任天堂、Nintendo Switchの4K対応報道を明確に否定

　任天堂は、BloombergのNintendo Switch 4K対応に関する報道を否定した。現時点では、10月8日に発売を予定しているうNintendo Switch（有機ELモデル）以外に、新しいモデルの計画はないとしている。

　Bloombergの報道では、Nintendo Switch（有機ELモデル）の発表以前から、Nintendo Switchの4K対応の計画があり、一部のゲームメーカーについては、4Kに対応した機材が提供され、すでに4K対応のソフトが開発中であるとしている。

　これに対して、Twitterを介して以下のようなコメントを発表し、報道内容を明確に否定した。

【任天堂のコメント】
投資家のみなさまや、お客さまに正しくご理解いただくためにお伝えします。2021年9月30日（日本時間）の一部報道において、当社が4K対応のNintendo Switchソフトの開発を推進し、そのための開発機材を提供しているかのような趣旨の記事が掲載されましたが、この記事の内容は事実ではありません。なお、既に7月にお伝えしております通り、2021年10月8日に発売するNintendo Switch（有機ELモデル）以外に、新たなモデルの計画はありません。

　任天堂と一部パートナーの間で、4Kを含む様々な試みが行なわれているのは事実だろうし、任天堂の据え置き型ゲーム機がTVへの対応を継続するなら、将来的な4Kへの対応は避けて通れない問題だが、最終的に任天堂がそれを採用するか、いつ採用するかはわからない。部分的なリーク情報を拾って、全体の方向性を断定するような報道は避けるべきではないだろうか。