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続編がゲーム化予定の舞台「Statice」が本日12月20日より公演スタート!

フロントウイングのノベルゲーム「Lilac」の前日譚が舞台作品として楽しめる

【プロジェクトリコロ第7回公演「Statice」】

公演期間:12月20日~24日

会場:六行会ホール

チケット価格:6,000円~

 演劇集団・プロジェクトリコロによる舞台「Statice(スターチス)」が本日12月20日より12月24日までの5日間にわたって公演されている。

 本日より公演がスタートした舞台「Statice」は、人間と魔法使いが争い続ける時代を描いたファンタジー作品。そんな世界で生きる魔法使いたちと人間たちとの出会いをきっかけとした物語が展開される。舞台は主に女性が中心となる「-side Witch-」と、男性が中心の「-side Wizard-」があり、出演者が異なる仕様になっている。

 本作は舞台作品となっているが、2024年にフロントウイングが舞台を原作としたPC用ビジュアルノベル「Lilac(ライラック)」を発売する。これは同じくプロジェクトリコロが公演を行なう舞台「Lilac」を原作としたゲームで、舞台のストーリーをベースとしつつ、描かれていなかった部分などを新たに追加。ビジュアルノベルという形式で「Lilac」の物語が描かれるという。

 本日より公演が行なわれている「Statice」は、「Lilac」の前日譚にあたる内容で、それぞれ単体でも楽しむことができるが、「Statice」を知っていることで、ビジュアルノベルとしてゲーム化が予定されている「Lilac」をより深く理解できる。

 ゲームはハドソンのアドベンチャー「北へ。」シリーズに携わるイラストレーターの大槍葦人氏が携わっており、今回は舞台公演の開始に合わせて登場キャラクターのラフイラストが公開された。WitchとWizardのそれぞれで非常に多くのキャラクターが存在することが確認できる。

本日公開されたノベルゲーム「Lilac」のキャラクターラフイラスト

 舞台の脚本およびゲームのシナリオを手がけるこうのゆうか氏は、ゲーム化は「Lilac」の次の物語となる「Statice」の舞台公演が決まったタイミングでお話をいただいたと明かした。舞台では魔法などを表現する際に、どうしても難しい部分があるが、ゲームではそれらを自由自在に演出として取り入れることができ、さらに役者の着替えのタイミングなども考えなくていい。そのため、舞台とはまた違った魅力を持った作品になるのではないかと意気込みを語った。

 舞台ならではの演出が光る内容になっており、これがどのような形でノベルゲーム化されるのか、今後の展開に注目したい。なお、ゲーム化が予定されている「Lilac」の舞台公演は12月24日までの期間限定でYoutubeにてチェックできる。

【プロジェクトリコロ第4回公演「Lilac-side Witch-」【12月24日まで期間限定公開/本編映像】】
【プロジェクトリコロ第5回公演「Lilac-side Wizard-」【12月24日まで期間限定公開/本編映像】】
会場は東京都品川区の六行会ホール。新馬場駅からすぐの場所で非常にアクセスが良い
会場ではパンフレットやブロマイドに加えタペストリーも販売されている