル。
「デッドエント」
 前方にいる敵を何度か攻撃した後、跳び退って回避する。多くの敵に囲まれた時の緊急回避技として使える。

・共通スキル

「ミミ防御陣」
 呪印のようなものを出しつつ、自身と味方3人に8秒間防御を上げる魔法陣を張る。敵が魔法陣の中に入ってくるとダメージをくらうという、攻守を兼ね備えた技。

●エルピントス

・「ホーリーナイト」
 味方の支援に特化したフェーズ。支援を目的とした技を多く使える。敵に攻撃を当てた時、一定確率で10秒間スキルのディレイを50%短くするバフがかかる。


「ジャッジライト」
 円形状のオーラで攻撃する。攻撃判定があるのは前方のみで、範囲内にいる敵に多段攻撃を加える。最後に剣のようなシルエットがでて追加攻撃を与える。
「シールドパニッシュ」
 ドームのようなエフェクトが出て、自分と味方の防御力を上げる。

・「アイスコマンダー」
 自身の防御力を上げることに特化した近接攻撃型のフェーズ。敵から攻撃を受けた時に、一定確率で4秒間すべての攻撃をブロックできるようになる。


「フロストウェーブ」
 足元から氷の塊を出して前方の敵に多段攻撃を加える。
「フリージングフィールド」
 自身の周りに波状のオーラを出して、範囲内にいる敵に多段攻撃を加える。スキルを成長させていくと現状最大4段ヒットまで当たるようになる。

・共通スキル

「レガリアキャノン」
 自身の背後に大砲を召喚して、中距離の攻撃を行なう。強力なスキルだが、MPとSPの消費が激しい。




■ 1周年を迎え、今年はユーザーとともに「タルタロス」を作っていく!

アニメにちなんだアバターも順次実装されていく予定だ

 「フェーズシステム」以降のアップデート予定についても少しだけ紹介しよう。3月にはこのアップデートとは別に、もう1度アップデートが行なわれる予定だ。また、現在行なわれているアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」とのタイアップキャンペーン第2弾として魔法少女らのアバターなども実装される予定だ。

 以前に行なわれたアテレココンテストの優勝者が声をあてたキャラクターは、「アルニカ修道院」の次に入るマップで登場する予定だ。「メインキャストというわけにはいきませんが、ちょっとしたキーパーソンとなる人をあててもらおうと調整をしております」(川原氏)。

 ひな祭りや、昨年好評だった「運動会」など季節に合わせたシステムイベントも順次行われる予定だ。川原氏が現在考えているのはユーザー参加型のイベント。「アテレココンテストも非常に好評でしたので、そういったユーザー様参加型のイベントやキャンペーンを行なっていけたらと考えています。1周年を迎えたこともあり、原点に回帰してユーザー様の声に耳を傾けて、みんなで一緒に『タルタロス』を作って行きたいです」(川原氏)。

 実施日などはまだまったくの未定だが、オフラインイベントはぜひ実現したいと意気込みを語ってくれた。また、コミカライズの声も大きいそうなので、そう言った部分も進めていきたいとのことだ。「今後2年、3年、その先まで続けていけるようにがんばっていきたいです」と川原氏。年明けから何かと話題の尽きない「タルタロス」だが、今年はファンコミュニティの面からも話題が多そうだ。


(2011年 2月 18日)

[Reported by 石井聡]