バンダイナムコ、DS「ブルードラゴン 異界の巨獣」
Wi-Fiコネクションにも対応したマルチプレイの情報を公開


10月8日 発売

価格:6,279円

CEROレーティング:A(全年齢対象)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、10月8日に発売を予定しているニンテンドーDS用アクションバトルRPG「ブルードラゴン 異界の巨獣」の最新情報を公開した。

 豪華メンバーによる制作が話題となった「ブルードラゴン 異界の巨獣」の発売日が1週間後に迫った今回は、「世界観」、「巨獣とのバトル」、「マルチプレイ」の情報を中心に、本作の魅力をお届けしていく。また、ゲーム制作へのこだわりや裏話を紹介するクリエイターズコメントに本作のプロデューサーを務めたバンダイナムコゲームスの馬場英雄氏が登場。クリエイターズコメントは、公式サイトにて掲載中となっているので、興味がある人がチェックしてみるといいだろう。


【「異界のとびら」】

 主人公たちが暮らすネオブラジルに、突如として出現した「謎の扉」は、全く別の世界へとつながる不思議な扉「異界のとびら」だった。

 「異界のとびら」を開いて中に入ると、そこには「巨獣」と呼ばれるモンスターたちが棲んでいた。元の世界では見たことの無い、凶暴凶悪なモンスターたちを前にして主人公たちは立ちすくむ――。

 一体、この世界に何が起きてしまったのか?

 主人公と時を同じく、冷凍睡眠という長い眠りから目覚めた古代人たちと深い関わりがあるのだろうか?

 またはそこには別の理由があるのだろうか……?

 ネオブラジルに現われた「異界のとびら」、そして宇宙に散らばる様々なキューブを冒険し、世界の謎を解明しよう。

国中に突如現われた謎の扉「異界のとびら」。国中が大騒ぎになる中、「ブルードラゴン」シリーズでおなじみのキャラクターたちと主人公は「異界のとびら」を開き、冒険の旅にでる

 「異界のとびら」に棲む巨獣は、通常のモンスターとはケタ違いの強さを持っている。主人公たちの前に立ちはだかる巨獣は、その名の通り巨大な体を持ち、強力な攻撃を仕掛けてくる強敵として存在している。1人では到底立ち向かえるはずがなく、共に戦う仲間と協力し、成長させた「かげ」のスキルを駆使して戦うことで、巨獣を倒すことができるという。巨獣を無事に倒すことができれば、レア度の高いアイテムを合成するために必要となる素材を手に入れることができる。登場する巨獣は、「異界のとびら」に存在しているが、ストーリーを進める上で避けては通れない巨獣たちも存在するようだ。

【とびらの巨獣】
【コモドドラゴン】
大きなお腹と長い尻尾が特徴のドラゴンタイプの巨獣。 尻尾を振り回したり、様々なブレスで攻撃してくる
【うんちバード】
ピンクのうんちの体に鳥の顔と羽を持つ巨獣。2本の足でパタパタと走ってきて、頭と体にある鋭い口ばしで攻撃してくる
【ジニィキューピッド】
背中に羽と頭に天使の環を持つ凶悪なキューピッド。手に持った弓で気絶や即死などの矢を放ってくる
【フラワートカゲ】
頭に花をつけ、背中から尻尾にかけて葉のようなたてがみの生えた巨獣。強靭な長い尻尾を振り回して攻撃してくる
【しゅうじんゴースト】
大きな体で素早く飛び回るゴーストタイプの巨獣。両手に持った2本の曲刀を振り回し、催眠光線や闇のブレスを使ってくる
【マーマンリザード】
強靭な肉体と頑丈な背びれを持つ魚人タイプの巨獣。地中に潜って、移動しながら攻撃してくる

【ストーリーの巨獣】
【キングウーパー】
ある建物の柱に巻きつき、建物を破壊しようとしている。柱に巻きついたまま、猛毒攻撃や岩石落としで攻撃してくる
【王様ウンチくん】
ウンチくんが変身して巨大化した巨獣。動きは遅いが、強烈な状態異常攻撃をしかけてくる
【四天王デストロイ】
元はザボの部下だった四天王が、強さを求めてデストロイと合体。手に持った様々な武器で連続攻撃をしかけてくる
【トリッポ000】
若干トリッポに似ている!?メカロボタイプの巨獣。体についている機関銃を連射して攻撃してくる

 本作は、1人プレイはもちろんのこと、最大3人でのマルチプレイを楽しむことができる。マルチプレイでは、1人で戦うには困難な巨獣とのバトルを協力してプレイすることができたり、欲しいアイテムを交換することができるなど、マルチプレイの楽しみ方は1人プレイとは違った面白さを味わうことができるという。ワイヤレス通信を使った遊び以外にも、Wi-Fiコネクションに対応しているので、日本全国のプレーヤーと一緒にバトルを楽しむこともできる。また、チャット機能も搭載しているので、連携などの協力プレイにも困ることがないようだ。

【マルチプレイ】
ワイヤレス通信だけじゃなく、Wi-Fiコネクションを使ったマルチプレイこそが本作の最大の目玉といっても過言ではないだろう




【登場キャラクター】
【ジブラル王】
国と民を心から愛する、ネオジブラルの若き国王。国民からの信頼も厚く、女性の憧れの的。治世もさることながら、自ら剣を振るって戦う勇者でもある。星全体を巻き込んだ古代人ネネとの戦いでは、国家を挙げてシュウ達を支援し、勝利に導いた。現在は、国民と共にネオジブラルキューブに移り住み、ネオジブラルの城下町を治めている。王でありながら、シュウ達の要請にはいつでも力を貸してくれる頼もしい仲間。しかし、剣聖師団長ゾラへの想いだけは、なかなか届かないらしい
【ヤサット】
古代人に仕えるために製造された「召使メカロボ」。古代遺跡で初めてシュウ達と出会ったときに、そのやさしい性格から「ヤサット」という名前を与えられる。ヤサットの元のオーナーが、優しい古代人だったことによりその優しい性格が生まれたらしい。破壊されたところを修理してもらったことから、今はシュウ達のよい友人
【サーリア】
かつて、古代人ネネが起こした災厄により、滅びゆく閉鎖された村に残され、生きる希望をなくした少女。「絶対負けない」というシュウに勇気づけられ、一命をとりとめる。それ以来、本来の元気な心を取り戻し、シュウに好意を抱く。積極的にシュウにモーションをかけるが、シュウは本質的にそれがなんなのか、よくわかっていない。それでもめげずにクッキーを焼くなど、けなげに尽くしている
【フーシラ】
シュウの祖父で、腕のいい鍛冶屋。両親を早くに亡くしたシュウを育てた。シュウと同じ血筋だけあって、本当は自分も冒険に行きたくてたまらない。ネオジブラル城下町の鍛冶屋で仕事に精を出す傍ら、冒険の誘いがくるのを、ひそかに楽しみにしている
【ネネ】
かつて、古代文明を再興し、世界をわがものにしようと企んだ古代人。だが、シュウ達の活躍によって、その野望は阻まれた。現在は、古代機械の中で、精神体として生きながらえている。愛する人ヒミコとの出会いで、優しさや正義の心を取り戻したかにみえたが……
【ガンダ&ジュム】
冷凍冬眠より、現代に目覚めた、ネネと同じ古代人。遠い過去に、自らの野望を叶えるため、ある企みを施し眠りについた。2人とも、ネネと同じく紫の肌をし、古代文明時代の華やかな服に身を包んでいる。顔に大きな傷を持つ男「ガンダ」と、知的な顔立ちの男「ジュム」。彼らの野望とはいったい……
【デストロイ】
かつて古代文明を滅ぼした、最強の生物兵器。ネネに寄生しながら復活の機会をうかがっていたが、シュウたちによって倒された。はずだったのだが……


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(2009年 10月 2日)

[Reported by 志賀康紀]