SCEJ、「トロともりもり」発売記念。江ノ電とコラボイベント開催
トロが1日駅長さんに!


7月1日~31日 開催
(1日駅長就任式イベントは25日のみ)


25日に開催された、トロの「江ノ島電鉄 鎌倉駅」1日駅長就任式に登場したトロ。そしてお手伝いとして駅員に採用されたクロ

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は7月1日から31日まで、PS3用パーティゲーム「トロともりもり」の発売を記念し、江ノ島電鉄株式会社とコラボイベントを開催している。期間中は江ノ電「鎌倉駅」から「藤沢駅」の間を「江ノ電トロ号」マークを掲げた特別車両が運行。この車内は、特別に制作されたイベント告知で埋め尽くされていた。

 さらに25日には鎌倉駅においてトロの1日駅長就任イベントを開催。イベントには江ノ電鎌倉駅の佐野栄一駅長も出席。「井上トロ殿、あなたを江ノ電鎌倉駅の1日駅長に任命します」と書かれた任命状をトロに手渡した。トロもこの日は江ノ電の駅員さんが業務で本当に使っている駅帽をかぶりさらにはネクタイまで締めて、なんだか誇らしげ。カメラ片手にたくさん集まったお客さんに愛嬌を振りまいていた。

 これを羨ましそうに眺めていたのがクロ。なにもないクロは、こっそりと用意していたくす玉を取り出しトロが喜んでひもを引くとそこには「クロ 1日駅員 任命式!」の文字が躍り出た。いつものこととはいえしょんぼりなトロ。しかし心優しいトロのこと。「クロを江ノ電鎌倉駅の1日駅員に任命しますニャ」とする委任状をクロに手渡した。

 この後は会場に来たファンとのふれあいと言うことで写真撮影に応じ、様々なポーズをとり、来場者から「カワイイ、カワイイ」の大合唱が巻き起こっていた。

 通常は鎌倉~藤沢間を走っている「江ノ電トロ号」もこの日は1日鎌倉駅に停留し、ポケピなどで様々なデコレーションが施された車内を一般来場者に開放していた。イベント直後などはかなりの混雑となり、電車脇には入場者の列ができあがったほど。運転台にはトロがちょこんと座り、車内にもトロとクロが唐草模様の風呂敷包みを片手に「ありがとう」を探す旅に出ているところがジオラマ展示されていた。この他にもMAXレコードに挑戦する「『トロともりもり』チャレンジ大会」も開催されていた。

 イベント会場となった鎌倉駅改札脇にある売店では手ぬぐいやミラーなどコラボグッズの販売が行なわれていたが、かなりの勢いで売れていた。ちなみにこれらグッズは江ノ電グッズオンラインショップでも販売されている。


江ノ電鎌倉駅の駅長を務める佐野栄一氏から任命状を受け取るトロ。宛名がきちんと「井上トロ殿」となっている。駅長さんからは、明るくお客さんをケアしてと言葉を受け大きくうなずいていた頭の上にちょこんと乗っかっている帽子は江ノ電で使われている本物の帽子
トロの就任式の後にクロがトロにくす玉のプレゼント……と思ったらそこには「クロ 1日駅員 任命式!」の文字が!すっかりしょげかえるトロはじめはしょんぼりだったトロだったが、そこは心の広いトロのこと、クロのために特別に「1日駅員に任命しますニャ」と書かれた任命状を手渡した
任命式の当日は様々なデコレーションが施され鎌倉駅に停留された“江ノ電トロ号”運転台にはトロが!!運転台の扉には「あぶないので入らないでね!」と書かれている。トロの表情が楽しい
電車内には10周年を感謝してファンのみなさんに対するコメントが書かれたボードが掲出されていた車内では、試遊チケットをもらえた人が「トロともりもり」のMAXレコードにチャレンジしていたトロが江ノ電に乗っかった可愛らしい1日駅長のオリジナルスタンプ。自由におすことができた
なかよく旅の途中?のトロとクロ。唐草模様の風呂敷にはなにが入っているんだろうあちこちにポケピのデコレーションが施されている。江ノ島ということで「江ノ島バカンス…あこがれちゃうわ~ん」とピエールつり革にもトロが!いろいろな表情のトロが描かれていてそれだけで車中も楽しいかも。もちろん所々にクロもいました
窓わくがトロになっている。その向こう側にはスズキの独り言が書かれた反対側の窓が見えるあちこちでポケピが楽しそうにしている
夏。江ノ電は海のすぐ側を走っているから、車内にはおっきな浮き輪や水鉄砲などもデコレートされていた駅の売店では手ぬぐいやミラーなどコラボグッズを販売していた。江ノ電グッズオンラインショップでも販売中!

前回の記事では手ぬぐいのグラフィックスを掲載したが、今回は「江ノ電×どこでもいっしょ コラボストラップミラー」(左)と「江ノ電×どこでもいっしょ コラボスリムミラー」の写真をお届けする

(C)Sony Computer Entertainment Inc.
(C)江ノ島電鉄株式会社

(2009年 7月 27日)

[Reported by 船津稔]