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ソフトの売上好調により前年同期比プラスに。任天堂、2023年3月期第2四半期 決算短信を公開

【2023年3月期第2四半期 決算説明資料】

11月8日 公開

 任天堂は11月8日、「2023年3月期第2四半期 決算説明資料」を公開した。

 2022年4月より9月にかけては、売上高が前年比+5.2%の6,569億円、営業利益が+0.2%の2,203億円、経営利益は+36.5%の3,224億円、四半期純利益は+34.1%の2,304億円となった。

 売上総利益としては前年比+5.1%の3,916億円となっているものの、売上総利益率は-0.1ptとなった。これについてはゲーム専用機の売上高に占めるソフトウェア売上高の構成比が上昇したほか、自社ソフト売上高比率の上昇などがあったものの、他モデルに比べて利益率の低いNintendo Switch(有機ELモデル)がハードウェアのラインナップに加わったことや、半導体部品の不足等により部材コストが上昇し、前年同期と同水準になったとしている。

 数値を見てみると自社ソフト売上高比率は74.3%で前年比+3.7pt.となり、デジタル売上高比率は+5.9pt.の51.0%となっているものの、ハード売上高比率に関しては前年期が46.5%であったのに対し41.7%となり-4.8pt.という結果になった。