LG、初の3D対応のゲーミングモニター「W2363D」を4月下旬発売
フルHD/120Hz表示で実売4万円


4月下旬発売予定

価格:オープンプライス(実売4万円程度)



 LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、同社初となる3D立体視表示に対応した120Hz表示にフルHD(1,920×1,080ドット)液晶モニター「W2363D」を2010年4月下旬に発売する。サイズは23インチ。価格はオープンプライスで、実売価格は4万円程度としている。

「W2363D」で実現可能な3Dサラウンド(3画面立体視)のイメージ

 「W2363D」は、LGが2009年に発売したゲーミングモニター「W2363V」のエクステンションライン。120Hz表示対応の液晶を採用し、NVIDIA3D立体視ソリューション「NVIDIA 3D Vision」に対応した、LG初の3D立体視完全対応モデルとなる。NVIDIA 3D Visionキットと、3D Visionと互換性のあるNVIDIA製ビデオカードを用意することで、自宅でも手軽に3Dゲーミングが堪能できる。

 また、マルチモニタでの使用を意識したすっきりしたデザインを採用したことにより、NVIDIA GTX200シリーズおよび400シリーズのSLI接続環境で可能となる3画面(5,760×1,080ドット)による「3Dサラウンド(3画面立体視)」にも最適なモニタとなっている。

 3D以外の部分でもゲーミングモニターとしては必要十分な性能を備えており、ゲーム専用機をダイレクトに接続できるHDMI端子が2系統、映像や音声の遅延を軽減する「スルーモード」(2D表示のみ)、ステレオ入力に応じた3D効果と音の焦点を調整し、よりダイナミックなバス音を提供してくれる「SRS TruSurround HD」(別途スピーカーが必要)などを搭載している。

(2010年 4月 7日)

[Reported by 中村聖司 ]