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「グランツーリスモ7」、「ジャガー XJ220 '92」などの新規車種が登場するアップデートを本日15時より配信

新しいレースやスケープス特集なども追加

【アップデート】

4月27日15時~配信予定

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、プレイステーション 5/プレイステーション 4用リアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ7」において、アップデートを本日4月27日15時より配信する。

 今回のアップデートでは、新規収録車種として「ジャガー XJ220 '92」の他、「メルセデス AMG GT3 '20」、「ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23」、「ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23」が追加。また、ワールドサーキットに新しいレースとして「スーパーフォーミュラ」が追加されるほか、カフェのエクストラメニューも追加される。他にも、スケープスの特集に「ノース・ヨークシャー」と「宮崎」が登場する。

新規収録車種紹介

「ジャガー XJ220 '92」※レジェンドカーで購入可能

【ジャガー XJ220 '92】

 優雅なボディをまとったロードゴーイング版グループCカー。1988年、バーミンガムショーにジャガーが展示したスーパースポーツのプロトタイプは、1991年東京モーターショーで「XJ220」として発表された。「XJ220」という車名は市販車として当時最高の220mph(354km/h)を実現するという意味。ジャガーは「XJ220」の生産を、トム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)との合弁会社であるジャガースポーツに委託した。TWRはジャガーのグループCカーの開発とレース運営を担当してきたレーシングチームでもある。

 プロトタイプのエンジンは自然吸気 V型 12気筒エンジンだったが、東京に現われた「XJ220」はグループCカーとしてサーキットで活躍した「XJR11」の3.5L V型 6気筒ターボへとエンジンを置き換えられていた。シャシーはアルミハニカムとカーボンケブラーのコンポジット構造で、レーシングカーそのもの。車体下面にはグラウンドエフェクトを生み出すアンダーパネルまで組み込まれており、「XJ220」はメカニズム的にはまさにロードゴーイング版グループCカーだった。一方、内装は最高級の素材を使ってジャガーらしい高級車にまとめられていた。

「メルセデス AMG GT3 '20」※ブランドセントラルで購入可能

【メルセデス AMG GT3 '20】

 多くの改良とともにコスト抑制にも配慮したGT3マシン。2014年のパリモーターショーで発表された新型スポーツカー、メルセデス AMG GTをベースに開発されたのが、「メルセデス AMG GT3」。FIA(国際自動車連盟)のホモロゲーション認証を取得したGT3レーシングカーで、2016 年から世界中のモータースポーツシーンで活躍している。

 2019年に発表されたモデルのアップデートバージョンとなる2020年型では、カスタマーレーシングカーとして、さらなるランニングコストの抑制に着目。エンジンの寿命を伸ばすことや、フロントセクションの改良によるラジエターなどの保護を進めることで、GT3のコスト高騰に頭を悩ませるプライベーターたちのニーズに応えている。

 またフロントスプリッターやフロントウィングレット、大型のリアウイングやディフューザーなどを装備することで、エアロダイナミクスも向上。多くのパーツにカーボンファイバーを採用することで、軽量化も追求されている。

「ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23」/「ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23」※それぞれブランドセントラルで購入可能

【ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23】
【ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23】
【「ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23」/「ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23」】

 持続可能なモータースポーツを目指して進化を遂げたスーパーフォーミュラ車両。2023年春、日本のフォーミュラレースの最高峰、スーパーフォーミュラ・シリーズの新型車両「ダラーラ SF23 Super Formula」がデビューした。SF23には、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)の「モータースポーツのサステナブル化」を目的とした新プロジェクト「SUPER FORMULA NEXT 50(SF ネクストゴー)」に基づく新技術がふんだんに取り入れられている。

 2019年から使用されてきた「SF19」のボディをベースにしたこの「SF23」では、従来のカーボン素材と同等の車体剛性や車両重量を維持しながら、そのシャシーに原材料と製造過程でのCO2排出量を約75%抑制したBcomp製バイオコンポジット素材を採用。横浜ゴムから供給されるレーシングタイヤも同様に、サステナブル化に注力され新開発されたもの。天然由来の配合剤やリサイクル素材といった再生可能原料を活用し、原材料全体の約33%をサステナブル素材としながら、従来と同等の性能を実現。この横浜ゴム製「カーボンニュートラル対応レーシングタイヤ」を装着することで、「SUPER FORMULA NEXT 50」で掲げた「カーボンニュートラルに対応したマシン」を具現化した。

 また、「SUPER FORMULA NEXT 50」のもうひとつのテーマ「エンターテインメント性の向上」に向け、エアロダイナミクスの見直しも実施。「SF23」は、これまでより接近戦でドライバーの力を発揮できるつくりとなっている。なお、エンジンはこれまで同様、トヨタとホンダの2メーカーから供給される。

イメージ

ワールドサーキット

 新しいレースとして「スーパーフォーミュラ」が追加される。

カフェ

 新しいエクストラメニューとして、以下のふたつが追加される。

・エクストラメニュー No.20 コレクション「シェルビー」(コレクターズレベル41以上)
・エクストラメニュー No.21 コレクション「アルピーヌ」(コレクターズレベル35以上)

スケープス 特集追加

「ノース・ヨークシャー」

「宮崎」