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「ウマ娘」、アクティブユーザー数は尻尾上がりに週間200万人突破

10代男女と20代女性のユーザー層が増加傾向に

4月20日 発表

 ゲームエイジ総研は4月20日、Android/iOS/PC用育成シミュレーションゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」に関する調査レポートを発表した。

 国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行なっているゲームエイジ総研。今回は、2月17日より配信が開始されてからSNS上で大きく話題になっている「ウマ娘 プリティーダービー」の調査レポートが公開された。

【ウマ娘 プリティーダービー】
データの概要

利用データ:iGage データ
iGage データ:2月22日週〜3月22日週の期間のデータ
利用データ:プレイ経験者調査
調査手法:インターネット調査
調時期:4月
サンプル数:N=156

アクティブユーザーは若年層を獲得しながら増加

 「ウマ娘 プリティーダービー」のアクティブユーザーは、配信初週が89.53万人。週を追うごとにアクティブユーザーが増加し、配信開始1カ月後となる3月22日の週では、初週に比べて約2.3倍の206.01万人となっている。

【Weeklyアクティブユーザーの推移】

 ユーザー構成は20代男性が最も多く、全体の約4割を占めている。なお、配信1週目のユーザー男女比は95:5だったのに対し、直近の1週間では88:12と女性の割合が上がっている。また、初週と比べて直近の1週間では、男性の30代と40代が減少傾向で、10代男女と20代女性が増加傾向となっている。

【ユーザー構成】

平均プレイ時間は1日133分!

 本作のプレイ時間は、64.7%が毎日1時間以上プレイしており、平均時間は133分となっている。なお、アプリゲーム全体のプレイ平均時間は87.1分。本作のプレイ時間は比較的長いことがわかる。

【プレイ時間】
【ゲーム占有率】

「NieR Re[in]carnation」から3.61万人が流入

 流入元タイトルとして最も多かったのは、「NieR Re[in]carnation」の3.61万人。続いて、「雀魂‐じゃんたま‐」が3.03万人、「ブルーアーカイブ」が2.98万人となっている。

 一方、同時にプレイしているアプリゲームの最新週ランキングは、1位が「Fate/Grand Order」で20.4%。2位は「パズル&ドラゴンズ」、3位は「モンスターストライク」という結果となった。また、ゲームアプリ以外では「Twitter」の利用が78.0%となっており、全アプリ平均の45.1%と比較して、非常に高い利用率となっている。

「ウマ娘 プリティーダービー」へ流入した元のタイトル
最新週:同時プレイゲームアプリTOP5

細かな育成要素やキャラクターが本作の魅力

 本作の最も魅力を感じたポイントとして、「ウマ娘たちの育成要素」と35.9%が回答している。また、可愛いキャラクターを育成できるのが楽しいというコメントも見られた。

 次いで、「それぞれのキャラクターのビジュアル・ボイス」は 25.0%のユーザーが魅力ポイントだと回答。ビジュアル・ボイスに関しては、女性や若年層で魅力ポイントとしてあげられた傾向が見られた。

 なお、アニメの視聴有無は、プレイ経験者の55.1%という結果となった。

最も魅力を感じたポイント
アニメの視聴有無