スパイク、PSP「喧嘩番長5~漢の法則~」

シリーズで初めて主人公がブレザーを着用!


2011年1月27日 発売予定

価格:5,229円(UMD版)
   4,200円(DL版)



 株式会社スパイクは、2011年1月27日発売予定のPSP用アクションアドベンチャー「喧嘩番長5~漢の法則(オトコのルール)~」(喧嘩番長5)の新情報を公開した。

 今回明らかにされたのは、登場人物として、鳴水浜地区にあり阿弥浜沿線随一の進学校「白金学院(しろかねがくいん)」の生徒や、関成地区の中華街奥をアジトとするチーム「骸(MUKURO)」のメンバー、さらに、恋愛の対象となる個性豊かなヒロインの情報。

 また、闘った相手との絆を深めダチを増やしたり、エリアの支配者とダチになることで自らの縄張りを広げていくなど、今作のテーマとなっている“絆”に関連したシステムの概要が公開された。

 このほか、「喧嘩番長」シリーズで初めて主人公がブレザーを着用したり、移動手段となる電車や駅のホームでも喧嘩が繰り広げられることも明らかになった。


【登場人物紹介】

■ 白金学院(しろかねがくいん)

 鳴水浜地区にある、阿弥浜沿線随一の進学校。世間知らずのセレブ坊ちゃんとお嬢様が通っている。学校創立以来初めて、宇都宮や緒方らがワルの振る舞いを見せているが、正直言って井の中の蛙である。

宇都宮 学
(うつのみや まなぶ)
白金学院3年。白金学院始まって以来のワルだが、ほかの学校から見るとただのパシリレベルの不良で、「虎の威を借る狐」という言葉がぴったりの人物。街の不良連中に取り入ることで威勢を保っている。緒方を舎弟として従えている
緒方 渉
(おがた わたる)
白金学院2年。宇都宮の後輩。“白金学院では”宇都宮に次ぐワル。虎の威を借りる宇都宮の威を借りている。ワルに憧れて調子に乗っているだけの、世間知らずのお坊ちゃん
五味 智之
(ごみ ともゆき)
白金学院3年。父の仕事の都合で海外へ留学していたが、最近帰国し白金学院に入学したセレブ坊ちゃん。海外生活の長さゆえ語気が強く、相手の神経を逆なですることもある


■ 骸(MUKURO)

 関成地区の中華街奥にチームのアジトを構え、関成の街の覇権を巡って抗争を繰り広げている。己の欲望のままに動く少年たちが、同類を求め集まった集団で、最近、獲物を求め鳴水浜に進出してきた。

池谷 慎吾
(いけたに しんご)
ギャング集団「骸」の2代目。ワガママで気まぐれな性格で、思い通りにならないと暴れだす。ヘッドとしてのプライドが高く、服従しない相手にはワビを入れてきたとしても容赦なく痛めつける
片桐 一哉
(かたぎり かずや)
「骸」の幹部だが、組織に対しての興味が薄い。面白く、可笑しいことを日々やっていければいいと思っている。人を痛めつけることに喜びを感じる人物


■ ヒロイン

 今作では、個性豊かなヒロインが多数登場する。彼女たちとの恋愛も、「喧嘩番長」シリーズには欠かすことのできない要素の1つだ。

御手洗 真子
(みたらい まこ)
白金学院2年。白金学院の生徒会委員。風紀にうるさいが、頭と聞き分けはいい。不良が嫌いで、汚いものを見るかのように見下している。風紀を乱す宇都宮や緒方を目の敵にしている
早坂 茜
(はやさか あかね)
装飾店でバイトしている今どきのギャル。街の不良たちにつきまとわれるのを迷惑がっている。強くてかっこよく、お金を持っていておごってくれる人が好き


■ 拳で絆を紡ぎダチを増やして縄張りを拡大

 主人公の成瀬直人は、知り合いも友達もいない阿弥浜で、自らの拳を武器にして仲間を増やしていく。直人に倒された相手は白旗を上げて降参する。白旗を上げた相手に手を差し伸べると、相手は直人のことを認めてくれる。

 これを本作では、“ダチる”と呼ぶ。拳を交え、お互いを認め合い、ダチることで漢の器を上げていく。新天地である阿弥浜で、ダチを増やしていくことでゲームが進行する。

ゲーム開始時の直人は、阿弥浜沿線に知り合いが1人もいない。もちろん、直人のことを知らない悪ガキどもは容赦なく絡んでくる
倒した相手は、白旗を上げて降参の意思を示す。このあと、降参した相手に手を差し伸べることにより、漢の器が上がっていく

本作のマップは、「駅前広場」、「鶴目交差点」というように、縄張がエリアごとに区切られている。制覇していないエリアは、マップで赤く表示されるため、どのエリアが未制覇なのかが一目でわかる

 新天地、阿弥浜は、すでに現地の不良たちによって支配されている。各エリアには、縄張りを主張するワルたちが存在する。

 初めて阿弥浜にやってきた直人は、当然のように縄張りである各エリアに入るたびにインネンをつけられてしまう。街の中を快適に散策するには、エリアを支配しているヤツとダチることで、自らの縄張りを広げていくことが必要となる。

各縄張りには、エリアを守る敵が存在する。縄張りに進入してきた直人にインネンをつけてくる
インネンをつけられ、売られた喧嘩は買うのが漢の流儀。このように今作では、縄張りを巡る熾烈な争いが繰り広げられる
エリアを支配しているヤツを倒し、ダチることで縄張りを獲得できる。縄張りを獲得すると、今後その縄張りではよそ者扱いされなくなる


■ 「喧嘩番長」シリーズで初めて主人公がブレザーを着用

 転校してきたばかりの直人は、前の高校で使用していた学ランを身に付けているが、鶴目高校の一員として仲間に受け入れられる頃には、正規服であるブレザーを着用して登場する。

 主人公がブレザーを着るのは、あくまでもストーリー上の演出であり、「喧嘩番長」シリーズの特徴の1つである「衣装カスタマイズ」システムを利用して、好きな衣装を身に付けてゲームをプレイすることができる。

学ラン姿の直人。相対するのは、鶴目高校の強敵である高津と進藤の2人だ
ブレザーを着用し、不安そうな表情を浮かべながら登場する直人仲間に迎えられ、ここから直人の地域制覇へ向けた壮絶な戦いが幕を開ける


■ 電車内でバトル

 広大な阿弥浜沿線での生活が描かれる本作では、移動手段として電車が用意されている。移動中には、電車の車内や駅のホームでライバル校の1団とばったり遭遇することもある。


沿線の移動は電車が便利。広いマップもストレスなく移動できる
駅のホームで乱闘開始。移動の邪魔をする奴らをぶっ飛ばせ
移動するために乗った電車でライバル校の生徒と鉢合わせ。どの区間を移動するかによって、鉢合わせする学校や勢力が異なる

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(2010年 11月 16日)

[Reported by 中野信二]