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香川県の「ゲーム条例」に疑問を投げかけるノンフィクション「ルポ ゲーム条例 なぜゲームが狙われるのか」、3月25日に発売

【ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか】

3月25日発売予定

価格:1980円

 河出書房新社は書籍「ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか」を3月25日に発売する。価格は1980円。

 本書は「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」、通称「ゲーム条例」に疑問を投げかける。18歳未満を対象とし、ゲームは1日60分まで、休日は90分までとし、スマートフォンは中学生以下が21時まで、それ以外は22時までとする香川県議会で採決された条例は、様々な疑問を指摘され、極めて不透明なパブリックコメントなど数々の問題を抱えながらも制定された。高松市の高校生はこの条例を基本的人権を侵害しており違憲であると提訴を行ったが、2022年、高松地方裁判所は本条例を合憲と判断、控訴は行われず判決が確定した。

 本書の著者・山下洋平氏はKSB瀬戸内海放送の記者。KSB瀬戸内海放送は、「検証 ゲーム条例」など、ゲーム条例に対し積極的に疑問を投げかけていた。「ルポ ゲーム条例;なぜゲームが狙われるのか」は、不透明な制定過程や科学的根拠に疑問を抱いた報道記者が真相に迫り、地方から民主主義のあり方を問うノンフィクションとなっている。

【報・動・力「検証 ゲーム条例」】