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和風ホラー「零 ~濡鴉ノ巫女~」がPS5やPCなど複数のプラットフォーム向けにも登場決定!

ティザートレーラーも公開

2021年 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:審査予定

 コーエーテクモゲームスは、2021年に発売を予定している和風ホラーアドベンチャーゲーム「零 ~濡鴉ノ巫女~(ぜろ ~ぬれがらすのみこ~)」の対応機種を公開した。対応機種はプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)で、価格は未定。PS5/Xbox X|S/Xbox One/PC(Steam)はダウンロード版のみ販売される。

 本作は、2014年に発売されたWii U用「零 ~濡鴉ノ巫女~」のグラフィックスを現世代機に合わせてアップグレードしたリマスター版。マルチプラットフォームで幅広く展開するほか、新コスチュームの追加やキャラクターや霊を配置し、ポーズを指定した撮影が楽しめる「フォトモード」が追加される。

【2021年発売「零 ~濡鴉ノ巫女~」ティザートレーラー】

リマスター版の特徴

 リマスター版では、現世代機で楽しめるよう、いくつかの変更が加えられる。

「フォトモード」の追加

 キャラクターや霊にポーズをつけて配置し、画面写真を撮影できる「フォトモード」を実装。ゲーム内で怖かった場所で、思い思いのシチュエーションを作り上げることができる。

キャラクターコスチュームの追加

 オリジナル版から一部のコスチュームのラインナップを変更し、新たに夕莉や深羽、蓮の衣装が用意される。キャラクターの衣装を着せ替えることで、違った雰囲気での探索が楽しめる。

グラフィックスの最適化

 リマスター版では、プラットフォームに合わせでグラフィックスを高解像度化。懐中電灯や水の表現の向上でよりリアルになったことで、迫りくる恐怖をさらに身近に体験することができる。

「零 ~濡鴉ノ巫女~」について

 「零」シリーズの第1作目となるPS2用「零~zero~」は、2001年12月13日にテクモ(現コーエーテクモゲームス)より発売された。「零~zero~」は、「射影機(しゃえいき)」というカメラを使って実体のない幽霊達と戦う和風ホラーアドベンチャーゲーム。

 「零 ~濡鴉ノ巫女~」は「零」シリーズ5作目のタイトルであり、映画や小説、漫画など多数のメディアミックス展開も行なわれた。シリーズ20周年の節目となる今年、アップデートされた美しいグラフィックスで、恐怖がふたたび蘇る。

【物語】

「日上山(ひかみやま)」はかつて霊場として崇められ、
その周辺には特殊な信仰が伝えられていた。
この山では、「水」を御神体とし、
「人は水から生まれ、水へ還る」という、
輪廻(りんね)の教えがあった。

その為、この山には「死を迎える者」が訪れ、
この山の水に触れて最期を迎えることで、
正しく命を終えることができると信じられていた。
また、特異な儀式や風習が残っているとされ、
陰惨な事件や不思議な出来事があった事も
多数報告されている。

物語は、霊山と呼ばれる「日上山」を舞台に
不来方 夕莉(こずかた ゆうり)、
放生 蓮(ほうじょう れん)、
雛咲 深羽(ひなさき みう)の
3人によって織り成される怪異幻想譚である。

ゲームの内容

 本作の操作キャラクターたちは、死の山として畏れられている「日上山」にとらわれ消えてしまった人々や物を探し出すため、様々な場所を探索することになる。懐中電灯の僅かな光と、ありえないものを写すカメラ「射影機」を頼りに、次々と襲い掛かってくる幽霊たちを撃退していく。それぞれの思いを持って探索を進める中、紐解かれていく謎の先に待ち受ける結末とは――。

射影機

 撮影することで怨霊を撃退し、封じ込める力を持つという古いカメラ「射影機」は、本作に欠かすことのできない重要なアイテム。強化レンズを装備したりフィルムを交換したりすることによって、強力な撮影を行なうことができるようになる。

 怨霊を撮影した際に弾け飛ぶかけら「霊片(れいへん)」や、怨霊が間近に迫った時などに発生する「フェイタルフレーム」を撮影すると、怨霊に大きなダメージを与えることができる。また、「目に見えないもの」を写し出し、失くしたものを探す手がかりを得られることもあるので、探索や謎の解明においても大きな役割を担っている。

影見(かげみ)

 影見は、日上山の周辺地域にのみ伝わる、消えた人や物が遺した「寄香(よすが)」と呼ばれる手がかりに触れると、過去の影「残影(ざんえい)」を感じることができるという特殊な力。白く浮かび上がる「残影」を辿りながら、消えてしまった人を追い、謎を紐解いていくことになる。

看取り(みとり)

 看取りは、怨霊が消滅しかけている時などにその姿に触れることで、怨霊たちがなぜ命を絶ったのか知ることができる能力。探索中に気になるものに触れようとして、幽霊に触れられてしまう場面もあるかもしれない。