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ディズニーアニメ映画「ウィッシュ」(邦題)、2023年冬公開決定!

ディズニー・アニメーション・スタジオのオリジナル・ミュージカル作品

【映画「ウィッシュ」(邦題)】

2023年冬 全国公開予定

 ディズニー・アニメーション・スタジオが制作するアニメーション映画「ウィッシュ」(邦題)が、2023年冬に日本で公開されることが明らかになった。

 映画「ウイッシュ」はカリフォルニア州アナハイム(現地時間:9月9日)で行なわれたディズニーファンイベント「D23 EXPO」にて発表されたもの。2023年に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーの記念作品として発表された。

 1923年10月16日にウォルト・ディズニーと彼の兄によって設立された、ディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオ。これが今日まで続く、ウォルト・ディズニー・カンパニーのはじまりとなる。ディズニーにとって“アニメーション”は原点にして、まさに真髄といえる。

 ディズニーから100周年を飾る記念作として発表された「ウィッシュ」は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く、100年の歴史の集大成とも言うべき作品となる。

 これまでディズニー作品の主人公たちは強く願う力で道を切り開いてきたが、本作はそんなどの作品の世界より前から存在するファンタジーの世界、どんな“願い”も叶うと言われている“ロサス王国”を舞台にした物語だ。その主人公となるヒロインは17歳のアーシャ。前向きで明るく、リーダーの素質を持ち、王国の人々を大切に思っている彼女は、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、ディズニーの歴史で最も恐ろしい敵と対峙し、立ち上がることを決心する。

ディズニーの原点回帰&さらなる新境地へ! 100年の集大成となる新たな名作が誕生

 解禁されたファーストルックでは、ヒロインのアーシャと相棒となるヤギのヴァレンティノが木に座り、無数の“願い星”が輝く夜空に包まれた王国を、愛おしむように見つめている姿が描かれている。

 今回制作にあたりディズニーでは、ウォルトの初期の長編作を参考に、古典的映画とコンテンポラリーをミックスしたアイディアを取り入れ、タイムレスな水彩画と、3Gアニメーションをブレンドした新たな描き方を開発した。

 本作の監督は、「アナと雪の女王」1、2作目を手掛けたクリス・バック氏と、「アナと雪の女王」や「ズートピア」などのストーリーアーティストを担当したファウン・ヴィーラスンソーン氏。脚本は、クリスと同じく「アナと雪の女王」1、2作を手掛け、現在はディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リーが担当。プロデューサーはこちらも「アナと雪の女王」を手掛けたピーター・デル・ヴェッコ氏と、「ミラベルと魔法だらけの家」や「アナと雪の女王2」を担当したフアン・パブロ・レイジェス氏が務め、レガシーを受け継いできた世代の違うメンバーが初のタッグを組み、ディズニーの総力を結集した渾身の一作を誕生させる。

 100周年を記念する本作について監督のクリスは、「ウォルト・ディズニー・アニメーションの100周年を祝福する映画を作ることができるなんて、本当に特別なことなんだ。この映画はとても独創的。独創的な音楽にキャラクター、そしてストーリー。でも、ウォルト・ディズニー・アニメーションの伝統はしっかり受け継いでいる。ウォルトが世界にもたらしたものや、いかにして僕たちがウォルトにインスパイアされてストーリーテラーになったかという点でね。」とコメント。ウォルトへの敬意を込めて制作したと述べている。

 また、ファウン氏は100周年を飾るタイトルでもある「ウィッシュ」“願い”について「私たちはキャラクターが星に願いをかけるところが大好きなの。私たちは、あれは何なんだろう?と深く考えたのよ。星に願いをかけるというのはどこから来たのだろう?夢を追うというのはどういう意味なのだろう?ってね。」と、本作がこれまでの長いディズニー・アニメーションの歴史から着想を得たことを明かした。

ディズニー100周年記念作品を彩るミュージカルナンバー「More for Us(原題)」を「D23 EXPO」にて披露

 「D23 EXPO」にて、本作のヒロイン・アーシャの声優に「ウエスト・サイド・ストーリー」で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズさんがキャスティングされたことが発表。合わせて、初披露となる劇中歌「More for Us(原題)」を生歌唱した。

 今回お披露目となった楽曲「More for Us(原題)」は、本作のヒロイン「アーシャ」がロサス王国の危機を知った時、星に強く“願い”をかける重要なシーンで歌われる曲。監督のクリスはこの楽曲について「劇中で最初の方に登場する歌の1つで、“願い”について歌った華麗なバラードなんだ。愛する人たちのための“願い”の気持ちがアーシャの中でどんどん強くなっていく様を表現した歌だよ。すごく美しいメッセージだと思う。」と明かしており、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー」や「リトル・マーメイド」の「パート・オブ・ユア・ワールド」などヒロインの心情を表現した数々の楽曲の中でも今回は、強い“願い”が込められた1曲になっている。

 ヒロインの繊細な感情を表現した歌詞が、アカデミー賞女優アリアナ・デボーズさんの芯があり、美しく力強い歌声と共に音楽にのることで、人の心を揺さぶる壮大な仕上がりになっている。

 今回音楽を担当するのは、第60回グラミー賞主要2部門にノミネートし、ジャスティン・ビーバーさん、エド・シーランさんら有名アーティストへの楽曲提供をするなど、世界的ヒット・ソング・ライター兼アーティストとして活躍しているジュリア・マイケルズ氏。

【映画「ウィッシュ」(邦題)】
監督:クリス・バック「アナと雪の女王」・「アナと雪の女王2」、ファウン・ヴィーラスンソーン「アナと雪の女王」・「ズートピア」
脚本:ジェニファー・リー「アナと雪の女王」・「アナと雪の女王2」
音楽:ジュリア・マイケルズ「シュガー・ラッシュ:オンライン」
製作:ピーター・デル・ヴェッコ「アナと雪の女王」・「アナと雪の女王2」、フアン・パブロ・レイジェス「アナと雪の女王2」・「ミラベルと魔法だらけの家」
声の出演:アリアナ・デボーズ(アーシャ役)
原題:WISH
全米公開:2023年11月22日
日本公開:2023年冬
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン