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Microsoft Gaming CEO フィル・スペンサー氏“任天堂もしくはValveの買収”について否定

「準備が整い次第、本当の計画を共有する」

9月20日 投稿

 Microsoft GamingのCEOフィル・スペンサー氏は9月20日、自身のX(旧Twitter)にて、流出した「任天堂もしくはValveを買収するかどうか話し合う文書」について「古いものであり、今回のリークについて残念に思っている(意訳)」とのコメントを投稿した。

 「任天堂もしくはValveを買収するかどうか話し合う文書」は、Axios Gamingの記者ステファン・トティロ氏が9月19日、自身のXに投稿したことで大きな話題となっているもの。同氏は、2020年8月のものとしたうえでスペンサー氏とMicrosoftの取締役会が「任天堂もしくはValveを買収するかどうか話し合っていた。同取締役会とスペンサー氏は『機会があれば全面的に支持する』と述べている。一方で、『敵対的な行動は良くないとも考えられる』としている」と投稿した。なお、トティロ氏は投稿したメールについて、「米国連邦取引委員会(FTV)とMicrosoftによる文書の一部として公開されたものであり、無関係な証言録取書に添付されていたものだ」と補足している。

 内容としては、Microsoftのマーケティング部門の最高責任者(CMO)が、スペンサー氏に「任天堂もしくはValveの買収はどうか?」と尋ねているもので、同氏が「敵対的な行動は良くない」など慎重な意見を出しながらも興味を示していることを確認できる。

 スペンサー氏は、一連の内容について冒頭で述べた通り「古いものであり今は状況が変わっているし、今後はもっと面白いことがたくさんある。このような形で仕事が共有されるのは辛い」とコメント。「準備が整い次第、本当の計画を共有する」としている。

フィル・スペンサー氏の投稿
ステファン・トティロ氏によって投稿された文書