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ロジクール、ワイヤレスゲーミングイヤホン「G FITS」を4月27日発売

新開発LIGHTFORMテクノロジーで自分だけのカスタムメイドを実現

【ロジクール G FITS】

4月27日発売予定

価格:35,750円(ロジクールオンラインストア価格)

カラー:ブラック、ホワイト

 ロジクールは、ワイヤレスゲーミングイヤホン「G FITS」を4月27日に発売する。本日4月6日より予約開始で、価格はオープンプライス。ロジクールオンラインストアの価格は35,750円。カラーはブラックとホワイトの2色展開。

 2022年1月に発売した「G333」でゲーミングイヤホンの分野に本格参入したロジクールだが、次のステップは、同社が得意とするワイヤレスの分野にいよいよ乗り出していく。

 「G FITS」は、親会社Logitechのグループ子会社Ultimate Ears(UE)が販売しているプロ向けのインイヤーモニターのテクノロジーを採用した同社初となるワイヤレスゲーミングイヤホン。具体的には、UE FITSをベースに、高速無線通信LIGHTSPEEDへの対応など、ゲーミンググレードへの昇華を果たしたモデルとなる。

【G FITS】
【Introducing Logitech G FITS True Wireless Gaming Earbuds】

 音質はUEの助けを借りながら、ワイヤレステクノロジーはLIGHTSPEEDとBluetoothの二刀流。プレイステーション 5をはじめとしたゲーム機や、iPhone、Android等のスマートデバイス、そしてPCと、幅広いデバイスで利用することができる。

 そんな「G FITS」の最大の特徴は、LIGHTFORMと名付けられたイヤーチップ成形テクノロジー。これにより、自身の耳だけに最適化されたカスタムメイドのイヤホンにすることができる。「G FITS」のイヤーチップは、非常に柔らかいシリコンで出来ており、専用アプリの手順を踏みながら耳に装着することで、次第に熱を帯び、わずか60秒ほどで自身の耳に完全にフィットした形で固着する。このカスタムフィットにより、長時間使っても痛くならず、アクティブノイズキャンセリングのようなテクノロジーを使わなくてもしっかりとした防音性が確保される。

【LIGHTFORM】
ちなみにこの写真を見ると光るゲーミングイヤホンだと思ってしまうが、光るのはLIGHTFORM設定時のみ。LEDの機能はない

 このイヤーチップは、XS、M、XLの3サイズが存在し、同梱されているのはMのみとなっているが、サイズが合わない、成形がうまくいかなかったなどの場合は、カスタマーサポートに問い合わせることで対応して貰えるという。消耗したイヤーチップの有償交換も発売後に可能になる予定で、価格は4,950円を予定。

【専用ケース】

 マルチプレイに欠かせないマイクは、G435への採用で話題を集めた“埋め込み式マイク”デュアルビームフォーミングマイクを採用しており、本体側面に開けられた2つの極小の穴からプレーヤーの声だけを拾ってくれる。出っ張りがまったくなく、マイク機能がないかのようなスマートデザインだ。

 気になるバッテリー容量は、LIGHTSPEED使用時で、マイクミュートで7時間、マイクオンで4.5時間。ケース充電でさらに5~8時間分を確保、Bluetooth使用時ではさらに数時間ずつ連続使用時間が延び、充電なしでも1日は使える容量を確保している。

 G HUBの設定は、スマートフォン向けの専用アプリで行うようになっており、PCソフト「G HUB」でも一部設定は可能となっているが、メインはスマホアプリになっており、ロジクールのゲーミングデバイスながらPC不要のデザインとなっている。LIGHTSPEED時のデバイスへの接続は、オーソドックスなUSB-Aを基本に、付属のアダプタを付けることによりUSB-Cにも対応。充電ケースはUSB-Cとなっている。

【スペック】

 「G FITS」は、UEのテクノロジーをベースに、イヤホンとしては大型となる10mmのドライバーユニットを採用。UEならではの高音質と、ロジクールGならではの汎用性の高さを実現しつつ、価格をUEよりググッと落とした魅力的なプロダクトとなっている。ワイヤレスイヤホン環境をゲーミングに導入しようと考えていたゲーマーは、ぜひ早めに予約しておきたいところだ。

【同梱品一覧】