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最後の一撃は、せつない。――「ワンダと巨像」は本日で16周年
2021年10月27日 00:00
- 【ワンダと巨像】
- 2021年10月27日 16周年
ソニー・コンピュータエンタテインメントのアクションアドベンチャー「ワンダと巨像」は、発売日となる2005年10月27日より本日で16周年を迎えた。
本作はプレイステーション 2用に発売されたアクションアドベンチャー作品。主人公のワンダが少女の魂を取り戻すため、古の大地に眠る巨像16体の撃破を目指す。UIをできるだけ少なくしたデザインで、移動中のフィールド上ではモンスターなどの敵が出現しない。剣が指し示す場所で待ち構えるボスたちを倒していくという設計で、基本的には移動及び巨像との戦闘のみで構成されている。巨像には様々な種類が存在し、大男のような見た目のものから竜のようなものまで迫力満点の戦いが楽しめる。「最後の一撃は、せつない。」というキャッチコピーも有名なタイトルとなっている。
「ワンダと巨像」はPS2で発売された後、PS3向けにHDリマスター版、PS4ではフルリメイク版が発売されグラフィックスがパワーアップした。
「ワンダと巨像」は、ゲームクリエイターの上田文人氏が手掛けた作品。上田氏はほかの代表作として2001年にはPS2向けに「ICO」、2016年にはPS4向けに「人喰いの大鷲トリコ」というアクションアドベンチャー作品をリリースしている。いずれも、遺跡や自然あふれるロケーションなどが舞台となっており、切なさや温かさが感じられる作品が揃っている。
現在、上田氏をはじめ「ICO」や「ワンダと巨像」の開発に携わるたスタッフが集うゲーム開発チームgenDESIGNは、Epic Gamesと協力し新作タイトルを開発していることを明らかにしている。今後の動きにも注目したい。
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