540Hz対応の超高速ゲーミングモニターが初披露！未発売製品が多数登場したASUSブース【#TGS2023】

　ASUSは、9月21日から開催されている東京ゲームショウ2023において、ブース出展を行なっている。場所は幕張メッセ内ホール3。

　ASUSは、台湾の大手メーカーであり、マザーボードやビデオカードからモニター、ノートPC、スマートフォンにいたるまで、さまざまな製品をリリースしており、ゲーミングブランド「ROG」で展開しているゲーミング関連製品も人気だ。今回のASUSブースでは、ゲーミングモニターやゲーミングキーボードなど、日本未発売の製品が多数展示されていたので、早速紹介していきたい。

世界初！リフレッシュレート540Hz対応ゲーミングモニターが登場

　日本未発売の「ROG Swift Pro PG248QP」は、540Hzという超高リフレッシュレートに対応した24.1型ゲーミングモニターである。リフレッシュレート500Hz対応ゲーミングモニターはすでに他社から発表されているが、540Hz対応は世界初とのことだ。解像度は1,920×1,080ドットで、Eスポーツ用に改良されたE-TN液晶を採用し、応答速度も0.3msと高速だ。ブースでは144Hz対応モニターと並べて、リフレッシュレートの違いをデモしていた。発売時期や価格については未定とのことだ。

　また、同じく日本未発表の49型湾曲ゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG49WCD」は、液晶ではなく有機ELを採用し、コントラストが高く鮮やかな表示を実現している。解像度は5,120×1,440ドットで、対応リフレッシュレートは144Hzである。こちらも、発売時期や価格は明らかにされていない。その横には、9月29日発売予定の49型湾曲ゲーミングモニター「ROG Strix XG49WCR」も展示されていた。こちらは液晶パネルを採用しており、解像度は同じ5,120×1,440ドットで、リフレッシュレートは165Hz対応である。

国内未発売の24.1型ゲーミングモニター「ROG Swift Pro PG248QP」。世界で初めて540Hzという超高リフレッシュレートに対応

「ROG Swift Pro PG248QP」のスペック。540Hz対応というだけでなく、応答速度も0.2msと高速だ

左がリフレッシュレート144Hzのモニター、右が540Hz対応の「ROG　Swift Pro PG2480QP」。実際に500fps以上出ていた

日本未発売の49型湾曲ゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG49WCD」

「ROG Swift OLED PG49WCD」のスペック。解像度は5,120×1,440ドット。リフレッシュレートは144Hz対応。有機ELなので応答速度は0.03msと超高速である

9月29日発売予定の49型湾曲ゲーミングモニター「ROG Strix XG49WCR」

「ROG Strix XG49WCR」のスペック。解像度は5,120×1,440ドット。リフレッシュレートは165Hz対応

発表されたばかりのEVA2号機コラボモデルも先行展示

　ASUSは2023年9月20日に、「ROG」×「エヴァンゲリオン」コラボ第2弾「2号機 EVA-02とアスカ」を日本で10月6日により順次予約を開始し、11月17日以降発売するとアナウンスしたのだが、同社のブースではEVA2号機コラボ関連製品がほぼ全て展示されていた。

　ひときわ目立つコラボPCは、マザーボード「ROG Maximus Z790 Hero EVA-02 Edition」、ビデオカード「ROG STRIX GeForce RTX 4090 EVA-02 Edition」 、クーラー「ROG Ryujin III 360 ARGB EVA-02 Edition AIO」、ケース「ROG Hyperion EVA-02 Edition」、ビデオカードホルダー「ROG Herculx EVA-02 Edition」から構成されており、中をじっくり見ることができるようになっていた。さらにコラボキーボードの「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」やコラボマウスの「ROG Gladius III Wireless AimPoint EVA-02 Edition」も一緒に展示されており、注目を集めていた。すべてのパーツを購入するのはかなりお金がかかるが、アスカファンならキーボードやマウスだけでも欲しくなるところだ。

昨年登場したEVA初号機コラボモデルに引き続き、EVA2号機コラボモデルが登場

左側面はガラス製で中がよく見える。中のパーツ類もEVA2号機コラボ仕様だ

ビデオカードや水冷ヘッド、マザーボードもEVA2号機コラボ仕様になっている

水冷ヘッドには3.5型液晶が搭載されており、アスカやEVA2号機などの絵が次々と表示される

キーボードやマウスもEVA2号機コラボモデルだ

本体背面。ケーブルもEVA2号機をイメージして黒と赤で統一されている

展示されていたPCの構成パーツ

マザーボードやキーボードのパッケージもしっかりEVA2号機仕様だ

カードホルダーやビデオカードのパッケージ

コラボキーボードの「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」

コラボマウスの「ROG Strix Scope RX EVA-02 Edition」

EVA2号機とコラボしたマウスのグリップテープもある

国内未発売の高機能ゲーミングパッド「ROG Raikiri Pro」が展示

　ゲーミングデバイスとしては、国内未発売のゲーミングパッド「ROG Raikiri Pro」が展示されていた。「ROG Raikiri」は、すでに発売されているが、Raikiri Proは中央上部に電池残量などさまざまな情報を表示可能な有機ELパネルを備えるほか、背面スイッチが2個から4個に増えている。こちらも、日本での発売時期や価格は未定とのことだ。

　さらに、国内未発売のゲーミングキーボード「ROG Strix Scope II 96 Wireless」も展示されていた。ROG Strix Scope II 96 Wirelessは、96％サイズのキーボードで、ROG独自のNX SNOW軸スイッチを採用している。また、国内未発売の高性能ゲーミングマウス「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」やガラス素材を採用したゲーミングマウスパッド「ROG Moonstone Ace L」も展示されていた。

国内未発売の高機能ゲーミングパッド「ROG Raikiri Pro」。中央上部に有機ELパネルを備える

「ROG Raikiri Pro」の背面。背面スイッチが4つに増えている

「ROG Raikiri Pro」のスペック。3種類の接続方法に対応

国内未発売のゲーミングキーボード「ROG Strix Scope II 96 Wireless」

「ROG Strix Scope II 96 Wireless」のパッケージ。独自のROG NX SNOW軸スイッチを採用

国内未発売のゲーミングマウス「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」。36,000DPIのROG AimPoint光学センサーを搭載

「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」の裏側

国内未発売のゲーミングマウスパッド「ROG Moonstone Ace L」。ガラス素材を採用

ゲーミングマザーボードもずらりと並んでいた

ゲーミングマザーボードも国内未発売製品が展示

　ゲーミングマザーボードのコーナーでは、国内未発売のゲーミングマザーボード「TUF GAMING Z790-PRO WIFI」が展示されていた。そのほか、国内未発売のゲーミングルーター「ROG Rapture GT-BE98」、2in1タイプのゲーミングノートPC「ROG Flow X13 GV302XV」なども展示されていた。

　さらに、人気のポータブルゲーミングPC「ROG Ally」の試遊コーナーやゲーミングスマートフォン「ROG Phone 7 Ultimate」の試遊コーナーも用意され、最新ゲームタイトルをプレイすることができた。

　ASUSブースはスペースも広く、見応えのあるブースであった。

国内未発売のゲーミングマザーボード「TUF GAMING Z790-PRO WIFI」

国内未発売のゲーミングマザーボード「TUF GAMING Z790-PRO WIFI」のスペック

国内未発売のゲーミングルーター「ROG Raputre GT-BE98」が展示されていた

中央には柱をぐるりと囲む形で、人気のポータブルゲーミングPC「ROG Ally」が展示されていた

ROG Allyコーナーでは「ストリートファイター6」や「モンスターハンターライズ：サンブレイク」などの試遊ができた

ゲーミングキーボードやゲーミングマウス類の展示

簡易CPUクーラー「ROG Ryuo III 360 ARGB」も展示されていた

液晶が360度回転する2in1タイプのゲーミングノートPC「ROG Flow X13 GV302XV」。Ryzen 9 7940HSとGeForce RTX 4060 Laptopを搭載

ゲーミングワイヤレスイヤホン「ROG Cetra True Wireless」

ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 7 Ultimate」も並んでいた

IKEAのゲーミングチェアと組み合わせた展示