サイバーフロント、ホラーFPS「F.E.A.R.」の続編がついに日本語化

PS3/Xbox 360「F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」


メインビジュアル

2009年夏 発売予定

価格:各7,665円



 株式会社サイバーフロントは、プレイステーション 3/Xbox 360用ミステリーホラー「F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」を、2009年夏に発売する。価格は各7,665円。

 「F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN」は、2005年に発売され、全世界で350万本以上を売り上げた「F.E.A.R.」の正統な続編として開発されたホラーテイストの1人称視点シューティング(FPS)。サイバーフロントから発売されるのは、2009年2月に北米で発売された同名タイトルの日本語版となる。

 ゲームシステムは、オーソドックスなFPS。前作で評価の高かったグラフィックスは、エンジンを改良し、ビジュアルや特殊効果がより強化されている。

 ゲームモードはストーリーが展開するシングルプレイモードのほか、最大16人によるマルチプレイに対応。マルチプレイでは、「デスマッチ」、「チーム デスマッチ」、「コントロール」、「アーマード フロント」、「フィエルセーフ」、「ブリッツ」の6種類のルールで対戦できる。

【スクリーンショット】
特定条件を満たすことにより使用可能になる特殊能力「スロー・モー(Reflexes)」。超反射能力により、敵の動きがスローに感じられるため、ゲームを優位に進めることができる
パワードアーマーを装備した敵は手強い。パワードアーマーは主人公が使用することもできる
前作より強化されたビジュアルや特殊効果によって、ホラー演出もよりパワーアップ

【ストーリー】

 物語は、前作「F.E.A.R.」のエンディングの少し前から始まります……。

 主人公・ベケットが配属された特殊部隊「DeadEcho」は、アーマカム・テクノロジー・コーポレーション(ATC社)社長のアリスティドの護送作戦の任にあたることとなった。


 しかし、かねてよりアリスティドが推し進めた計画「オリジン計画(PROJECT ORIGIN)」*1に危険を感じていたATC社理事会は、武装集団を使いアリスティドの抹殺作戦を遂行した。

 特殊部隊「DeadEcho」と武装集団との交戦。そこでベケットが目にしたのは幻影少女「アルマ」。アルマの幻影を追うベケットは、そこで核爆発にも似た大爆発に遭遇することに……。


 目が覚めると病院施設。そこでベケットは謎の男からの無線により、軍が施設を爆破しようとしている事を知る。

 もう1つの計画とは……。

 想像を絶する能力と復讐への渇望を持った幻影少女アルマ……。

 アルマによって次々と殺されていく「DeadEcho」の隊員たち。ベケットはアルマの持つ不思議な能力と戦い、そして自分が持つ能力に気付かされ始める。

 そして、その先には想像を絶する真実が待ち受けていた……。


※1……「オリジン計画」とは、もともとアルマのDNAを使い、レプリカ兵士の指揮官を作ることであった。しかし、精神的な能力が遺伝子的な要因であるとは確信が持てなかった。そのため、プロジェクトは変更され、アルマは遺伝子工学により操作されたプロトタイプの人為的出産を強制されることに。しかし、オリジン計画研究者の間で「Synchronicity Event」と呼ばれる、研究者が暴走し数名の職員を殺してしまうという事件が起こる。それにより、計画は中止され、施設も閉鎖されてしまう。


【登場キャラクター】
マイケル・ベケット
本作の主人公。アリスティド保護作戦の数週間前にチームに加わることに。その任務中、ATC部隊の急襲を受ける
アルマ・ウェイド
前作では、彼女の肉体が解放され魂だけが存在することに。今回、彼女の本当の力が発揮される……
エリート パワード アーマー
特に訓練された兵士のために、ATC社が開発した高度急襲用バトルスーツ

【特殊部隊DeadEchoのメンバーたち】
ストークス
グリフィン
キーガン
ジャンコフスキー

【敵キャラクター】
レプリカ兵
実験体

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(2009年 5月 18日)

[Reported by 滝沢修]