スパイク、PSP「喧嘩番長5~漢の法則~」

PSPシリーズ最終章にして集大成の1本


今冬 発売予定

価格:5,229円(UMD版)
   4,200円(ダウンロード版)



 株式会社スパイクは、PSP用アクションアドベンチャー「喧嘩番長5~漢の法則(オトコのルール)~」を今冬発売する。価格はUMD版が5,229円、ダウンロード版が4,200円。

 本作は、2005年からリリースされている「喧嘩番長」シリーズ最新作で、PSP版「喧嘩番長」シリーズの集大成にして最終章となる。

 勢力同士の抗争により、一触即発の緊張状態にある阿弥浜沿線に転校してきた主人公・成瀬直人。本作では、群雄割拠のエリア制覇の波に身を投じていく主人公の闘いを通し、男同士の絆を描く。

 本作はシリーズの集大成ということで、シリーズ最大サイズのフィールド、登場勢力数、主要キャラクター数、カスタマイズパーツの種類、ミニゲーム数など、全ての要素において過去シリーズ作を凌駕する、圧倒的なボリュームがウリとなっている。

【ストーリー】

 整備された港湾施設や華やかな街並み、そして庶民的な住宅地と、様々な景観の調和が印象的な阿弥浜沿線。今作の主人公である成瀬直人は、とある理由により、この阿弥浜へやってきた。現在ここ阿弥浜沿線には、5つの高校、3つのチームが存在し、互いに牽制しあっている。

 地域最強と名高い不良エリート校、硬派の伝統復活に燃える下級生による突き上げに湧く古豪校、大海の広さを知らずイキがるセレブ校、2人のトップ争いの中で勢力を二分するマンモス校、そして混迷を機に地域制圧に乗り出す新興校。

 各校の争いに加え、関成エリアの繁華街には抗争に火花を散らす2つのチーム、さらに独立独歩の姿勢を貫く孤高のチームが1つ。

 成瀬直人の登場によって、阿弥浜では、地域全体を巻き込む抗争が巻き起こることになる。そして抗争は、戦争状態へと突入していく。直人はそんな、群雄割拠のエリア制覇の波に、身を投じていくことになるのだった。



● 登場人物

 主人公・成瀬直人が転校してくるのが、阿弥浜沿線・鶴目地区にある鶴目高校の普通科。昔ながらの不良(番長)文化を受け継ぐ風習は無いが、高津・進藤の2人を頂点に派閥が存在している。

■ 成瀬直人(なるせなおと)

鶴目高校 3年 普通科

 今作の主人公。

 阿弥浜沿線にある鶴目高校に転校してきた高校3年生。竹を割ったような性格で、損得抜きで自らが思うがまま生きている。

 おせっかい故に、巻きこまれなくてもいいケンカに巻きこまれること多数。売られたケンカは絶対買う。雑魚相手でも手加減なし。


■ 進藤大志(しんどうたいし)

鶴目高校 3年 普通科

 ひねくれ者で、冷めた性格。昔、同じ鶴目高校の高津といざこざを起こしており、対立している。自分の所に集まる人間には、高津に近づかないように命令しているほどの高津嫌い。昔はいいヤツだったらしいが……?


■ 高津昇吾(たかつしょうご)

鶴目高校 3年 普通科

 のんびり屋の一匹狼。来る者拒まず、去る者追わず、面倒ごとは嫌いだが、持ち込まれる分にも拒否はしない。思ったことを口にし、思ったことを行動に移す。空気を読まない発言も多い。


■ 若宮友弘(わかみやともひろ)

鶴目高校 1年 普通科

 進藤のクールさに惚れ込み、進藤派に。ミーハータイプで権威に弱い。穏やかで無邪気な性格だが、進藤に憧れるあまり、無理した振る舞いをしている。


■ 矢沢弘二(やざわこうじ)

鶴目高校 2年 普通科

 高津を慕う2年生。モテまくりの高津に憧れつつ、嫉妬も。年下の面倒見が良く、先輩風を吹かせて慕われることにこの上ない喜びを感じる。


■ 菅原雅人(すがわらまさと)

鶴目高校 1年 普通科

 飄々としているが実は世話好き。同じ1年の若宮とは昔からの友達だが、高津のかっこよさに憧れて、高津派に。頼まれたことを断るのが苦手。


【登場エリアの一部】
【鶴目地区】マンションや住宅が多い阿弥浜のベッドタウン。鶴目高校に転校してくる主人公・成瀬直人はこの地区に住むおじさんの家に居候することになる
【開成地区】阿弥浜で1番の繁華街。ショッピングやグルメなど、遊び場には事欠かないが、最近このエリアの覇権をめぐって不良チームが小競り合いを続けている
【外関地区】さまざまな企業の工場が居並ぶ工業地区。閉鎖されたまま放置されている廃工場には不良グループがたむろっているというウワサ
【鳴水浜地区】大型ショッピングモールや多目的ホールなどの施設が立ち並ぶベイエリア。ここにはセレブな学生たちが通う高校がある

■ 物語は成瀬が転校してきたところから始まる

 今作の主人公である成瀬直人は、群雄割拠の阿弥浜に引っ越してきたばかりの新入り。ヨソ者の彼は、やってきて早々、地元学生にインネンを付けられ、さっそく小競り合いをすることに。

 そんな些細ないさかいから転校先である鶴目高校の内部抗争に巻きこまれた直人だったが、その男気と腕っぷしで阿弥浜の不良勢力図に影響をおよぼすことになっていく。


阿弥浜地区の、転校先・鶴目に初めて訪れた直人。友達はおろか、知り合いすらいないこの場所で、物語が始まる。鶴目高校で、早速アタマは誰かを確認する直人。まず狙うは鶴目高校のアタマだ!
早速、駅前でインネンをつけられ、鶴目高校の生徒たちともめ事になってしまう


「喧嘩番長」ならやはりこの「メンチビーム」ははずせない
豪快なケンカも本作でさらにパワーアップ
カスタマイズバリエーションも全シリーズ中1のボリューム
おなじみの「ケンカバトル」
こちらも「喧嘩番長」ならではの「ウンコ座り」
タイマンだけでなく、集団戦も実現?
移動に電車も登場。中での戦いもあり?

■ テーマソングは「DOES」のニューシングル「ジャック・ナイフ」

 本作のテーマソングは「DOES」のニューシングル「ジャック・ナイフ」。DOESは森田ケーサク、氏原ワタル、赤塚ヤスシの3ピースバンド。「ジャック・ナイフ」は10月20日にリリースされる。

「ジャック・ナイフ」ジャケット「DOES」

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(2010年 10月 12日)

[Reported by 佐伯憲司]