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【TGS2022】「東京クロノス」スタジオによるVR最新作「ディスクロニア: CA」体験レポート
未来都市の犯罪捜査アドベンチャーの冒頭をプレイ
2022年9月15日 18:18
- 【DYSCHRONIA: Chronos Alternate 第1章】
- 9月23日 発売予定
- 価格:2,208円(税込)
MyDearestとイザナギゲームズは、東京ゲームショウ2022にて9月23日発売予定のMeta Quest 2版VRノンストップ捜査アクション/シネマチック捜査アドベンチャー「DYSCHRONIA: Chronos Alternate(ディスクロニア: CA)」をプレイアブル出展している。
本作は人が1度文明を失ってから200年後の世界、夢によって守られる楽園、海上都市「アストラム・クローズ」が舞台のアクションアドベンチャー。プレーヤーは“過去を書き換える力”を持つ特別監察官「ハル」を操作しながら、あらゆる場所・人々のなかに隠された謎を解き明かしていく。操作フィールドは現実と夢の2つの世界があり、ときに突然襲い掛かる脅威を切り抜けていくことになる。
今回東京ゲームショウ2022会場で、本作の冒頭部分をプレイすることができた。Meta Quest 2でプレイする本作の魅力、VRならではの操作感などをお伝えしたい。
キャラクターと目線が合うことで主人公であることを実感
今回Meta Quest 2でプレイして、何よりもすごいと感じたのは本作の臨場感にある。ナビゲーターロボット「リリィ」がこちらを見て話すのだが、しっかり目線を合わせてくれる実感が大きい。これはVRならではの体験で、そのおかげでプレーヤー自身が主人公であり、ゲームの世界の中にすっかり入り込んだような気持ちにさせてくれる。
今回体験したのは物語の冒頭部分ということで、主人公が過去の世界に飛ばされていくところから始まる。最初にプレーヤーの目の前に広がった世界は魚のホログラムのようなものが飛び交っている世界だ。あまりにも幻想的な世界で周りをきょろきょろと見回してしまう。
その後、プレーヤーが転送された先は建物も倒壊して火の海に包まれている世界だ。前にいた幻想的で美しい世界と目の前で惨状が広がる世界のギャップには言葉を失ってしまうが、主人公はこの惨状を回避できる力を持っている、というわけだ。
操作は簡単。ストーリーの核心や捜査パートに期待
操作は簡単で、フィールドを走る、しゃがむ、物を拾う、キャラクターに話しかけるなどはタッチコントローラーのスティックやボタン、トリガー1つで簡単に操作できる。また物を掴んだまま、腕をふりながらトリガーを放すと投げることができる。座った状態でプレイしていても、上半身は完全にゲーム内の主人公とリンクしている状態になる。
また、本作の移動はスーッと前に動く感じなので、VR慣れしていないプレーヤーは序盤少し怖いかもしれない。立った状態でスーッと目の前が動くので、人が歩くというよりは車などが動く感じに近い感覚だ。始めは違和感があっても、慣れると視線がブレずに進むのでかなりプレイしやすいと感じた。
今回の体験では冒頭15分程度とストーリーを楽しむには少し短いように感じたが、自分が主人公だと実感できる没入感には期待を持てた。本作は捜査アドベンチャーゲームということなので、ストーリーや捜査パートも非常に楽しみな作品だ。
東京ゲームショウ2022の会場では、Metaブースのほかイザナギゲームス/MyDearestのブースでもMeta Quest 2を体験できる。また、体験版も配信中となっている。