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実写映画「リトル・マーメイド」の最新映像が公開
エリック王子と海の魔女アースラの姿が解禁
2023年2月22日 06:00
- 【リトル・マーメイド】
- 6月9日 公開予定
ウォルト・ディズニー・スタジオは、6月9日より公開を予定している実写映画「リトル・マーメイド」の最新映像を公開した。
1991年に公開されたアニメーション「リトル・マーメイド」(米国は1989年に公開)は、後に「アラジン」、「美女と野獣」の誕生へと続いていく、ディズニーが第二黄金期へと進んでいくきっかけとなった重要な作品。さらに主題歌の「アンダー・ザ・シー」がアカデミー賞歌曲賞を受賞し、当時のディズニー史上最大のヒットとなったことに加え、作曲家のアラン・メンケン氏もアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、ディズニー・アニメーションの新たな歴史の幕開けとなった。
解禁された映像は、ディズニーの大規模なオーディションにより抜擢された新人女優のハリー・ベイリーさんが演じる王女アリエルの美しい歌声から始まる。人間の王国の王子であるエリック王子(演:ジョナ・ハウアー=キングさん)と、海の魔女のアースラ(演:メリッサ・マッカーシーさん)の姿が今回初めて公開された。
映像には、アリエルが色鮮やかな青い海に漂うピンクのクラゲの中を泳ぎ抜け、海の仲間であるカラフルな魚たちとキュートに微笑みあう愛らしいシーンなど、アリエルが海での暮らしを楽しむ様子が映し出される。相反して切なく響き渡る「パート・オブ・ユア・ワールド」が表すように、人間の世界への憧れを募らせていたアリエルは、人間のエリック王子との出会いによって、危険な冒険へと踏み出すのだった。
また、人魚の姿ではなくドレスを纏った人間の姿のアリエルとエリック王子が、互いに手を取り見つめ合う一場面も収められている。さらに最後には、触手を踊らせながら不敵な笑みを浮かべるアースラの姿と不穏な笑い声も。アリエルを待ち受ける壮大な冒険と人間世界への希望を予感させる映像となっている。
「リトル・マーメイド」について
原題:The Little Mermaid
監督:ロブ・マーシャル 音楽:アラン・メンケン&リン=マニュエル・ミランダ
出演:ハリー・ベイリー メリッサ・マッカーシー ジョナ・ハウアー=キング
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
※敬称略
「リトル・マーメイド」は、海の王国に暮らすマーメイドの王女《アリエル》が主人公のミュージカル・ファンタジー。アニメーション版でアリエルは姉妹の中でも最も美しい声を持つ末娘として描かれている。その歌声は人々を魅了したが、美しすぎるがゆえにヴィランから声を奪われてしまうというエピソードにもあるように、キャラクターを表現するに欠かせない要素の1つとなっている。
そんな彼女を実写化するにあたり、ディズニーは大規模なオーディションを実施し、数多くの候補からあの“声”を見事に体現した新人女優ハリー・ベイリーさんを見つけ出したという。2022年に解禁された特別映像で初めて実写版アリエルが登場し、わずかな歌パートながらも圧倒的な歌唱力とカリスマ性を兼ね備えたその歌声に称賛の声があふれた。
エリック王子を演じるジョナ・ハウアー=キングさんは「ベラのワンダフル・ホーム」(19)で注目され、その後映画・ドラマで活躍。今作では、実写版の新たな世界を作りだすミュージカル・ナンバーとして、4つの新曲が新たに書き下ろされることも発表されている。その中にエリック王子の歌唱も入っているのか注目したい。
さらに、“ディズニーヴィランズ”としても人気が高い悪役アースラを演じるのは、「ゴーストバスターズ」(2016年)で知られるメリッサ・マッカーシーさん。「ある女流作家の罪と罰」(18)ではアカデミー主演女優賞にノミネートされるなど実力派の俳優として知られている。アニメーション版では、楽曲のひとつにアースラの歌う「哀れな人々」がある。実写版でも同楽曲が組み込まれるのか、期待が寄せられている。
楽曲
楽曲はアニメーション版に続いて巨匠アラン・メンケン氏が担当、さらに今回はブロードウェイでの活躍をはじめ、「モアナと伝説の海」、「ミラベルと魔法だらけの家」など新たなディズニーの音楽をも担う新進気鋭の鬼才、リン=マニュエル・ミランダ氏が参加。音楽と共に歩んできたディズニーが最強のタッグでウォルト・ディズニー100周年を彩る。
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