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セガ新作RPG「シン・クロニクル」CBTを経て「大きな規模の改修を検討」

サービス開始時期も見直し

11月11日 発表

 セガは、現在開発中のAndroid/iOS用新作RPG「シン・クロニクル」のクローズドβテストのアンケート結果をまとめたレポートを公開するとともに、プレーヤーから寄せられた意見や感想を受けての総合ディレクター・松永 純氏のメッセージも公開された。

 レポートでは、アンケートの集計結果および参加者の意見や、開発チームからのコメント、また今後の改修・改善項目などが掲載されている。正式リリース開始へ向け、さらなる品質向上に努めていくとしている。

 また、クローズドβテスト感想投稿キャンペーンに参加した人のTwitterアカウント名が“先行探査騎士隊”として公式サイトに掲載されている。

□「シン・クロニクル」クローズドβテストレポート
https://sin-chronicle.sega.jp/cbt/report/

 アンケート結果の一部を紹介すると、正式リリース開始後のプレイ意欲に関しては、回答者の90%から正式版で「プレイの意向がある(不満点の改善を含む)」との評価があったという。また、満足度に関しては、「ストーリー」や「キャラクター」「バトル」など、各項目で大きく差のある評価となった。

 ストーリーや世界観については、ともに80点以上の評価結果となった。寄せられた意見の中には「ストーリーや世界観がかなり好み」、「相反するヒロインがどのような結末を迎えるのかが気になる」などの感想があったという。

 また、「シン・クロニクル」のコンセプトでもある“運命の選択により物語が変化する体験”については、回答者の75%から“期待以上”、“期待通り”といった評価があった。また、アンケートでは多くのプレーヤーが「どちらを選ぶか非常に迷った」という感想が寄せられたという。

 登場キャラクターのグラフィックスについては、93%のプレーヤーから“期待以上”、“期待通り”と評価があったという。また、「どのキャラクターと旅するかによって変わる物語展開」についても、75%の人から「物語が変わることを楽しめた」との評価だったという。

 BGMについては、94%の人から期待以上・期待通りと評価された。「神曲揃い」、「テーマソングは映画音楽なのではというレベルの重厚感」などの意見・感想があったという。

 また同ページでは総合ディレクター・松永 純氏によるメッセージとして、数多くの意見が寄せられたという。これについて、今後「運営イベントの改修」、「重要箇所へのキャラクターボイスの追加」、「ストーリー内容のブラッシュアップ」などを行なうとコメント。大きな規模の改修を検討すると共に、正式リリース時にはメインストーリーの第2章まで開放する予定だという。

 今後、コンセプトとして掲げている“物語体験”の強化など改善を行なうために、「サービス時期の見直しを行なう」と発表。新たなサービス時期の発表については「あまり長くお待たせするつもりはございませんので、近日、全改修項目の説明と共に、スケジュールのほうも発表を行なう予定です」とコメントしている。