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「こち亀」新作読切でジャンプに復活! 最新コミックス・201巻も発売決定
4年に1度“オリンピックイヤー”に目覚める男・日暮登場回
2021年7月19日 00:00
- 【こちら葛飾区亀有公園前派出所】
- 新作読切:7月19日 掲載(「週刊少年ジャンプ」)
- ジャンプコミックス201巻:10月4日 発売予定
秋本治氏原作の人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の新作読切が、本日7月19日発売の「週刊少年ジャンプ」33・34合併特大号(集英社刊)に掲載された。同誌にて「こち亀」が掲載されるのは2020年12月21日発売の2021年3・4合併号以来、約半年振り。また、本日発売号にて、最新コミックス201巻が10月4日に発売されることが発表された。
新作読切「お待たせ!日暮の巻」は、センターカラーを含む26ページで掲載。4年に1度のオリンピックイヤーにしか目覚めない名物キャラクターにして、超能力を駆使して事件を解決するエスパー警官「日暮熟睡男(ひぐらし ねるお)」巡査が登場するエピソードとなっている。
日暮は、1年前の同誌2020年33・34合併号(2020年7月20日発売)に掲載された「日暮……登場?の巻」に登場。東京オリンピック開催延期の説明を面倒に思った両津勘吉たちにごまかされて、昨年2020年は起きるのを1年遅らせることになった。今回の新作読切では、そんな“5年振り”の登場となる彼が行方不明になったとして、絵崎教授も登場する日暮探しのエピソードが描かれる。
さらに、情報紹介コーナー「亀スポ <号外>」では、ファン待望のジャンプコミックス最新巻・201巻が10月4日発売予定と発表。2016年9月17日に発売された“最終巻”200巻より約5年振りの登場となり、今年7月5日に「こち亀」を超え「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録を更新した、さいとう・たかを氏原作の漫画「ゴルゴ13」の201巻に並ぶこととなる。
最新巻の収録エピソードには今回の新作読切をはじめ、「こち亀展」の会場でしか読めなかった物語など、全てジャンプコミックス初収録のエピソードが収められる。収録内容は以下の通り。
- 「復活!両さん亀有に帰って来た!の巻」
(「週刊少年ジャンプ」2017年42号に掲載) - 「おめでとう50周年!の巻」
(「週刊少年ジャンプ」2018年33号に掲載) - 「Vチューバ―大作戦の巻」、「両さんウォーク!!の巻」、「今年も元気だぜ!の巻」
(「平成こち亀」3年1-6月、同7年1-6月、同13年1-6月に掲載) - 「こちら葛飾区亀有公園前派出所特別編」
(「週刊少年ジャンプ」2020年3号に掲載) - 「おーい!元気でいるか!の巻」
(「週刊少年ジャンプ」2021年3・4合併号に掲載) - 「40周年の日暮はどこだ!?の巻」、「日暮……登場?の巻」
(「こち亀ジャンプ」、「週刊少年ジャンプ」2020年33・34合併号に掲載) - 「お待たせ!日暮の巻」
(「週刊少年ジャンプ」2021年33・34合併特大号に掲載) - 「想い出の巻」
(2016年~2018年「こち亀展」にて展示)
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、なによりもお金儲けが大好き、その一方で義理人情に厚いという型破りな警察官・両津勘吉が、個性豊かなキャラクターたちと繰り広げる騒動を描いたギャグ漫画。「こち亀」の略称で親しまれ、「週刊少年ジャンプ」にて1976年より2016年までの約40年に渡り長期連載された。2021年7月現在までのコミックスは全200巻に及ぶ。
©秋本治・アトリエびーだま/集英社