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X68000専門誌「Oh!X」、SBクリエイティブが復活を発表【#TGS2023】

令和の時代に最新号を刊行。X68000 Z対応ソフトも収録

【令和版「Oh!X」】

2024年6月8日発売予定

価格:8,800円

 SBクリエイティブは、東京ゲームショウ4Gamerブースにおいて、X68000専門誌「Oh!X」の復刻プロジェクトを発表した。発売日は2024年6月8日を予定し、価格は8,800円。受注生産となっており、購入には事前予約が必要となる。

 今回発表の場となったのは、東京ゲームショウ4Gamerブースの一角に設けられたX68000 Zコーナー。黒い壁に2枚のポスターが掲示されており、X68000 Zのインパクトからついつい見逃しそうな存在感だが、そこでさりげなく「Oh!X」の復活が予告されていた。

【X68000 Zコーナー】

 令和版「Oh!X」は、オリジナルスタッフによる純正「Oh!X」として制作が進められている。制作責任者は、「Oh!X」副編集長で、4Gamerでも長く活動していた植木章夫氏。すでに編集者としては現役を退いているが、今回令和版「Oh!X」のために復帰するとしている。

 4Gamerブースで、元4Gamerのスタッフが制作責任者による発表ということで、当然制作も4Gamerなのかというとそうではなく、あくまで「Oh!X」の版元であるSBクリエイティブ(当時、日本ソフトバンク)が行なうという。担当編集は「セガハードヒストリア」や「ファイティング・ファンタジー・コレクション」など、ユニークな復刻プロジェクトを手がけている杉浦誉典氏が就く見込みで、「セガハードヒストリア」の制作経験などを活かして、令和の時代に「Oh!X」の復活を目指す。

【令和版「Oh!X」】

 目玉となるのはやはりX68000 Z対応タイトルの収録で、ポスターには、初移植となる“あの”作品を予定とあり、X68000ファンにとっては、何十年越しかのサプライズとなるようだ。Amazonではすでに予約受付が開始されており、それに合わせて令和版「Oh!X」の制作に協力してくれるスタッフの募集も行なわれている。我こそはというX68ファンは応募してみては如何だろうか。

 また、2024年6月という少し先の発売から、X68000 Zプロジェクトの次の展開も期待されるところ。2024年もX68000ネタで盛り上がることができそうで、今から楽しみだ。

【X68000 Zタイトル】
現在12ブランドから26タイトルが提供されているが、これが2024年はさらに増えることになりそうだ
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