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ジブリパーク、新エリア「魔女の谷」の詳細公開！「ハウル」や「魔女宅」など劇中の建物やグルメが登場

屋敷悠太

2024年2月29日 12:01

【ジブリパーク：新エリア「魔女の谷」】
3月16日開園予定
入場料：: 大人3,500円～; 子供1,750円～

　ジブリパークは、新エリア「魔女の谷」を3月16日に開園する。チケットは3月10日14時より5月分が販売開始。

　「魔女の谷」は、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージした新エリア。「魔女の宅急便」、「ハウルの動く城」、「アーヤと魔女」に登場する建物やヨーロッパ風の街並みが再現されている。

　魔女の谷の入口ゲートには「魔女の口」が設置。「アーヤと魔女」に登場する魔女ベラ・ヤーガをイメージした顔が大きな口を開けて来園者を出迎える。口をくぐった先にはタイル張りの時計オブジェやすべり台、タワーの他、赤い屋根のガゼポ（西洋風あずまや）もある。

　他にも、「グーチョキパン屋（魔女の宅急便）」や「オキノ邸（魔女の宅急便）」、「ハッター帽子店（ハウルの動く城）」に「ハウルの城（ハウルの動く城）」、「魔女の家（アーヤと魔女）」などが用意されている。

　「グーチョキパン屋」では、「魔女の宅急便」にてキキとジジが暮らしていたパン屋が再現されており、1階のパン屋では実際にパンを購入できる他、2階にはキキとジジが寝泊まりした屋根裏部屋も用意。パン屋では劇中をモチーフにヨーロッパで日常的に親しまれるバゲット（600円）やブール（600円）などに加え、ナポリタン（480円）やういろうカヌレ（600円）などのオリジナル商品まで幅広くラインナップされている。

【グーチョキパン屋】

外観

1階のパン屋

キキとジジの暮らした屋根裏部屋

　「オキノ邸」では、「魔女の宅急便」にてキキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした家が再現。母のコキリが薬を作っている魔女の店や客間に居間、台所、キキの部屋や魔女の研究をしている父親の書斎などオキノ一家の生活を垣間見れる。

【オキノ邸】

外観

魔女の店

キキの部屋

　「ハッター帽子店」は、「ハウルの動く城」にてソフィーが切り盛りする2階建ての帽子店が再現。作業場やショップがあり、1階のショップ「ハッター帽子店」ではオリジナルのキャンディー缶や帽子を販売、2階には魔女や魔法にまつわる書籍が揃う本屋「魔女の本棚」がある。

【ハッタ―帽子店】

外観

ハッタ―帽子店

ソフィーの作業場

魔女の本棚

　「ハウルの城」は、「ハウルの動く城」に登場したハウル達の城が再現。1時間に数回白の一部が動き煙をだす。2階建てとなっており、1階の居間にはカルシファーの炉や流し台、テーブルにソフィーの部屋などが設置されている。2階にはハウルの寝室や衣裳部屋、ハウルのアトリエに浴室やマルクルの部屋も完備している。

【ハウルの城】

外観

居間

ハウルの寝室

浴室

　「魔女の家」では、「アーヤと魔女」にてアーヤが引き取られた家をモチーフに、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などが用意。ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室、図書室にバスルームやキッチンも再現されている。

【魔女の家】

外観

ベラ・ヤーガの作業部屋

アーヤの寝室

　その他にも、「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージした建物やアトラクションが設置。各作品に登場する乗り物や動物をモチーフにした「メリーゴーランド」や、子ども向けの乗り物遊具「フライングマシン」が用意されている。

【メリーゴーランド】

【フライングマシン】

　さらに、空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした子ども向けの遊び場「飛行機乗りの塔」や、かつての集落の名残を感じさせる石壁が並ぶ通りで、近くには荒地と古井戸がある「廃墟通り、時計塔」なども楽しめる。

【飛行機乗りの塔】

外観

気球とオーニソプター

【廃墟通り、時計塔】

廃墟通り

時計塔

　また、食事処として、エリア入り口付近のキッシュ（1,850円）やパイ（1,850円～）などのオーブン料理を楽しめるレストラン「空飛ぶオーブン」や、オリジナルのホットドッグ「ネコの手ドッグ」を販売するテイクアウト専門店「ホットドッグスタンドホット・ティン・ルーフ」もある。

【空飛ぶオーブン】

外観

店内

屋上

ミートパイ（1,850円）

魔女の谷のシェパーズパイ（2,500円）

ナポリタンのキッシュ（1,850円）

ヴィクトリアスポンジケーキ（700円）

ジャムクッキーとカップケーキ（1,000円）

魔女の谷のビール（1,100円）

【ホットドッグスタンドホット・ティン・ルーフ】

外観

ネコの手ドッグ（各990円）

　加えて、魔女の谷のオリジナルグッズが揃うショップ「13人の魔女団」では、魔女の谷にある建物やアイテムをモチーフにしたグッズをはじめ、作品をイメージした商品が販売。中には、英国ブランド「LIBERTY」や陶磁器ブランド「ARABIA」との共同開発商品も用意されている。

【13人の魔女団】

外観

内装

「LIBERTY」グッズ

「ARABIA」グッズ

　チケットは「魔女の谷」の開園によって全エリアが揃うことから、従来のエリア毎のチケットからジブリパーク全体のチケットへと変更となる。2種類用意されており、5エリア全てを回れるスタンダードチケット「ジブリパーク大さんぽ券（大人3,500円～/子供1,750円～）」と、5エリア全ての入場に加え、「地球屋」（青春の丘）、「サツキとメイの家」（どんどこ森）、「オキノ邸」、「ハウルの城」、「魔女の家」（以上、魔女の谷）の5つの建物内部を観覧できる「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム（大人7,300円～/子供3,650円～）」がある。

　また、入場直前に購入できるタイプのチケットとして、青春の丘、どんどこ森、もののけの里、魔女の谷の屋外4エリアに入場可能な「ジブリパークさんぽ券」も展開。入場日1週間前の17時に販売される。なお、3月16日入場分は3月9日17時発売となる。