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Unreal Engine、サブスク形式導入で4月下旬より実質値上げ。対象は年間収益100万ドル超えの企業

3月12日 発表

 Epic Gamesは3月12日、ゲームエンジン「Unreal Engine」の利用料金について、4月下旬より価格改定を実施すると発表した。

 今回の発表によると、4月下旬にリリースされる「Unreal Engine 5.4」と同時に、新しいシートベースのUnrealサブスクリプションが導入されるとのこと。1シートあたりの価格は1,850ドル(一部の国や地域では地域ごとの価格が適用)となる予定で、料金を支払う必要があるのは年間総収益が100万ドルを超える企業やゲーム制作以外の利用者などが該当。学生、教育者、アマチュアデベロッパーや年間収益が100万ドル以下のゲーム開発企業は無料で利用できる。

 なお、現在「Unreal Engine 5.3」やそれ以前のバージョンを使用している場合は、5.4に更新するまで価格変更が適用されない。

 新たに導入されるUnrealサブスクリプションでは、「Unreal Engine 5.4」と、エンジン互換性を持つ「Twinmotion」および「RealityCapture」の2つのクリエイティブツールへのアクセス権が含まれており、この3つの製品を対象とした30日間の無料トライアルも提供する予定としている。

□「4月下旬のUnreal Engine、Twinmotion、およびRealityCapture価格変更のお知らせ」のページ